
小鉄が息を引き取りました。
2007年1月1日、午後8時32分。
朝は特にいつもと変わったところは無く、無事年を越せたと喜んでた。
朝と昼、いつものようにエサを食べさせた。
ちょっと食欲が落ちてるのかな、と思った。
夕方、帰宅すると息が結構荒くなっていた。でも、病院に駆け込んだ時よりも穏やかだったんで、とりあえず抱っこしてしばらく過ごしていた。
でも、なんだか相当苦しそうになってきたんで、ひょっとすると、と思い始め、覚悟した。
午後7時半。
腕の中から、暴れて転げ落ちるようにはい出すと、苦しいのかうろうろして、床にぺた、っと伏せる。
それを何度か繰り返してまた腕の中に戻ってくる。
寒いのか、こたつの中にはいりたがる。
午後8時。
入浴のためにカゴに戻す。
いやいやをするようにはい出してこっちをじっと見つめている。
「ちょっとだけだから」といって、ムスメを風呂に入れていた。
途中、ムスメが風呂から上がる時にちらっとカゴを見ると、カゴのなかのハシゴに上っていたんで、ちょっとほっとする。
午後8時32分。
寝床の中にもぐったまま動かないので、見てみると、息を引き取る寸前だった。
あわてて抱えると、2回、小さく息をした。
小鉄が死んだ。
2001年10月。
高知にいる時。
あるペットショップで、小鉄に初めて出会った。
ひもに繋がれて、人なつこそうな目でオレを見た。
ちょっと構ってやると、ぴょんぴょんと嬉しそうにジャンプした。
うちに帰ると、「お帰り」を言うように、寝床からはい出してきて出迎えてくれた。
戸棚や本棚の下にもぐっては、埃まみれでうろうろしていた。
お気に入りの靴下をいつも戸棚の下に隠して、ときどき引っ張り出して遊んでた。
カーテンをよじ登っては、途中で力つきてぶらーん、ってなってた。
バーバパパのフリースの袋がお気に入りで、いないと思うと中に入って寝てた。
寝相が悪く、何度も床に落ちて、それでもまだ寝てた。
ヨメが台所で食事の用意をしてると、「遊べ~~~」という意思表示か、良く足にかみついてた。
風呂が好きで、洗面器にお湯を入れると気持ちよさそうにつかってた。
風呂上がりには、床に体をこすりつけて乾かしてた。
今まで有り難う。
うちの仔になってくれて有り難う。
オレはいい飼い主だったかい?
オマエは、オレの良い相棒だったよ。
ずっと側にいてやれなくてごめんな。
最後の最後だけしか看取ってやれなくてごめんな。
ゆっくりお休み。
さよなら。
さよなら、こてつ。
さよなら。
Posted at 2007/01/01 21:36:52 | |
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