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2018年01月05日

Pink Floydのトリビュート・バンドの原始神母のコンサートでEX THEATER ROPPONGIに行ってきました(^o^)

Pink Floydのトリビュート・バンドの原始神母のコンサートでEX THEATER ROPPONGIに行ってきました(^o^) 音楽ねたのLiveレポートですm(_ _)m

2017年12月29日にPink Floydのトリビュート・バンドの原始神母のコンサートでEX THEATER ROPPONGIに行ってきました(^o^)

原始神母は日本のPink Floydのトリビュート・バンドで、RED WARRIORSのGuitaristである木暮"shake"武彦と扇田裕太郎(Bass, Guitar, Vocals)がPink Floydの楽曲演奏で意気投合して2012年にPink Floyd Tripsとしてスタート。当初は四人囃子やWOW WOWのメンバーなども参加していました。

ライブハウスでの活動を続けていくうちに徐々に評価が高まり、2014年からは原始神母のグループ名で活動
2016年5月22日には、日比谷野外音楽堂で開催されたProgressive Rock Fes 2016で、大御所の元GenesisのGutaristであるSteve Hackettとファンタジー系のSymphonic RockのCamelのOpening Actを務め、Pink Floydの楽曲の再現性の高さに観衆が度肝を抜かれ一躍評価を高めることになりました。

そして10月には22日(土)の川崎Club Citta'を含む全国4カ所のLive HouseでPink Floydの最も売れたAlbumである「狂気」の完全再現を含むコンサートが実施され、好評を博しました。

Pink Floyd結成50周年にあたる2017年7月28日のFUJI ROCK FESTIVAL 2017への出演を含めて、5月から12月にかけて全国10カ所で公演を実施そのトリを飾るのが12月29日にのEX THEATER ROPPONGIでの公演で、これまでで最も大きなステージとのことで、スタッフ、メンバーとも気合が入っているようでした。そして直前にChorusにA-sha 山根麻以が加わり、SAXで阿部剛がゲストで加わるとの発表がありました。

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12月29日は仕事納めでしたが、前日チケットを見ると開場16:30、開演17:30で定時退社では全然間に合わないことが判明しました。でも夕方から納会が行われるはずなので、こっそり早めに抜ければなんとか間に合う感じでした。当日納会が16:00スタートと予想より遅いスタートだったので若干焦りましたが、年末の挨拶と乾杯を済ませてしばらくして、こっそり先に抜け出して六本木に向かいました。

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何とか17:10頃に会場について、ドリンクをもらって着席することができました。前回EX THEATER ROPPONGIに来たのは昨年2016年3月3日のイギリスのAlternative Rock系の若手シンガーソングライターのJames BayのLiveでしたが、All Standingで1,700人ほどの収容でしたが、今回は全て座席で900席強でかなり会場の雰囲気が違いました

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座席は1階前方1/3ほどの最前列ブロックの左側の一番後ろの中央寄りでした。比較的前の方で通路を挟むので見通しが効いて見易い位置でした。
会場はほぼ満席で、Pink Floydのトリビュートなので、他のベテランプログレアーティストのコンサート同様に客層はかなり高く、平均50歳を超える感じでした。周辺は60代の方々が多い感じでした。
後ろのブロックには外人や比較的若い方々もチラホラいらっしゃったようですが、平均するとおそらく50代に乗るのではないかと思われる感じでした。女性比率も他のプログレコンサート同様に低く、2割いるかどうかという感じでした。

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最近スマホでの撮影が許可されるコンサートが増えていますが、今回は公演前のステージから撮影禁止で、専任のカメラマンが撮影していました。従来スマホ撮影はOKだった様ですが、規模が大きくなってきて規制も厳しくなってきている様です。固定カメラと小型ハンディカメラで動画撮影も行っている感じでした。
後からわかったことですが録音を行っていたとのことなので、ひょっとするとCDが出るのかもしれません。権利の関係をクリアする必要があるでしょうが、トリビュート・バンドがLive CDをリリースできたら画期的ですね。期待したいと思います。

コンサートは第1部が初期のSyd Barettメドレーで40分、20分の休憩を挟んで第2部が狂気の完全再現を含め150分の予定とのことでした。

第1部は5分遅れ程でスタート。Syd Barettメドレーで1st Albumの「The Piper At the Gates of Dawn」(1967)の曲と1967年リリースのシングル曲の「Arnold Layne」「See Emily Play」を演奏。いかんせん初期のPink Floydはあまり聴き込んんでいないので今一つピンと来ませんでしたが、初期のSyd Barettがリーダーだった時代のサイケデリックな雰囲気がよく再現されていました

