
人生においては、色々な節目があります。
今日は、恩師の「その日」でした。
某大学の名誉教授。
今年9月で70歳になられました。
でも、そんなお歳に見えない、いつでもお上品で若々しく、かわいらしい先生です。
2台のピアノでの、デュオステージではありましたが、
4人での連弾あり、ナレーションあり、鳥の鳴き声(リコーダー)あり、手拍子あり・・・
色々な工夫のされた、美しく、迫力ある、楽しい演奏会でした。
ピアノは楽器の王様と言われていますが、2台ともなると、その威力は2倍。
オーケストラ?!と思わせるほどの、多彩な音色とボリュームに、改めて惚れ惚れしながら聴いていました。
中でも、サン・サーンスの「動物の謝肉祭」からの「白鳥」のなんと美しかったこと!!
何とも言えず優しく美しい音色と響きに、ほわ~っと体全体が包まれて、とてもとても心地よいひと時でした。
音に包まれる気持ちよさ(*^_^*)ったら。
エアくんでも包まれてますけどね。(^^)
やっぱり生の音にはかないません。(;_;)感涙;
・・・話が戻りますが、体調万全ではなかった先生の演奏は、多少心配になる瞬間がありました。が、先生らしい美しく素直に響く音を聴きながら・・・
「学生時代は先生のことをよく‘お母さん’と言い間違ったなぁ(^^ゞ」とか
「一番大事な本番前でお手紙くださって感激したなぁ、頑張れたなぁ」とか
「先生の言う事に納得いかなくて、生意気にも自分の意見を通すような演奏した時あったなぁ」とか・・・
いつも私に優しく丁寧に教えてくださった先生との今までのことが一杯頭をよぎって、1人号泣しそうでした(ToT)
さすがにそれはできないので、ガマンしましたけどね。
同じ高校の先輩でもある先生とはずっと今でも、メールのやり取りや連絡取ってお世話にもなっています。振り返れば 先生との出会いは、私の人生を変えたとも言える、私にとっての「節目」でもありました。
そんなことを思い返しながら、私も先生のように、いくつになっても好きなピアノの弾ける人でありたいと思ったのでした。(^^)
先生、長い間の演奏活動、本当にお疲れ様でした。
ご主人のお世話を第一に考え、ご自分の身の引き際を考えられた先生のこと、
今までも、これからも尊敬しています。
お体をくれぐれもお大事に、ご無理なさらずにゆったりとご主人とお過ごしください。
お2人のご健康を心から祈っています。
って、メール書こう^^
写真は、今夜の会場、大阪倶楽部(淀屋橋)です。趣のある古い建造物です♪
ピアノ2台、向かい合わせに置いてあるの、見えます?(^^ゞ
Posted at 2007/11/09 23:16:21 | |
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