こんばんは、しまじんぐです!
突然ですが、「カメラの話書くわー!」つって約束したんで、大した知識も無いくせに書きます!
第1回のテーマは「
ボカそう!」です。(第2回以降があるかは不明)
カメラのことはよく分からんけど取りあえず周りをボカしときゃ「一眼っぽい画」になるんだよ!ってことなんで、比較的ポピュラーなボカし方を書いときます。試してみて下さい。
※今回はコンデジではなく、一眼レフかミラーレス一眼向けの話です。ごんめ!
①絞り優先モード(Avモード)で撮る!~F値を小さくしてみよう~
普段はオートモードで撮ってる方も、一度Avモードで「絞り」を調整してみるとボケ具合が変わって面白いと思います。

こんなふうにAvとかAって書いてあるのが絞り優先モードです。
そもそも「絞りって何?」って話ですが、「絞り」とは、簡単に言うと「
レンズの開き具合」です。
絞りのイメージ図。Wikipediaより引用。右に行くほど絞りが閉じている。
実はカメラの中には上図のような絞りが入ってまして、これの開き具合を調整するだけで、驚くほどボケ具合が変わるんです。
この絞りが
開いてる方が「ボケる」ようになり、
閉じている方が「シャープ」になります。
(「視力の悪い人が目を細める(絞る)と物がシャープに見える」のと似ていますね。)
どのくらい違うの?ってことで、実際に写真を見てみましょう。
↓まず絞りが開いてる写真。
F2.8(絞りが開いてる)
↓続いて絞りが閉じている写真。
F20(かなり絞りを閉じている)
まぁどっちが良いかは別として、F値が小さい方がよくボケてて一眼っぽい画になっていることが分かると思います。
つまり
ボカしたければF値を小さく(絞りを開く)しろ!ということなんですね。
因みに今回オススメした「
絞り優先(Av:Aperture value)モード」っていうのは、絞りを自分で決めておけば、あとのシャッタースピード等の設定はカメラが決めてくれる便利なモードです。
「細かい設定なんてわからないよ!」って人にもオススメなのです。
勿論スポーツシーンやナイトシーンではシャッタスピードも重要なのでこのモードばかりは使えませんが、昼間だと非常に便利です。
同じ写真でもカメラの設定をちょっと弄るだけでボケ味が随分変わってきますので、ぜひ一度F値を限界まで下げて写真を撮ってみてください!
②望遠で撮る
次からは撮り方の話になってきます。
望遠気味に撮った方が車の形が綺麗に映るっていう話は
以前書きました(ログはない)が、ボケに関してもやっぱり望遠が有利なんです。
以下の通り。(どちらもF値は5.6で固定)
40mmくらいで撮った
135mmでちょっと離れて撮った
被写体の大きさはどちらも同じですが、離れて望遠気味に撮った方が背景が良くボケています。
ですのでボカシたい場合は、
とにかく望遠で撮ると良いと思います。
望遠にすることで画面から被写体がはみ出す場合は少し離れて撮りましょう。
ついでに以前のとめちゃんのツラの写真。

奥の背景も手前のガンダム(?)も結構ボケています。
これも一見数十センチの距離で撮ってそうに見えますが、実は数メートル離れて望遠気味に撮っています。
③マクロで撮る
同じように撮り方の話ですが、被写体にグッと近寄った状態で撮っても背景がボケます。これはコンデジやケータイでも可能ですね。
今回は試しにケータイで撮ってみました。
ケータイで1mの距離から撮った。
ケータイで20cmの距離から撮った。

コンデジや一眼ならもっと綺麗に背景がボケると思います。
④遠くの背景を入れる
これはちょっと構図の話になるのですが、当然遠くにあるもののほうが良くボケるので、同じ物を撮る場合でも遠景を入れてボカせばグッと被写体が映えます。
普通の視点で撮るとこうだけど…
ちょっとしゃがんで視点を変えるだけで…
視点を変えるだけで普段僕らが見てる景色とはグッと変わりますが、特に映り込む背景が遠ければ遠いほど良くボケるので、
視点を下げるのが有効でしょう。
僕が寝っ転がって撮る理由の一つは、ローアングルで撮ることで「遠くの背景を入れたいから」です。
(カッコイイからってのも大きいけど。)
⑤近くの物を入れる
さっきの逆パターンです。
被写体より手前に物があると「邪魔だ!」つって払いのけたくなるんですけど、それをボカして写し込むと意外と良くなったり。
これとか。
これとか。

個人的にお気に入りなのが、ポッキリさんの
このフォトアルバムの一枚目の写真。このイメージを真似て撮ったのが上の写真です。
⑥被写体をボカす
ちょっと高度なテクニックだけど、別のテーマにピントを合わせ、メインとなるものをボカす手もあります。

ちょっと良い場面が無かったんでこんな画で申し訳ないですが、多分見てる人の視線は、うんこからcubeへと動くはず。
そこにうんこがあることによって、cubeの存在感が増してる気もします。
まぁうんこなんでアレですけど、今の季節だったら真っ青に萌える桜の葉なんかを手前に入れてピントを合わせ、車を奥に置いてボカしても良いかもしれませんね。
まとめ
はい、以上取りあえずボカシとけ!って話でした。
まぁググったら出てくるようなことばかりの取りまとめなんですが、一応ボカし方にも色々あるんで、意識しながら撮るだけで随分と変わってくると思います。
お暇なときにトライしてみて下さい。
因みに良く聞く「単焦点レンズ」。
これはズーム機能を省いてでも「絞りを開くことを優先」させたレンズです。
こんなレンズが10万円以上で売れてるわけですから、絞りを開けることがいかに大きな影響を与えるか窺い知れるってもんですね。
まぁちょっと今回は一眼レフorミラーレス限定の話になっちゃって申し訳なかったんですが、最近はその
ミラーレスも2~3万から買える時代みたいですので、興味が湧いたらぜひ家電屋さんで見てみて下さい。
もし次回があるならコンデジでも出来る、「LED装飾を綺麗に撮りたい」をアップしたいなぁと思いつつ、終わります。
まったね~!
Posted at 2013/05/29 20:56:32 | |
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