正月休みを使って固定機のバックライトをLEDに交換しました。
機種は、IC-275、375、575、1275
この75系はフロントパネルの裏がシールド板で覆われているので結構面倒ですが、過去にランプを交換したことがあるのでできなくはないかなと。
パネルをバラバラにすれば作業性はよいのですが時間がかかるので必要最小限のコネクターを外し狭い中での作業。神経使います。
いらない電球を外し、用意しておいたLEDを半田付け。
4機種とも作りは同じなので同じように交換。
バックライトは4機種ともうまく交換できましたが、IC-1275だけロータリーエンコーダーの不良で周波数が動かなくなっていたので延長戦です。
以前も修理を試みてましたがデジタルトランジスタの種類を間違えていて失敗。
今回オークションで廃盤のRN1204が手に入ったので改めての修理です。
前回付けたフォトダイオードも新しいものに交換。
今度はすんなり動いてくれました。これで終わりのはずでしたが・・・
すべてLEDに交換してみて思いましたが、高輝度LEDじゃなくてもよかったかな?くらい明るくなりました。
ディマー調整用のボリュームを回してもある部分で気持ち暗くなる程度の変化です。
左が元のランプ。右がLED。
まぁ、全部LEDにしてしまえば違和感ないですけどね。
でもって綺麗に光ってるディスプレイをしばらく眺めていたんですが・・・
何の気なしにIC-275を触ったらめちゃくちゃ熱くなっていて速電源OFFに。
ヒートシンクが触れないくらい熱くなってました。
とりあえず熱を冷ましてバラバラにして電源ON。
どうやら熱くなってるのはファイナルっぽい。
調べていくとリグの電源関係なしに熱くなっていきます。(安定化電源入れただけで)
古い機種だからファイナル飛んだかなあ、とも思いましたがパワーを測るとちゃんと50W出ています。
とりあえずファイナルは逝ってないっぽい。と思いながら眺めていると、
何か繋ぎがおかしくね!?
ファイナル交換した人の記事やSC1013のデータシートを見てもこんな繋ぎじゃないな?
と思い正規であろう繋ぎに直してみたら熱は収まりました。
交換した人の記事では、左から2番目と4番目に13.8V(電源入力)3番目が送信時8V程度入力だったか出力?と書いてあったので2と3が入れ替わってるってことはずーっと入りっぱなし?になってたのかな。しかもわざわざジョイントまでして???
2番目と4番目のピン、直す前は12.5V程度しかなかったのが正規に戻したらちゃんと13.8V近くになりました。
このリグは20年くらい前に一回メーカー修理に出したことがありますがそのときにこうなったのか、左に写っているメインユニットまでの同軸もパワーユニットの蓋に挟まって潰れてるわ。幸い同軸は断線してませんでしたが、全くもってお粗末な話です。
今回たまたま気づいたからよかったものの気づかなかったら電源入れるたびにあっちっちになってました。
普段はモービル機と受信機が繋がっている安定化電源だけで固定機の方の安定化電源は入れる回数少なかったからリグが無事だったのは不幸中の幸いだったかな。
上に乗っかてるIC-575の足のゴムが他に比べると茶色く変色してたのはこのせいだったんですねー。きっと。
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2020/01/06 23:14:23