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今朝、イギリスの親戚。ダイアナおばさんが到着。

少し前より来日し、横浜の友達宅にいたらしい…
その後、和歌山を目指すも台風の影響で昨日は大阪で足止め。
それで今朝和歌山入りしたとの事。

午前中は僕の両親が住む離れで過ごしていましたが、午後からは僕が和歌山を案内する事になりました。

母親、『晩御飯を皆で一緒に食べるからね、用意せんなんやろ！』『あんた、和歌山を案内しておいで』

僕、『え、ダイアナさん日本語出来んやん！』『僕、英語アカンやん！』

母親、『そんなん、なんとか考えなぁ！』『それから、ダイアナさん横浜で凄い花火を高層マンションから見せてもらったらしいで、それに敗けへんインパクトのあるとこ考えなぁ！』

相変わらずの、むちゃくちゃな指示(-""-;)

僕、『そんなん、無理やて！』

嫁の次に母親が怖いから、よう言わんけど(/o＼)


とにかく、なんとか考えます…頭を捻って…

なんとか一つ、捻り出したので、ダイアナさんに聞いてみる。

僕(翻訳アプリ経由)『ダイアナさん、醤油の蔵見に行く？』

ダイアナさん(多分こんな感じと思う)『面白そう』

僕(翻訳アプリ経由)『醤油は和歌山が発祥やで！』

ダイアナさん、『行こう！』

そんなこんなで、いざ醤油発祥の地　湯浅へ！


湯浅近辺には、醤油の蔵が数軒あります。
どうせならば、一番古く歴史があり昔ながらの製法を守る蔵が良いですよね！



ですが、蔵の見学は事前予約が基本。
いきなりは…ちょっとマズイかも？

ところが、お店に行きますと蔵の主人がおりましたので。

チャンス！

ダイアナさんを主人に紹介してみます！

僕たちは親戚である事。共通の先祖に和歌山からチェコに渡った人がいる事。

ダイアナさんは自分のルーツを求めて来日してる事。

それから、和歌山を紹介する上で醤油は外せない事。醤油本来の製法で作った醤油を求めている事。

主人の蔵で作った醤油を持ち帰って欲しい事が僕の願い！


思いは通じました！


主人、『折角なので、資料館ではなく蔵の中を案内しましょう！案内人をつけます、どうぞ見ていって下さい』

これは素晴らしい！なかなか出来ない経験。

ダイアナさんも興奮していました！

え、写真は？

遠慮しました、何故なら特別に見せてもらった事なので…すんません。

それから、近くの醤油発祥の興国寺を参拝。




翻訳アプリに助けられた１日でした、疲れた(／。＼)

横浜の花火？

いやいや、いいんじゃない。

ダイアナさん楽しそうだったし、いい経験出来たって言ってたし(*^^*)

今頃、ダイアナさんが母親に今日の話をしているでしょう！

僕の親戚には、少数ですがちょっと変わった人がいます。

何かこう、周囲との調和よりも自分の信じた道を突き進むことを選ぶ。

明治時代、二十歳でチェコ人技師と結婚しチェコへ渡った紀州藩士の娘、竹本福。

彼女の息子の孫が、イギリスに暮らしておりまして名を…確かダイアナさんと記憶。



この写真は彼女が、竹本福の子孫を訪ね和歌山に来たときのもの。(地元紙の記事になりました)

さて、問題はここから…

庭先で金魚の龜を掃除していたら、うちの母親（←竹本福の姉の曾孫)が来て、

『久しぶりにパソコン開いたらイギリスからメールが来ていて、ダイアナさんがうちに泊まりに来るみたい。』

『私ら離れで住んでるやろ、狭いやん！　母屋のあんた所に泊めてあげて♪』




僕、困ります…

英語アカンし、ダイアナさん日本語アカンし…

それに、嫁にこんな話ようせん(-""-;)



誰か助けて…逃げたい…

先週の話ですが…

子供たちの夏休みの自由研究ってヤツのネタ造り。

非常に複雑な地層の岬にある、名もない浜辺。

色とりどりのきれいな小石がありまして、コイツを自由研究のネタにしようと！

早朝より出港。





この岬、地層の世界では有名らしく資料を見つけましたので。



浜辺はこんな感じです、きれいでしょ！



集めた色とりどりの小石。



この岬を海から観察しますと、地層の境目がこんなにくっきり！



一生懸命拾った小石は嫁が持つナイロン袋の中へ。



では、撤収！

『僕が押さえているから、みんな乗って！』

そんで、乗った瞬間に「ひっくり返し」

お約束！ですよね(*^^*)



この時点では…みんな楽しく過ごしていました…

で、カヤックを車に載っけて、荷物を積んで、着替えて…

僕、『嫁さん、拾った小石どこ？』

嫁、『え、知らんで、カヤックに積んだやん！』

嫁、『あ、ふざけてカヤックひっくり返した時に海へ落としたんちゃうん(-""-;)』




やってもーた、(°Д°)

僕、『すみません』

嫁、『ものすごいショック！』

僕、『ごめんなさいって言ってるやろ！』

僕、『今日は疲れてるから、もう帰る！ ええよ、来週一人でもう一度行くから!!』

嫁、『台風来たらどうすんの、もうせっかく一生懸命拾ったのに！』


僕、『うるさいな!! 台風来ても行ったるわい!!』



皆さん、ニュース等でご存知と思います。

本当に台風が来やがった(°Д°)