プログレねたです。あまりプログレと言う感じもしませんが。 Alan ParsonsのLive映像が公開されていました(^_^)。
Alan Parsonsは日本ではそれほど有名では無く、一部ではBeatlesの「Abbey Road」やPink Floydの「Dark Side of The Moon」(邦題:狂気)のRecording Engineerだった事のほうが知られていたりします。
しかし、1976年にVocalのEric Woolfsonと組んで自らのProject「The Alan Parsons Project」としてConcept Albumの「Tales Of Mystery And Imagination: Edgar Allan Poe」を発表。
その後も1977年「I Robot」、1978年「Pyramid」、1979年「Eve」、1980年「The Turn of a Friendly Card」、1982年「Eye In The Sky」、1984年「Ammonia Avenue」、1985年「Vulture Culture」、1986年「Stereotomy」、1987年「Gaudi」と次々とAlbumを発表。
Concept Albumが多いので一応プログレの一員と捉えられていますが、結構POPな曲も多く「Eye in the Sky」「Don't Answer Me」などSingleのスマッシュ・ヒットも輩出していたので産業ロック的な見方もされていました。
今回公開された曲は「Sirius〜Eye in the Sky」です。元々Vocalはとっていなかったなずなのですが、最近は下手なのに何故か本人が歌っています。
今回演奏を行ったのは、松岡直也GROUPのフロント・マンだったBassの高橋ゲタ夫がリーダーをつとめるCRYSTAL JAZZ LATINOと言うBANDで、GUESTに松岡直也GROUPにも参加していたFluteの赤木りえとGuitarの大橋勇武が参加して、全て松岡直也の曲を演奏するトリビュート・コンサートでした。
CRYSTAL JAZZ LATINOは、Bassの高橋ゲタ夫をリーダーに2006年に結成されたBANDで、Pianoの中島徹、Drumsの加納樹麻、Percussionの宮本仁に、スキャットVocalの三科かをりとSteel PanのTONY GUPPYをフューチャーしたユニークな構成のバンドとの事ですが、今回初めて松岡直也のトリビュート・コンサートを開催することになった様です。
誰もSetlistなどUPしてくれないと思ったので、備忘録のため暗い中一生懸命メモして来ました(>_<) 【Setlist】
第一部
01.A Season of Love「The wind whispers」1979
02.Lambada Jardin「Time Pssing」1990
03.シーラカンス碧「シーラカンスの夢」1996
04.Pao De Acuar「Fiesta Fiesta」1979
05.海岸通りの"Jessy's Bar"「シーラカンスの夢」1996
06.Noche Corriendo「SON」1980
第二部
07.One Last Farewell「One Last Farewell」1985
08.Caribbean Carnival「The Show」1981
09.Cross The Atlantic「Emerald」1997
10.The Comfession「Dance Upon The Time」1992
11.Mi Corazon「Danzon」1981
12.Mambo Naoya '92「Dance Upon The Time」1992
アンコール
13.A Memory of Majorca「Majorca」1979
14.Sun Spot Dance「Farewell to the Sea Shore 午後の水平線」1983
【Member】
CRYSTAL JAZZ LATINO
高橋ゲタ夫 Bass
中島徹 Piano
加納樹麻 Drums
宮本仁 Percussion
三科かをり Vocal
TONY GUPPY Steel Pan
今回のMini Live AlbumにはConcertで演奏されていたHardな代表曲である「Larks' Tongues in Aspic, Part One」「Larks' Tongues in Aspic, Part Two」「Red」及びアンコールで演奏された「21st Century Schizoid Man」が入っておらず、「Island」のゆったりした曲が2曲入っているので、やや緩く感じてしまいます。
特にKing CrimsonのTourでは初めての演奏と言われていた「One More Red Nightmare」ですが、John WettonのSolo Concertでは既に何度も演奏されており、Jakko JakszykのVocalが、力強いJohn Wettonと比べるとかなり線が細く感じてしまいます。
01はOpening、03は繋ぎのインプロヴァイゼーションで曲とは言えないので、実質5曲入りのMini Live Albumの構成で、新生King Crimsonの一端は伺えますが、やはり中途半端な印象です。早く実際のLiveを通しで聞いてみたいものです。
今回輸入盤を早めに予約していたので、そのまま輸入盤を購入しましたが、2月18日に国内盤も発売されることが決定しました。
輸入盤はCDとDVD-Audio(ハイレゾの同一音源)の2枚組ですが、国内盤はCDがK2HD HQCD仕様となり、収録当日(10月1日分)のチケット・レプリカ、バックステージパス・ステッカー(布製を紙製に変更)を封入し日本語解説が付く様ですが、価格が税込み¥4,320円で、実質5曲のMini Live Albumとしてはかなり割高です。輸入盤は¥2,000強で購入できるので、いくら何でも国内盤はボッタクリ過ぎではないですかね。
【曲目】
01.Walk On: Monk Morph Chamber Music
02.One More Red Nightmare「Red」(1974年)
03.Banshee Legs Bell Hassle
04.The ConstruKction of Light「The ConstruKction Of Light」(2000年)
05.The Letters「Island」(1971年)
06.Sailor's Tale「Island」(1971年)
07.Starless「Red」(1974年)
【Member】
Drums : Gavin Harrison(porcupine Tree)
Bill Rieflin(Nine Inch Nails)
Pat Mastelotto(King Crimson)
Bass・Stick : Tony Levin(King Crimson、Peter Gabliel Band等)
Keybord・Sax : Mel Collins(初期King Crimson、Camel等)
Guiter・Vocal : Jakko Jakszyk(Level42、The Tangent、等)
Guitar : Robert Fripp(King Crimson)