
東京モーターショーの興奮冷め上がらぬ中、ディーラーの担当営業マンから電話がかかって来ました。
「アクセラのハイブリッドがウチにも来たので良かったら乗りに来て下さい」
。。。
これは行くしかないでしょ!、、ということで空いてる時間を見つけ、ディーラーへ立ち寄ります。
実際にモーターショーで一度見ていましたが、人混みの中落ち着いて見れなかったのでゆっくり拝見させて頂く事にしました(笑)
ジェットブラックマイカのHYBRID-S L Package 。
内装色はブラック。
BOSEサウンドシステムが装着されていた。
その他画像はフォトギャラリーにて。
、、、早速試乗車に乗せて頂き出発します!
〜試乗条件〜
・比較的流れが速い幹線道路。
・15分程の試乗時間。
実は私、、
ハイブリッドが初体験なので加減速のフィーリングには疑問を持った状態で臨んでいました。
つまり、少なからずモーター(?)が悪さをするんじゃないかと。。
余談ですが、営業マンの話だとマツダのお客さんは
アンチハイブリッドの方が結構いて、ハイブリッド未経験の人もこれに比例して多いようです。
僕は別にアンチではなく、単に乗る機会が無かっただけなのですが(笑)
、、とりあえずMazda Connectの画面を
i-DMに切り替え、各種ランプの点灯状態に気を配りながら確かめますが。。
*以下は1stステージ内での雑感です。
特に加・減速のフィーリングに違和感は感じませんでした(爆)
エンジンが動く・動かないに気付きにくいというのにも納得です。
本当に制御が自然。
僕が思っていたハイブリッドとは大きく異なっていました。
この時点ではマツダに申し訳ないのですがアクセラが、、というより
THS Ⅱによる制御の緻密さに今更ながら驚いていました。
う〜ん。。確かに他の方も仰る通り比較する基準が無いとなんとも。
アクセラの前に一度
プリウスに乗っておくべきだったか。。
一応、短い試乗時間の中で感じた事をポイントに分けて書きます。
【加速フィール】
発進は滑らかですね〜。
モーターの擬似クリープも優しく行ってくれるので、XDとは違ってブレーキのリリースを雑にしても白ゲージが点灯する気配が無い。
あとはモーターの特性なのか、低速でのトルク感を豊富に感じます。
音は静かなのにモリモリ加速するイメージ。
なにかヘン、、いや、新感覚?(笑)
アクセルを一定に踏んでみると、それに応えるように加速度も一定に速度を上げてくれます。
青点灯も思ったより簡単。
アクセルをぐっと踏み込むとエンジンが唸り、それなりの加速をしてくれます。
因みに、、ハイブリッドだけアクセルペダルが吊り下げ式という制約を受けていますが、短距離の走行では特にこれと言った影響は感じませんでした。
【減速フィール】
コチラも加速と同様にモーター介入による違和感を殆ど感じません。
外から聞こえる
キーーンというインバータの音で実感するくらい。
但し回生ブレーキが思いのほか強く、少しでも初動の踏み込みが強過ぎるとカックンブレーキになってしまい、白ゲージを頂きました(笑)
アクセルもそうですが、ブレーキペダルの感触・手応えが少なかったような。。
これは慣れの問題で感覚が身につけば特に心配する必要も無いかと思いますが。
青点灯は走行タイプ2は簡単に出せましたが、タイプ1は少し慣れが必要かな?
、、、まぁ、墓穴を掘るのはこれ位にしておきます(汗)
減速〜停止のショックを緩和させるブレーキ調整も容易で、僕は今まで何に対して疑念を持っていたのか、、とんだ取り越し苦労でした(笑)
【ステアリングフィール】
これは今回の試乗コースにカーブが殆どありませんでしたのでよく分かりません。
ハンドルの軽さも、曲がる時の感覚もアテンザや前回試乗したアクセラ15Sと同様。
これはハイブリッドでも変わららない
マツダ味の部分でしょうか?
こればかりはステージを移してみないと見えない部分なのかもしれません。
【その他】
僕のアテンザは言うまでも無くi-stopを搭載しています。
今は慣れたので煩わしさを感じていませんがXDの場合、停止・発進にそれなりの手順が必要です。
・減速→停止→発進
①ショック緩和の為、停止直前にブレーキを緩める。
②停止後i-stopを作動させる為にある程度ブレーキを再度踏み込む。
③信号が青に変わる直前にi-stop解除。
④優しくブレーキをリリース・クリープさせて発進、加速。
、、、今回ハイブリッドに乗って上記操作の大部分を省略出来る便利さに気付きました。
(そんなに面倒ならi-stopを解除して走れ!、、というツッコミは勘弁して下さい(笑))
②の操作はブレーキの踏み込み量に気を遣わなくても良いし、運転中i-stopのインジゲーターを確認する作業も無くなります。
③の操作はTHS Ⅱの構造上必要無し。
ステアリングの条件も関係無くなる上、エンジン再始動の微振動ともオサラバ!
④も今回試乗した印象では、ある程度ラフにブレーキをリリースしても大丈夫だと思うので、それなりに気を遣う操作は①くらいで済みそうです。
アクセラハイブリッドは燃費的に見ても、i-DM的に見ても
ストップ&ゴーの多い街中がピッタリなクルマだと思いました!
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今回の試乗は終始、初体験のハイブリッドシステムに感動するるだけに留まり肝心のアクセラに関する印象が殆ど書けませんでした(汗)
期待させてしまっていたら申し訳ないです。。
ところで、、
こんな良くできたシステムを買ったマツダは賢いのか?
マツダに技術供与したトヨタにメリットはあるのか?
新しい疑問が湧いてきました。
システムの量産効果が期待できてもプリウスの販売に影響してしまうのでは?、、との思いからです。
これからはアクセラハイブリッドの走りにオーナーは満足するか、そして販売台数の比率などにも注視して行きたいですね♪
試乗後に一応、撮っておきました(笑)

試乗ではステアリング操作をほとんど行っておらず、上記でも書いた通りブレーキで大きな減点を貰っていた事も分かりますね。。
Posted at 2013/12/02 21:10:13 | |
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