スズキ歴史館でスプラッシュ発見

スズキは静岡県浜松市に本社があります。

その本社前には、スズキ歴史館という建物があります。



外観を撮り忘れたのでネットから拝借


入場は無料なのですが、完全予約制なので
事前に予約が必要です。


先日、そのスズキ歴史館に行ってきた話です。


入場してみると自動車の他にバイクも多く展示されていました。

また、スズキの創業からの歴代の車、バイクが展示されており
当時を知る車好きの方には
たまらない場所ではないでしょうか。

そして、車作りの工程についても様々な手法を用いて紹介するエリアがありました。


さて、タイトルにもありますが
スプラッシュがちょっと変わった形で
展示されていました。


それがこちら♪







デザイン設計の紹介エリアで
デザインモデルとして
スプラッシュが使われていました。








徐々に車両のデザインが完成されていきます。



次のステップではクレイモデルになっていました。




こうやって手作りでクレイモデルを製作しているんですね。



半分クレイモデル、半分完成車という
面白い構図



そして断面形状が見られるのは
かなり貴重でした♪

流石は欧州生産車、左ハンドルのMTです。



自分の愛車が数あるスズキ車の中で
デザインモデルとして採用されていたことは
少し誇らしく思えた出来事でした。



スプラッシュという車は
少なくとも日本国内では
販売的に成功した車とは言えないものでしたが

スズキとして、デザインモデルに採用されるくらい
『デザインは個性的な車』ということなのでしょう。


他のスズキ車よりも
・燃費がすこぶるいいわけでもなく
・かといってパワーがあるわけでもない
・全高が高めなデザインの割に室内空間が広いわけでもない

という、実用性は他の車のほうが格段に上です。

それでもハンドルを握って運転した時の楽しさは
同クラス車と比較して
・素直なコーナリング性能
・疲れにくいしっかりとしたシート
・タイヤの接地感がわかりやすい重めのハンドル
と、運転することが好きな人にとっては
他にはない魅力があります。


走りに特化した車で
お金を出せばスプラッシュより
良い車はいくらでもあります。


ただ、スプラッシュほどバーゲン価格で
走る悦びを感じられる車は
そうはないと思います。


見た目に関しても、人目をひくような派手なパーツが一切ない平凡な車ですが

今でも運転が楽しい一台です。


もし、ご興味がありましたら
スズキ歴史館に足を運んでみてはいかがでしょうか。