フロントブレーキパッド交換

DIXCEL TypeZ（０℃～850℃）

踏んだ瞬間にガツンを来て、あとは棒調子。
奥で利かせて、しっかりコントロール
したい人には不向きなパッドですが、
単発の走行会程度ならこれで我慢。

奥で利くタイプのパッドに慣れている人は
オーバーランするので、こういうタイプの
パッドは使わない方が賢明です。

岡山国際サーキットはブレーキに
大変厳しいコースなので、300℃や
400℃の純正ノーマルパッドは炭に
なる事が多いです。
（特に前半重視型の高速系マシン。）

A45のフロントブレーキキャリパー。
最近のブレンボタイプは大体この構造です。

①センサーを外す。(線を切らないように)
②固定ピンにポンチを当ててハンマーで
　叩いて抜く。
③押え金具を外す。
④プライヤーでつまんでパッドを抜く。
⑤ピストン戻しでピストンを広げる。
　（フルードの液面上昇に注意。）
⑥パッドを面取り。
⑦鳴き止めのパットグリースを耳の部分に
　塗る。(私はワコーズを愛用しています。)
⑧パッドを挿入して、取外しの時と
　逆の手順で固定。
⑨ブレーキペダルを踏んでピストンを
　押し出す。
　（これを忘れるとジャッキから降ろした時に
　 車が止まらず蒼褪めます。）
⑩フルードの液面調整。
　サーキット走行の際には、MAXより
　少し低めにしておきましょう。
　多いと必ず噴きます。

さすがAMG。

ブレーキを冷ますための導風板が
付いています。
ローターのバックプレートの中心の
穴に向かって風を入れる形状に
なっています。