その①はこちら。
こんばんは!わしです。
どうやら最近カメラを購入した方が多いようなので、久々にカメラの話を書いてみようと思います!
ラグーナは夜もきれいなので、今回は
夜間撮影時に僕が意識していることをテーマに書いてみます!
基本的なことなので既にご存知の方も多いと思いますが、今回も初心者向けということでよろしくお願いします(^^)
☆手ブレを防ぐ
夜間撮影での最大の敵は、皆さんもご存知の手ブレですね。
まずはその対策方法を幾つか書いてみます。
▶三脚を使う
もうこれは言うまでもないですよね。
カメラの重さに対して三脚の足が細すぎると簡単にブレたり倒れたりしてしまうので、カメラに合った三脚を選びましょう。

なお、三脚を使う場合は
手ぶれ補正はオフにするのが正解です。
(三脚の選び方は
以前書いたレビューを参考にしてね。)
▶タイマー撮影を使う
ブレる瞬間というのはシャッターを押す瞬間が殆ど。
リモコンがあるなら使えば良いのですが、無くても
シャッターを押してから2秒後に撮影する設定にしておくだけで手ブレを解消できます。
カメラのこんなマークのところで設定してください。

三脚の"しなり"や"揺れ"も2秒あればだいたい収まるかと思います。
▶マニュアルフォーカスでピントを合わせる
続いてピントの話。
暗い場所ではどうしてもオートフォーカスが弱いんですよね。
そこで、比較的ゆっくりピントを合わられることの多い夜間撮影では、マニュアルフォーカスが良いです。
コツを言うと、ファインダーを使わず
液晶で、ピントを合わせたい部分を拡大してからピントを合わせるとドンピシャリンコです。

↑これより

↑こっちの方がよりシビアに合わせられる。
ファインダーより液晶の方が、ミラーの跳ね上げがないのでブレにくいという利点もあります。
☆画質を上げる
手ブレが収まったところで、続いて画質を上げる為の設定を書いておきます。
昼間だとあまり意識しない部分も夜だと重要になる場合もありますよ!
▶ISO感度を下げるISO感度ってのは、暗い時に画質を下げる(ザラザラした感じになる)代わりに手ブレを防ぐ機能です。
しかし上記の方法で撮れば手ブレしないので、わざわざISOを上げる必要はありません。

以前アップした写真そのままなんですが、ISOの設定でかなり画質が変わるのでやはり
ISOは低ければ低いほどよいです。
今までISOオートで撮ってた方にはぜひ一度下げて撮影してみてもらいたいところですね。
シャッター速度が遅くなるのでブレやすくはなりますが、拡大表示したらその差は歴然ですよ!
▶ホワイトバランスを色々試す
昼間のホワイトバランスと違い、夜間撮影のWBは、
「写真の表現作り」として使えるように思います。
温かい感じから寒い感じまでかなり自由に表現できるので、表現に迷ったらイジってみると良いですね。

↑「オートホワイトバランス」

↑「白熱電球」

↑「曇り」
全部同じ状態で、ホワイトバランスだけでここまで変わります。
基本的には「
日陰・曇り=黄色っぽい色」、「
白熱電球・蛍光灯=青白っぽい色」に仕上がります。
他にも、
撮りたいものを撮りたい色で撮れない場合もここを疑ってみると良いと思います。
▶絞りの値を変えてみる
昼間だと「絞り=ボケ具合」なんですが、夜だとそれに加えて「光の写り方」が変わってきます。
例えば下記画像のように背景に光源がある場合、他が暗いので丸い光だけが背景に映り込みます。
このような光源は、
絞りを開くほど光が大きく柔らかくなり、閉じるほど小さくなります。

↑f/2.8で撮影。

↑f/5.6で撮影。ちょっと光芒(光のトゲトゲ)も出てる。
もちろんどのくらいボケた方が良いかはケースバイケースなので、これも色々試してみると良いと思います。
因みに、
夜の整列写真の場合は昼間と違い、あまりボカし過ぎると「ただピントがズレてしまってる感じ」になってしまうので、昼間より絞り気味で撮る方が良いかもしれません!

いやこれはさすがにここまで暗いと絞りどうこうの問題では無いですけど、遠くのクルマになるほどただボケているだけになってしまいます。
☆まとめ
今回書いたことは基本的なことばかりですが、特に手ブレ制御とISOの設定は非常に重要だと思います。
いきなりでは難しいので、一度撮影前に設定方法などを調べておくと良いかもしれませんね(^^)
あ!
因みにこれは夜間撮影用の話なので、昼間撮影する場合は設定を戻すのを忘れないようにしてくださいねw
それではみんなで沢山撮りましょう!
楽しみにしています!

Posted at 2014/05/21 23:16:20 | |
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