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2014年10月29日 イイね!

【機械式時計】常識を覆す革命児 〜スウォッチ SISTEM 51〜

【機械式時計】常識を覆す革命児     〜スウォッチ SISTEM 51〜.
.
シリーズ化してしまった感が否めませんが、時計ネタ第3弾です。
実はクルマの試乗記とかよりも反響が大きくて少々複雑な気持ちですがw

過去の記事はコチラ↓↓


【第1弾】オメガ・シーマスター
【第2弾】ティソ・スケレッテ


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カジュアルウォッチで有名なスウォッチから
革新的な機械式ムーブメントを搭載した
システム51というモデルが昨年デビューし、日本においても今年の5月からリリースされています。






僕も以前から興味を持っていましたが、先日入手しました!








始めにさらっとモデルの特徴を明記しておきましょう。


【swatch】SISTEM 51

・自動巻(手巻き機能付き)
・6振動(毎時21,600振動)
・19石
・カレンダー機能
・ハック機能(秒針停止機能)無し
・日常生活防水
・ケース怪 : 42mm
・ケース素材 : プラスチック
・風防 : アクリル強化ガラス
・シースルーバック


《表》


《裏》





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜








、、、、と、上記の特徴だけでは何の変哲も無い機械式のカジュアルウォッチですが、いったいこの時計の何がスゴイのか?











システム51内のムーブメント。
パーツ総数51個からなる5つのモジュールをたった一つのネジで結合。



・最大約90時間のパワーリザーブ
・日差 約±10秒
・パーツ総数51個で構成
・長寿命設計、メンテナンス不要
・フルオートメーションの組み立て
・ムーブメントは100%スイス製

・開発にあたって17の特許を申請


先ずは、モデル名から由来する
パーツ総数51個で構成したムーブメント。
自動巻の3針(しかもカレンダー機能付き)としては圧倒的に部品が少ないです。








↑の表はタイプ別におおよその部品点数が記されたものです。
一般的な3針自動巻が100前後のパーツ数を要するのに対し、システム51はその半分程度の点数で完成されちゃってるんですね(驚)

故に、シンプルな構造で済むため
部品の生成から組み立てまでの全工程を機械で行う事が可能となりました。
機械式時計はどこかで必ず手作業による組み立てが必要になってくるのがこれまでの常識でしたが
手作業を一切排除するなんてずいぶん思い切ったなぁ、と驚いています(笑)

このように徹底的な合理化を進める事によって、これまでの低価格路線から大きく逸脱する事も無く
日本での販売価格は17,500円(税込)



しかし、単に構造がシンプルで安価なだけでは僕も含めた時計ファンの心を掴むのは難しいでしょう。
同価格帯(以下)のカテゴリーでは既に
セイコー・ファイブが存在し、優良なベーシックモデルを数多く輩出しています。
(信頼性も高く、世界的に人気を集めている)





そんな中、システム51に対して個人的に大きく興味を引いた項目がありました。


・最大約90時間のパワーリザーブ
・日差 約±10秒



メーカーが公称している上記の2点!
これにはちょっと目を疑いました(笑)
この価格帯の時計ではあり得ないです。
今までは。。

現在、機械式時計の新たな付加価値として
ロングパワーリザーブが高級機種を中心に定着しています。

機械式時計のパワーリザーブは一般的に
40〜50時間前後といったところでしょうか?
高級機はゼンマイの入った香箱を2つ以上に増やしたツインバレル等の手段を使って
60時間...80時間...............7日..8日
、、という具合に駆動時間を引き延ばしています。
ただ、そんな事をすれば部品数が多くなってメカの内部が複雑になり、ツインバレル以上の機構を採用した腕時計は安くても50万円以上の値付けがされているのが一般的でした。

最近はゼンマイなどの性能を向上させ、ツインバレルを採用しなくてもロングパワーリザーブを実現しているモデルがちらほら出始めていますが、それでも10万円前後の価格帯です。







システム51は一体、どんな手を使って90時間のパワーリザーブを実現したのか...?






ツインバレルではない事は確かですが、
17の特許の中にその秘密が隠されているのかもしれません。



精度に関しては購入して間も無いので
「ホンマかいな!?」
、、、って言うぐらいに懐疑的ですが、本当に日差±10秒以内を実現しているのかどうかをこれから確認してみようと思います。
日差±10秒以内は機械式だと高精度の部類なので、実現したらこれもスゴイ事ですね!