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事前にロンドンのUFOクラブの再現でオールスタンディングでとの呼びかけがあり、ステージからも立ち上がる様に促す動きもあったのですが、平均年齢が非常に高い事もあり、最前列のブロックの2/3とそれ以降のブロックの1/3程しか立ち上がりませんでした。何だかノリが悪いな〜と言う感じでした(>_<)

そして20分の休憩を挟んで第2部スタート
初めが「Animals」のSheepでしたが、この曲は本家Pink FloydではAnmalsのAlbum発売の1977年までしか演奏していなかったので、トリビュート・バンドでもLiveでこの曲が聞けるのは貴重な経験でした。

そして、やや古めの「 A Saucerful of Secrets」(1968)の長めのTitle Tuneを挟んでいよいよ「狂気」(Darkside of the Moon)の完全再現Vocal曲はどうしても声質の違いが出てしまいますが、演奏の方はトリビュート・バンドとしては尋常でない程の再現度で、SEもかなり似せていました。
再現クオリティが高すぎて、Keyboard音の立ち上がりが僅かに弱いとか、泣きのGuitarのRiverbが本家David Gilmourに比べると若干弱いとか、ロックギターの力強さがやや弱めだとか、凄い細かなところの粗探しになる程でした。以前YouTubeで演奏を見てクオリティの高さを確認してチケットを取ったのですが、更に再現度が高まっている感じでした。

加えて、今回8名のメンバーに加えて途中ゲストVocalの山根麻以とSaxの阿部剛が加わり、これが非常に効果的でした。やはり生のTenor SaxとBariton Saxが加わると音に厚みが加わり、また山根麻以のVocalもゴスペル歌手の様な迫力のハイトーンで本家に遜色ない水準にまでコーラスも強力になっていました。

狂気の完全再現後は「炎」(Wish You Were Here)から2曲と「The Wall」からSigle Cutされた「Another Brick in the Wall Part II」、「原子心母」(Atom Heart Mother)からTitle Tune、「おせっかい」(Meddle)から、プロレスのブッチャーの入場テーマに使われていた「吹けよ風、呼べよ嵐」(One of These Days)
Another Brick in the Wall Part IIの出来は今一つかなという感じでしたが、「炎」の2曲は感動的で、本来オーケストラの曲をElectricに再現した「原子心母」、Bassが派手な「吹けよ風、呼べよ嵐」は、オリジナルとは異なるものの、なかなか良い感じでした。

そしてアンコールは、元Pink FloydのRoger Waters、David Gilmourもそれぞれアンコールで演奏する「The Wall」の「Comfortably Numb」と原始神母のアンコールではお馴染みの様ですが、マイナー曲で映画のモアに使われていた小曲の「The Nile Song」で締めくくり。
観客の平均年齢が高く150分間と長いせいか、2部はほとんど立ち上がる人がおらず盛り上がりに欠けアンコールの途中でようやく立ち上がるという体たらくでしたが、演奏の方は素晴らしい出来でした。

最後にリーダーの木暮"shake"武彦が挨拶で、もうPink Floydが再結成することは無いだろうからPink Floydの曲は俺たちがやると力強く宣言していました。「対」(The Division Bell)の曲にも挑戦したいと言っていましたので、更なる進歩と飛躍を期待したいと思います。

元Pink FloydのRoger Waters、David GilmourともにSolo Albumをリリースしてコンサートツアーを行ってPinkFloydの楽曲も演奏しているものの、演出が大掛かりで、サポートメンバーやスタッフが大規模でギャラが高い様で、2人とも来日公演の意欲は持っているものの、プロモーターと折り合いがつかずに来日公演は実現していません

Roger Watersは2002年に一度来日公演を行っていますが、David GilmourはRoger Waters脱退後のPink Floydとして1988年に来日して以来Soloでは一度も来日公演を行っていません
既にKeyboardのRichard Wrightが亡くなって10年となり、2014年にRichard Wrightの遺作として「永遠」(The Endless River)をまとめ上げてPink Floydは正式に解散残った3人での再結成は困難と見られますので、せめてRoger WatersとDavid GIlmourそれぞれの来日公演を何とか実現して欲しいものです。

