皆川亮二先生のピースメーカーです。
今年完結しましたが。
単行本買って読んでます。
皆川作品、好きなんです。
皆川亮二先生といえば、
スプリガンやアームズといった作品が有名です。
作品数は少ないものの、その圧倒的な画力や構成、安定のキャラとこれまた安定のテンポのよい読みやすいストーリー展開が魅力ですね。
D-LIVEなんかは基本短編(確実にアニメにらんでいる構成ですね。30分番組にちょうどぴったりです)で、最終ストーリー意外は、割とどこから読んでも大丈夫です。
で、やはり魅力は、わかっちゃいるけど引き込まれる、
その他の漫画アニメの厨二病なんてレベルではない
重度の厨二病の世界です。
基本少年誌(主にサンデー)の掲載なんで、
もう、リアル中学生には堪らん設定なわけですよ!
やはり、一番アレなのは、
アームズの
「力が欲しいか・・・ならくれてやる!」
とか、
D-LIVEの「
お前に生命を吹き込んでやる! お前に魂があるなら答えろ!」
もうね、気持ちいいくらいの厨二病の世界なんですよ。
秘密結社やら、陰謀やら、なんやらかんやら。
で、今回のピースメーカーは、ガンマンの早撃ちの世界の話。
決闘と書いてデュエルと読みます。
それに出る銃士をデュエリストと・・・
主人公のお父さんは、無慈悲な天使って言われていた天才ガンマン・・・
スポットバーストシュートとか、もう、技の名前だけでおなかいっぱいです。
ちなみに、途中で主人公が変わります。
2部からは、1部では子供だった、少女ニコラが主人公になりますね。
画像の8巻では表紙のようにニコラちゃんが飛び回り活躍します。
また、このニコラちゃんが可愛いのです(ってそこかい!)
所謂、萌え的な、いかにもあざといものではなく、
このキャラが本当に生き生き描かれています。
近年まれに見る、いいヒロインだと思います。
お肉食べながら立ち回りですよ~。
皆川作品はいろいろテーマがマニアックなところがあるので、
いまいちメジャーにはなりきれないところがありますが、
羽田モノレールや、普通の工事現場にある重機、常磐線でハードボイルドな話を書ける人はそういません。
ちなみに、皆川作品を読めば判りますが、
一番カッコいいのは、稲垣さんです!
※右でびっくりしているほうです。
稲垣さん、F91でビルギットさん好きな人にはたまりませんよ!
Posted at 2016/09/06 08:59:38 | |
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