
ジムニー(F6A)のエンジンのスペシャリストでカスタムエンジンが基幹事業なんじゃないと言うくらいズラリと並んでいます。
最近ではF6Aエンジンの玉数が少なくなってきていて、中古やからエンジンを仕入れてきても状態が悪く2個1、3個1にしないと良いエンジンにはならないようです。
材料の悪化によりシリンダーのボーリングや再研磨、バランス取りをもっと精度の良い(HKS系列)お店に出さなければ行けないので納期も金額も上がってしまうそうです。
ジムニーのF6Aエンジンは底力が半端なく強く、パワーと耐久性を両立した最高のエンジンです。
現に、定期メンテナンスのみで25年間走れてしまうジムニーも数多くあります。
ジムニーの主力は既にJA11からJB23に移っています。
ですが、レースで上位を占めるのはやはりJA11のF6Aエンジンです。
F6Aにはジムニーに積んでいるシングルカムエンジンとカプチーノに積んでいるツインカムエンジンがあります。
どちらもエンジン型式はF6Aなので構造変更がいりません。
ツインカム
シングルカム
載せ換え時にはどちらを選んでも問題ありません。
エンジンのオーバーホールや載せ換えにはそれなりのコストが掛かりますが
今後JA型のような真四角でワイルドな軽自動車は生産されることはありません。
軽の枠を越えた唯一無二のジムニーを長く乗り続けようと思うのならばエンジンに手を出すのは今しかないと思います。
先ほどエンジンを載せ換えるにはコストが掛かると言いましたが、
デメリットがあれば当然メリットがあります。
まず最大のメリットはエンジンの寿命がリセットされることですね。
これは当たり前です。
ぶっちゃけ、25年で10万キロ以上走っているエンジンならば、ドノーマルの新品に換えただけでも最高に気持ちよくなるでしょう。
でも、現行の軽自動車は性能が良く、燃費も良い。
ならば乗り換えた方が良いんじゃないか?
ジムニーでなくても良いじゃないかと。
違うんです。
F6Aじゃないとダメなんです!
確かに今の車のエンジンは性能が良い。
でも、その性能は燃費にポイントを振りすぎているんです。
そして車体が重すぎるので車重に合わせたエンジンフィーリングでしかないんですよね。
ところが、F6Aはもともとがラリー用に設計されたエンジンをデチューンした物です。
140馬力まで耐えられると言われているエンジンはこれ以外に無いんじゃないかな?
そして現行車の馬力は64馬力程度です。
果たしてどの程度までの馬力アップを想定しているのか?
そして例えカスタムしてもコンピューターまでいじってあげないと100馬力を越すことは出来ません。
ですが、ジムニーはコンピューターはノーマルのままで簡単に100馬力を越せます。
もちろんタービンや補器類の交換は前提ですが、費用対効果で言えばのF6Aエンジンほど安くパワーが出せるエンジンはありません。
もちろん僕のエンジンも130馬力程のポテンシャルがあります。
軽でありながら凄まじいパワーなので普通車が可哀想になります。
だってコンパクトカーよりも速くて維持費が安いんですからね。
もしも今、
ジムニー
アルトワークス
カプチーノ
のF6Aエンジンを搭載した車をお持ちの方は乗り換える前に1度エンジン交換の選択肢も考えて貰えると嬉しいです。
5月29日に長野の大町でジムニーの耐久レースがあります。
そこでダークホースのカスタムエンジンを搭載したジムニーが3台出場します。
まぁ、その他のレースでも毎度入賞しているのでその性能は実証住みなのですが。
今回は僕も都合が付きそうなので観戦とサポートに行きます♪
ダークホースのジムニーがどのような走りを見せるかじっくりとレポートをしようと思いますので期待していてください(*´ω`*)
ジムニーは本格的な四駆なのでオフロードを走らせればピカイチです!
パワーアップさせたエンジンにものを言わせてグイグイと走っていきます!
ちなみに、更にパワーが欲しければ今回代車としてお借りしたこのジムニーのように
普通車登録になりますが、
720CCにボアアップも可能です!!
ここままでくるともはや化け物です。
まぁ、ジムニーは何でもありなのでやめられないなぁ~
エンジンカスタムの際には相談に乗りますよ♪(ダークホースが)
Posted at 2016/04/10 11:21:41 | |
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