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【Member】
木暮"shake"武彦(Guitar)
三国義貴(Keyboards)
大久保治信(Keyboards)
扇田裕太郎(Bass, Guitar, Vocals)
柏原克己(Drums)
Kenneth Andrew(Lead Vocals)
ラブリー・レイナ(Chorus)
冨田麗香(Chorus)

Guest
A-sha 山根麻以(Chorus)
阿部剛(Sax)

第1部(Syd Barrett Medley)
01.Interstellar Overdrive「The Piper At the Gates of Dawn」(1967)
02.Lucifer Sam「The Piper At the Gates of Dawn」(1967)
03.Matilda Mother「The Piper At the Gates of Dawn」(1967)
04.Arnold Layne「Single」(1967)
05.Pow R. Toc H.「The Piper At the Gates of Dawn」(1967)
06.Chapter 24「The Piper At the Gates of Dawn」(1967)
07.Flaming「The Piper At the Gates of Dawn」(1967)
08.See Emily Play「Single」(1967)
09.Astronomy Domine「The Piper At the Gates of Dawn」(1967)
10.Bike「The Piper At the Gates of Dawn」(1967)

第2部
01.Sheep「Animals」(1977)
02.A Saucerful of Secrets「 A Saucerful of Secrets」(1968)

「Darkside of the Moon」(1973)完全再現
03.Speak to Me
04.Breathe in the Air
05.On the Run
07.Time
08.The Great Gig in the Sky
09.Money
10.Us and Them
11.Any Colour You Like
12.Brain Damage
13.Eclipse

14.Shine on You Crazy Diamond「Wish You Were Here」(1975)
15.Another Brick in the Wall Part II「The Wall」(1979)
16.Wish You Were Here「Wish You Were Here」(1975)
17.Atom Heart Mother「Atom Heart Mother」(1970)
18.One of These Days「Meddle」(1971)

Encore
19.Comfortably numb「The Wall」(1979)
20.The Nile Song「Soundtrack from the Film More」(1969)

【Live】原始神母2017「Syd Barrett Tribute Digest」


【Live】原始神母2016「Money」(pinkfloyd tribute)@161027Chicken George


【Live】原始神母2016「One Of These Days」(pinkfloyd tribute)@161027Chicken George


【Live】原始神母2016「Atom Heart Mother」(pinkfloyd tribute)@161027Chicken George


【Live】原始神母2016「Comfortably Numb」(pinkfloyd tribute)@161027Chicken George


【Live】原始神母2015「Wish You Were Here」(pinkfloyd tribute)@150826Chicken George


【Live】原始神母2015「The Great Gig In The Sky」(pinkfloyd tribute)@150826Chicken George


【Live】原始神母2015「Time」(pinkfloyd tribute)@150826Chicken George
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Posted at 2018/01/07 01:26:52

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この記事へのコメント

2018年1月7日 17:23
明けまして、おめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。Pink Floyd with Roger Wateryで来日して欲しいですね!選曲はどんなんでした?
コメントへの返答
2018年1月7日 17:49
Watabeeさん、こんばんは。
今年もよろしくお願いします。

David Gilmour's Pink Floydは、2008年に亡くなったRichard Wrightが手がけた音源を中心にAlbumを遺作として「The Endless River」をリリースして正式に解散してしまいました。

ワンマンでPink Floydを崩壊させ、逆に追い出されたRoger Watersは、これを良いことに昨今俺がPink Floydだと公言してPink Floydのカバーを中心とするコンサートツアーを行っています。

昨年New Albumをリリースしましたが、このAlbumも独自のコンセプトを重視して失敗したSolo Albumと異なり、コンセプトはトランプや昨今の世界情勢への怒りを元にした詩ですが、曲調はPink FloydのSelf Coverと言って良いAlbumです。

こんな状況ですので、David GilmourもSoloの曲とPink Floydの曲でツアーを行っていますが、残った3人で共演するのは不可能だと思います。

しかもRoger WatersのLiveは昔の全盛期のPink Floydの様に演出が大掛かりで、サポートミュージシャン、スタッフの人数も物凄くかなりギャラが高いみたいで、本人は来日公演をやる気満々で菅プロモーターが尻込みして契約が纏まらないみたいです。

David Gilmourの方が多少小ぢんまりしていてギャラもRoger Watersに比べるとかなり安いと思いますので、せめてDavid GIlmourに来日して欲しいのですが。

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「本日はJ-Fusion系のNautilusとJ-Jazz系のGecko&Tokage Paradeの対バンLive @ 三軒茶屋Grapefruit Moonでした✨」
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