
毎年恒例の遅い夏休み(^O^)/
例年ならセブ島リロアンでダイビングなんだけど、今年はコロナの影響で断念。
その代わりの山形ドライブもいよいよ最終日!
帰りはお土産を物色しながら米沢に出て昼ごはん、その後は東北中央道から福島飯坂JCT経由で東北道というルートを予定していましたが、昨日の雨で宿題が残ったから計画変更。
朝から山寺(立石寺)をお参りして、道の駅「天童温泉」へ
お土産&昼ごはんを済ませて、山形自動車道から村田JCT経由で東北道というルートで帰宅します。
【素朴がやっぱり一番落ち着くな】
昨日に引き続き、今日も早い目覚め。
温泉宿に泊まっているから、やっぱり朝風呂!
身体も活性化したところで朝食です。
朝食は夕食を頂いた小上りじゃなくて、テーブル席にセットされていました。

高級感は全く無い、素朴な朝食。
でも、美味しかった。
明け方まで降り続いた雨もやっと上がり、山寺に向けて出発です。
【閑さや岩にしみ入る蝉の声】
あまりにも有名な松尾芭蕉の句、やって来たのはこの句が読まれたのは山寺こと「宝珠山立石寺」

初めての人に訪れて欲しい山形のおすすめ定番スポットNo.1
根本中堂に向かう前に手水舎へと思ったら…

おネコ様が飲水中でした(笑)
こちらが宝珠山立石寺の根本中堂、天台宗のお寺です。

ここまで入口から3分程度、意外にあっさりと本堂に着いたのでちょっと拍子抜けした(笑)
根本中堂から山門へは平たんな道のり、途中にあるのが芭蕉像。

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を詠んだ俳人 松尾芭蕉の像です。
こちらは弟子の曾良の像。
お二人の像の間にはもちろん歌碑ですね。
さらに先に進むと「奥の院」の入口となる山門が現れます。
途中で御朱印とか頂かなければ、ここまで根本中堂から5分程度かな?
山門から奥の院までは800段の石段、一段のぼるごとに煩悩が一つずつ消えていくと言われていますが、800段で足りるのかな?

鎌倉時代の作と云われる山門で、ここから先は拝観料(大人300円)が必要です。
いよいよ登山スタート!

意外と規則正しい石段なので、羽黒山と比べたら上り易い♪
たまに狭いところもありますが、整備されているので問題なし
山門からおよそ15分、石段を350段くらい上ったところにあるのがせみ塚。
案内板には「芭蕉翁の句をしたためた短冊をこの地に埋めて、石に塚をたてたもので、せみ塚と呼ばれている」とありますが、当初は「山寺や 石にしみつく 蝉の声」と詠んだようで、大石田で舟待ちをしている最中に何度も再考し最終的に「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」が完成したそうです。
なので、ここに埋められているのは???

芭蕉が聞いた蝉はアブラゼミ?ニイニイゼミ?
芭蕉が訪れた7月13日(旧暦5月27日)の山寺付近では、ほとんどが「ニイニイゼミ」で占めている事から「ニイニイゼミ」が有力だそうです。
さらに5分程石段を上ると、森を抜けて視界が開けて仁王門に到着!

1848年再建されたケヤキ造りの門
仁王像(阿像・吽像)は鎌倉時代初期の名仏師運慶の13代後の平井源七郎作らしいです。
「仁王門」まで来ればゴールの「奥の院」ももう少し、観光客が訪れることが出来る「性相院」、「金乗院」、「中性院」を御参りしながら、「奥の院」を目指します。
「仁王門」から100段程上ると最初のお堂「性相院」

御朱印を頂けますが写経を納めないと説教されるとネットで評判の悪いお堂。
修行の場なのは分かるけど、観光客にいきなりそんなこと求められてもねぇ~
石段を上ってへとへとのところに説教だから、私もかなりムカムカ(-_-;)
ここで道が分かれて、直進すると「奥の院」、左手に進むと「開山堂」や「納経堂」があります。
残り260段、途中「金乗院」、「中性院」で御朱印を頂き、「奥の院」に到着!

奥之院は通称で、正しくは「如法堂」というそうです。
左側には「大仏殿」が並んでいます。
御参りして下りながら、脇道のお堂に立ち寄りです。
まずは「華蔵院」こちらは「かぞういん」と読みます。
近くの岩屋には日本最小の三重の塔、1519年の銘あり国の重要文化財に指定されています。
「開山堂」、「納経堂」方面に下って行く途中でちょっと紅葉
「山寺」と言えばこの構図「納経堂と街並み」

青空だったら映えるのに残念。
このあと「五大堂」に寄ってから一気に下山して、山寺観光は終了。
時間も正午を過ぎたので、道の駅「天童温泉」に向かいます。
【さすが山形そうきたか!】
道の駅「天童温泉」に着いたら、まずは天童市森林情報館「もり〜な天童」に寄って、山形通算6枚目のマンホールカードをゲット(^O^)/
イートイン「Sunpure's Kitchen」でお昼ごはん
ここはビュッフェサービスで、山形の銘柄米3種類の食べ比べが有名なんだけど、時節柄ビュッフェサービスは休止でした。
山形に来てからラーメン率が高い神様は「名物板そば」のボタンをポッチっと、オイラは「板そば合盛」をチョイス。
程なくして番号を呼ばれたからカウンターに取りに行くと…
やっぱりね~そう来ましたか!

日本そばと中華そばの合い盛り、つゆは日本そばのつゆです。
ちなみにごはんと味噌汁は無料、この日は「つや姫」でした。
隣りのカウンターでジェラートを買って食後のデザート
お土産は玉コンニャクや青菜漬け、そしてこれは外せない「 おしどりミルクケーキ」♪

こんなに種類が増えたんだ(@_@。
これで山形の全工程終了!
歩けるうちに月山神社に行きたいねぇ~なんて話ながら、山形自動車道から村田JCT経由で東北道で自宅へ
佐野サービスエリアの佐野ラーメンで晩ごはんを済ませて帰還となりました。
おしまい
5日目の走行データ
434.07 Km 11 時間 50 分(観光込み)