馬力競争

過去所有のTR-XXの写真をみてて思う事、、。
アルトワークスの好敵手、馬力競争華やかなりし頃のベビーギャング。と書けば良いのでしょうけど、、。
僕自身若い頃は「普通の人より飛ばす方だった」と自負しておりますが、敢えて書かせて戴きます。

爆発的な加速力、それはそれで面白いのですが少し慣れると非常にガサツで、デリカシーに欠け食傷気味になってしまう薄っぺらさ。どこへ車が向くか判らない 全く足が地に着いてない不安定さ。そんな不安定感が体感パワーを増幅させていたのかも知れませんが、それでもこのテの車に必要なのは、棺桶か刑務所に入ってもいい位の覚悟です（大げさか？）。

ワゴンＲターボやアルトワークスとて同じ事。そう言えばあのスカイラインのRSターボのような危なっかしさがありましたね。他社（車）がやるからウチもやる、売れれば勝ち、みたいな風潮は当時の軽の馬力競争に表れてたと思うのです。当時ホンダは軽に安易に過給機を着けず馬力競争を冷ややかに見つめてたように感じます（昔取った杵柄のハズだが）。
※九頭竜ダムにて