久しぶりにクルマ以外のネタを(笑)
今回は僕の幾つかある趣味の一つ、腕時計について書いていきたいと思います。
これから書く薀蓄は、時計雑誌やインターネットで得た知識を自分なりに咀嚼して書いただけなので間違った表現があるかもしれません。。
その際はコメント欄に指摘やツッコミを入れてくれるとありがたいです(笑)
。。これからお話する腕時計とはゼンマイ駆動する
機械式時計の事で、そのメカニカルな佇まいにはクルマと通じる所が多く、
時計好き=クルマ好き
、、この図式もあながち言い過ぎではないと思っています。
パネライと
フェラーリ
IWCと
AMG
ブライトリングと
ベントレー
オメガと
シューマッハ
etc...
多くの時計ブランドがモータースポーツや自動車メーカーとのコラボ商品を積極的にアピールしていることからも伺えますよね!
逆にクルマが好きな人は、時計好きになる要素を持っているのかもしれません。
僕が機械式時計に魅了されたきっかけは、成人して間もない頃。。
かつて職場の上司が身につけていたロレックスのサブマリーナという腕時計との出会いからでした。
【参考画像】
「○○さん、それロレックスですか?」
「ああ、そうだよ。」
「針の動き方、面白いですね。」
「そりゃぁ、ゼンマイで動いてるからね、、」
「なんすか?電池で動いてないんですか?」
。。。。以下省略...
聞けば聞く程その面白さにハマってしまい、色々と詳しく教えて貰いました。
なんでもそのサブマリーナは上司が成人した時に購入したもので、僕の記憶が正しければ当時で
20年近くもオーナーと共に時を刻んでいた事になります。
機械式時計はクルマと同じように機械を分解して部品の交換・洗浄、油を差してメンテナンスを加え続けてやれば理屈上は永久に時を刻み続ける事が出来るんです。
→(
オーバーホール)
これを聞いた時にはとにかく衝撃を受け、それからと言うもの知識と貯金を蓄え始めて時計関連の雑誌を読み漁ります。
現在使用している腕時計は所有してから今年で6年目を迎える
オメガ・シーマスターアクアテラ。
オメガの主力商品を担っていた定番中の定番モデルです。
機械式時計の購入はこれで
3本目。
今まで持っていた腕時計は売却し、仕事もプライベートもこれ一本で過ごしています。
濃いブルーの文字盤、ケースサイズは一番大きな42mmを選択した。
裏蓋が透けているのが購入条件の一つ。ローター部にキャリバーNo. から由来する2500が刻まれている。
性能はムーブメントがクロノメーターに認定されているだけあって、現在は
日差+3〜5秒を常にキープ。
時計メーカーとして唯一、コーアクシャル脱進機を採用しているので話題性も充分。
肝心なメンテナンス性はこのモデルだと脱進機部分のみではありますが、向上が図られています。
性能に対して圧倒的な
コストパフォーマンスを誇っており、本当に文句のつけようが無い腕時計です。
人気の定番モデルだったため、人と被りやすいのが悩みどころですが。。
現在は自社開発のムーブメント
Cal.8500を搭載した次世代モデルが登場して久しいものの、今の腕時計に愛着が湧いてしまっていて買い換えようとする気分が全く起きません。
最近オーバーホールしたばかりだし。。(笑)
機械式腕時計は先にも書かれている通り、巻かれたゼンマイの解こうとする力を利用して駆動するもので、ダイレクトにメカの鼓動を感じ取る事が出来ます。
時計をクルマに例えると、、
・機械式(手巻き) → MT車
・機械式(自動巻き) → AT車
・スプリングドライブ方式 → ハイブリッド車
・クォーツ式→ 電気自動車
、、、こんな具合でしょうか?
クルマ好きなら電気自動車が一番先進的に見えるけど、エンジンを積んだクルマの方に愛着が湧きそうでしょ?(笑)
当然ながら、機械式は精度やその安定性では物理的にクォーツ式の足元にも及びません。
どんなに精度が良いと言われる機械式時計も、おもちゃ屋で売られている安価なクォーツ時計にすら敵わないのです。。
しかし、その物差しだけでは機械式時計の魅力を語れません。
サブマリーナを愛用している上司が長年買い換えなかった理由が今では良く分かります。
どういうわけか、並ならぬ愛着が湧くんですコレが(笑)
機械式時計は所有者の使い方次第でコンディションが左右され、まるで生き物と接しているような感覚です。
常に腕に装着しておく事で
体温の温もりがメカの内部までに達し、外気温による金属部品の過剰な伸び縮みを防ぎ、潤滑油も適正な粘度に保たれる。。
また、自動巻きならば特段の意識をせずとも適切な
駆動力を保ち続けられます。
つまり設計の段階で、
日頃から腕に装着される事を想定して正確に進むように計算されているのです。
因みに僕のシーマスターのパワーリザーブは
約42時間。。
つまり丸二日以上時計を外していると針が止まる事になりますが、同時に油の循環も止まってしまいす。。
そこから更に長い間放置すると故障に繋がるとまでは言いいませんが、再度始動させた時には少なからず精度に影響を受けているハズ。。
、、、あれ?
またまたクルマでも同じ事が言えるような。。
クルマだって適度に乗ってやらなきゃ調子が悪くなるし、同時に何台ものクルマを所有出来たとしても全てのクルマに愛情を注ぐには限界があります。
時計もクルマも無数の部品を組み合わせる事によって完成されたメカの集合体。。
所有するオーナーの使用環境によって調子の良し悪しが出るのはお互い同じですよね。
両者には重なる部分が多いのではないでしょうか?
腕時計のコレクターが無数の機械式時計を所有し、使わない時はワインディングマシンに入れておく。。
そんな贅沢な生活も憧れるけど、僕が時計に愛情をかけられる限度はせいぜい
2〜3本。
現在は自分の予算と生活様式に合った腕時計を見つけてシーマスター1本に絞っていますが、今のところ全く不満はありません。
あんなに読み漁っていた時計雑誌もここ数年は全く読んでいない。。(笑)
最近は、
「いつまでその時計を着けてるの?、、毎日同じ時計じゃない。。」
、、とよく妻にツッコまれますが。。
ええ、まだ暫くこの時計だけで過ごしますとも。。
あと何年同じ時計を着け続けるのか分からないけど。
〜腕時計は男がビジネスの場で装着が認められた唯一のアクセサリーである〜
、、これはかつて時計雑誌で見かけた言葉です。
上手い謳い文句だなぁ、、と思いつつ、今でも人に腕時計を勧める時に好んで使っています。
やっぱり時計はいいですよ♪
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Posted at
2014/02/11 10:23:08