
先日のブログで少し触れた交換後のコーナリング、これは明らかに素晴らしく変化したのである。
これのインプレッションを土曜日の熊野までのドライブの紹介とあわせて報告いたします。
午前4時起床、3時間足らずの睡眠であったが、久しぶりのドライブということもあり目覚めもあっという間であった。
5時に出発、トランクには約60kの荷物と助手席に女房、後席には息子が同乗、大人4人の乗車とほぼ同重量であろう。
大阪から奈良県の吉野を通り、国道169号線で大台ケ原方面から熊野へ南下するルートである。
国道169号線は以前は河原を通ったり、対向が出来なかったり、あるいは工事での時間通行止め等があったりと、ドライブを楽しめるような道ではなかったが、近年の整備でドライブには絶好の道路に変身している。
国道沿いには幾つかのダムがあり、特に池原ダム、七色ダムはバスで有名である。
大阪から吉野へは約一時間程度で車も少なく快調なペースである、助手席の女房は相変わらず、”乗り心地がやっぱり悪いねぇ”と言えば、息子は後席で”ほんま、寝たいけど寝れんやん”とぶつぶつ言いながらも10分もしたら横になって熟睡モードへ、熊野到着まで爆睡していたのには驚いた。
吉野までの道はごく普通の走行であり、吉野からがコーナリングを存分に楽しめるのである。
ワクワクしながらアクセルを踏込み、これより軽快なフットワークが始まった。
私は、IS納車後のコーナリングで少し期待はずれというか、がっかりしていた。
他の方のインプレ等で路面に張り付くようなコーナリングとか聞くことがあるが、私にはその感覚が分からず、私の車だけがそうなのかと思い、試乗車を借りてワインディングを走ってみたが、やはりその感覚に大きなずれはなかった。
また、前回のブログでも書いたが、高速の直進性にも疑問があり、ディーラーで2回のアライメント確認までしたが、ともに異常は無かった。
結局は今回の交換で両方が見事解決、特にコーナリングの印象は「何事もないコーナリング」から、「楽しいコーナリング」と変化したのだった。 これは本当に楽しいに尽きるのである。
この違いとは、純正のときは非常に剛性感があり路面とタイヤの接触感が分かりにくいのが、交換後は路面に対してきちっとグリップしている感覚が伝わってくる。文章で説明するのは難しいのだが、端的に言えばこんな感じである。
特にステアリングの切り始めとノーズの回り込み、その時のタイヤと路面のグリップ感、これがステアリングを通じてリニアに伝わり、コーナリング終了まで終始途切れないのである。
これと、太いトルクと相まってアクセルワークまでシンクロしている感覚になり非常に楽しい。
ノーマルの足回りでもロールは余り無いが、ローダウンスプリングでは、ほとんどロールせずマイルド感のあるタイヤフィールとタイヤのグリップ感も全身で感じることができ、車体が沈み込むような感覚が安心感となるのであろう。
この感覚を楽しみながら、かなりのハイスピードで下北山の桜に到着、しばし見事な桜を満喫。
その時にフロントのダストを確認、多少のダストはあるものの、やはりリアとほぼ同程度である。ノーマルではたぶんこの時点でかなり黒いと思われる。
その後は熊野まで幾度のコーナーを楽しみ、あっという間の3時間が終了。
いつもは、かなり疲れるのだがこの日ばかりは全然疲れを感じない。
それより、帰りの楽しみに胸躍らせていたのである。
帰路も当然楽しく、幾分ペースをダウンして気分良く帰れたことは言うまでもなく、その後の疲れもほとんど感じなかったのである。
足回り交換により、犠牲になる部分も多少はあるが、それ以上に得る満足感の方が私には非常に多い。
いまさらながら、迷いに迷って交換して良かったとつくづく思うのである。
あくまでも私個人の感覚であり、すべての人が同じように思う事は無いだろう、ましてハイレベルな感覚の持ち主からすれば、なんのこっちゃないと笑われるかもしれない。しかし今後、交換を検討されている方には少しでも参考になるのではないでしょうか。
以上、文章が下手なもんでご勘弁ください。
PS.欲しくなった方、思い切って逝ってみましょう。きっと楽しめますから(笑)無責任かなぁ~<(_ _)>
Posted at 2006/04/10 02:50:13 | |
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IS350S | 日記