だいぶ時間が空いてしましましたが、フィリピン出張 第3章をレポートしたいと思います。
今回はレジャー関係を中心に紹介したいと思います。
日本ではライセンスがないと出来ないこともフィリピンではできることが沢山あります。
その中の一つを紹介したいと思います。
自分も驚いたのですがセスナが操縦できます。
上空に行ってからではありません。滑走路へ向かう誘導路から自分で操縦します。
しかも国際線も発着するマクタン空港の滑走路を使用します。
一緒に出張に行っていたメンバーを誘いましたが、危険だと言われ誰も一緒に来てくれなかったので、一人で申し込み、行ってきました。
WEBで調べると日本人が経営しているところがあったのでそちらに申し込み。。。
TELすると日本語で対応してくれました。(英語が苦手な自分には日本語が通用するのはとてもありがたいです。)
当日はホテルまで迎えに来てくれます。
空港着くと誓約書を書いて講習が始まります。・・・が10分ほどの操作系の説明で終了。。。さあ、行きましょうと言われ、え、まじで。。。と思いましたがビビっていてもしょうがないので飛行機に乗り込みます。
超緊張している自分とは対照的に一緒に乗り込んでくれるインストラクターは慣れた様子。
セスナに乗り込むと操縦席が2席あり、自分とインストラクターがそれぞれ乗り込みます。
自分が座る方がメインパイロットの席です。
インストラクターの方が管制官と英語で交信して滑走路へ向かう許可が出ます。
エンジンのスロットルレバー(昔の車のチョークレバーのような物)を引いてエンジンの回転を上げます。
滑走路でのハンドリングは足ペダルで行います。
これがかなり難しい。。。全然、真っ直ぐ走りません。右に行ったり左に行ったり蛇行運転です。
四苦八苦しながら滑走路のスタート地点にたどり着きました。
また、インストラクターが管制官と英語で交信。(何を言っているのか全く分かりませんが)
インストラクターの離陸しましょうの言葉で自分の緊張はMAXに。。。
スロットル全開。。。ここで蛇行すると超危険ですのでインストラクターに足ペダルの操作は任せます。
徐々にスピードが乗っていきます。。。インストラクターの操縦桿を引いてくださいの合図でゆっくりと操縦桿を引きます。。。するとセスナがフワッと浮き上がりました。
既に自分の頭の中は真白ですが、そのままの上昇角度でどんどん高度を上げていき、地面から離れていきます。
ある程度の高度になるとインストラクターから左旋回を指示されますので、操縦桿をゆっくり左に。
車もそうですが、飛行機は急な操作は厳禁です。。セスナがゆっくりと左に傾いて旋回を始めます。
・・・私はまたここでパニックに。操縦桿は一定なのですがセスナのバンク角度はどんどん大きくなり、かなり傾いた状態に。。。インストラクターの顔を見ますがいたって冷静。私は思わず戻しますかと言うと、インストラクターの返事も待たずに戻してしまいました。インストラクターの方にはたいしたバンク角ではないのかもしれませんが、私はビビってしまいました。
そんなこんなで何とか無事に上空で安定飛行に移りました。
乗ってみてわかったのですがセスナ結構上下に揺れます。というか、数メートル落ちます。
何回か股がスッとしちゃいました。
フリーホールで落っこちる感覚と言えばわかりやすいでしょうか。
インストラクターに聞くと気流の関係でなるようです。
乗り物酔いには弱い私ですが自分で操縦しているときは全く問題ありません。
有名なチョコレートヒルズ(小さい山が連なることからそう呼ばれている)上空を飛んでマクタン空港に戻ります。
このころには私もだいぶ余裕ができてきました。
インストラクターがアクロバット飛行をしてくれると言いましたが、丁重にお断りしました。。。
空港に近づくと旅客機が着陸していくのが見えました。また、落ち着いていた私の鼓動が速くなります。インストラクターと管制官とのやり取りが始まり、
着陸の許可が出たようです。エンジンの出力を落としてスピードを下げて下降していきます。
滑走路が近づいてきて着陸する直前に操縦桿を引き機首を上げます。
軽いショックを伴い滑走路にタッチして軽くバウンド。着陸時も足ペダルで方向制御。もちろんインストラクターに任せます。無事に減速して着陸することができました。
そのまま私の下手くそなペダル操作で収納庫前まで行き、体験飛行が終了となりました。
1時間ほどの飛行だったと思います。
日本円で支払いができましたので現金決済。
25,000円でした。
決して安くはありませんが日本ではいくらお金を積んでも経験できないことですので思い切って良かったと思っています。
事務所を見回していると有名人の写真がありました
イモトさんも既に体験済みでした。
だいぶ長くなってしまいましたので今回はここまでで。。。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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Posted at
2017/06/18 14:25:49