(おおよその日差が分かり次第、当ブログの本文に追記する予定です)





《11月14日追記》

使用してまだ一カ月足らずですが、
一週間ほど連続して精度の計測を行いました。
流石に毎日キッカリ24時間ごとの計測は難しく
おおよその日差となりますのでご容赦下さい。

(その他、気温や装着状況によって結果は異なると思われます)

11/7 8:20 【スタート】

平置き

11/8 8:25 【+6秒】

3時間着用

11/9 7:43 【+7秒】

平置き

11/10 6:38 【+3秒】

平置き

11/11 8:49 【±0秒】

4時間着用

11/12 18:01【-3秒】

1時間着用

11/13 5:28 【±0秒】

平置き

11/14 8:09 【-6秒】


後半でマイナス(遅れ)が出てしまったのはあまり印象が良くありませんが、とりあえずメーカーの公称する数値内に全て収まっています。

そしてもう一つ、
これは精度とは関係ありませんが以下の写真をご覧ください。

【プラスチック風防】


【リュウズ】



使用して一カ月も経たないうちに幾つかキズを作ってしまいました(汗)

やはりケースの耐久面は価格相応の作りとなっているようです。

従来通り、カジュアルウォッチとしてのコンセプトはそのままなので
その点は割り切る必要がありそうですね。


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、、、いかがでしょうか?
この時計のトピックがあまりにも多くて、はっきり言うと所有しているオメガやティソよりもインパクトは大きいですね。

本当はこれ以上時計を増やす予定は無かったのですが
安価だったのに加え、あまりにも画期的なモデルだったので半ば衝動的に購入してしまいました(笑)

一応、メンテ不要と書いてるので負担も少ないかな、、と。



最後にメンテ繋がりで、、、

この時計はメンテナンス不要と謳っているものの
ムーブメントがケースに密封されている為、そもそもメンテナンス出来ない構造になっています。

万一故障した際にはムーブメントの入ったケースごと交換となるでしょう。
(自分だったら新しいのを買うw)

機械式時計はメンテナンスしながら永く使って行くのがこれまでの考え方であり、魅力でもありましたが
それらを一切捨てた安価で高性能な機械式ムーブメントは今後ユーザーに対してどのような価値観を生み出すのか。。

機械式時計が現代に復権し、ブームを巻き起こして久しいですが
システム51の登場によって大きなターニングポイントを迎えるのかもしれません。

Posted at 2014/10/29 16:29:20 | コメント(4) | トラックバック(2) | 趣味
2014年10月13日 イイね!

【祝】デミオ、2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞! 及び13S L Packageに試乗。

【祝】デミオ、2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤー受賞! 及び13S L Packageに試乗。ちょうどネットのライブ中継を見ていましたが、やりました!
メルセデス・ベンツCクラスとの接戦を制し、デミオがイヤーカーの座を射止める事が出来ました。
(個人的にはレヴォーグがもう少し健闘すると思った..)

賞に関してはそれぞれの思い入れや思惑もあり?
、、ですが深い事は考えない、探らない(笑)

まずは、数多くのデビュー車の中からデミオが選出された事を素直に喜びたいですネ♪

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そして、まさにタイムリーなタイミングですが本日、その栄誉に輝いた新型デミオに試乗することが出来ました。
実車を見るのも今回が初めてです。

今日は休日ですが天候の影響で来店してるお客さんが少なかったのでゆっくりと見せて貰いました。




ショールームに展示してあったのはベーシックな
13C。



流石に魂動デザインが4作目にもなると、だいぶ成熟された印象ですね。
デザインコンセプトもちゃんと引き継がれているので、一目でマツダ車というのがスグに分かります。






ラゲッジスペースはともかく、後席は僕の身長だと完全にアウトw
首を曲げなければ座る事が出来ませんし、膝も前席に突き刺さっています。
アクセラまでが限界かな。
Bセグメントをメインのファミリーカーとして使うのならホンダのFitになるでしょう。。

しかし、それは実車を見る前から分かっていたこと...
デミオに求める魅力はやっぱりデザイン走りですよね!


展示車をひと通り見せてもらった後に試乗車の用意が出来たので早速ショールームの外に出ます。



現れた試乗車は13S L Package
ボディカラーは魂赤でした。
あれ?、、さっきの13Cとは全く雰囲気が違う(笑)




ネットの画像では何度も見ていましたが、インテリアが本当にオシャレ!
(悔しいけど愛車のアテンザよりもw)

実際に買うのであれば内装は確実にL Package仕様を選ぶな、、うん。


特にダッシュボードのレザー張りがお気に入り。


走らせてみると加速・ブレーキ・旋回共に操作し易いのはもちろん、このクラスであっても乗り味の質が悪かったり安っぽさみたいなものを感じる場面はありませんでした。

特にブレーキの操作感が良かったのが印象的で、踏み始めからフワッと減速してくれるのでi-DMの青1も容易に感じます。

デミオに乗れば「クラスを超えた走り」がどんなものか誰にでも実感出来ると思います。
この感動はアクセラでも感じていましたが、デミオの場合はリアサスペンションなど足回りに設計上の制約があるにも関わらず、同じような感動を得る事が出来たのでインパクトはコチラの方が大きかったですね。

ディーゼルモデルに関しては試乗車が入るまでもう少し時間がかかるとの事でしたが、機会があれば是非試乗してみたいと思います!
Posted at 2014/10/13 15:23:13 | コメント(2) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「【システム51 続報】
約一週間分の日差を計測しました!
興味があればぜひ(笑)

http://minkara.carview.co.jp/smart/userid/1840192/blog/34357968/
何シテル?   11/14 22:08
※お友達は募集していません 現在は【Myファン】機能のみを活用しています。 車暦 シボレー カマロ V6 ↓ メルセデスベンツSLK230 ...
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