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2018年08月18日 イイね!

BMW F11 Blue Smokeについて

BMW F11 Blue Smokeについて車検に合わせて Coldstart 時の Blue Smoke についても原因究明をお願いした。
今回お願いしたのは、川口にあるス○ラ○ー○ースさん。
BMW を中心に外車の整備全般を行うショップ。
BMW に対する知見は相当なもので、簡単なメンテナンスから複雑なエンジン整備まで行って頂ける。
とても良心的だし、症状に関するヒヤリングもしっかりと行っている。
ユーザーの心配点や気になる点もちゃんと聞き出した後(※)、アドバイスや修理方法等をきちんと説明してくれる。
※これができそうで出来ないショップやディーラーが多い。
ユーザーが何で困っているのかをきちんと聞いてくれることはユーザーにとっては安心感や信頼感に繋がる。
まぁ、確かに今はコンピュータに繋げれば詳細な診断結果が得られるが

■結論から
今回の Colsd Start 時の Blue Smoke はターボユニットのフィードオイルラインを対策品に交換する事で改善した。

チェックバルブ付きフィードオイルライン。
パーツ代は数千円だが、ターボユニットの取り外しが有るため工賃が以外にかかる。
パーツは日本では殆ど販売されていないが、海外ではアフターパーツで対策品が沢山販売されており、輸入車を扱っている修理工場なら容易に手に入れられるはず。
勿論、純正での対策品もリリースされている。
フィードオイルラインで間違いないなら交換は自分でやろうと思っていた。
が、今回は症状の原因がはっきり分かっていなかったので、それを突き止める調査やテストをする必要が有ったし、且つフィードオイルラインを交換するにはエキマニやターボユニットを外す必要があり、冷却水やオイルがどういう状況になるか分からなかったので、素人のDIY範疇外とプロにお任せした。

■症状の発生条件
エンジン停止すると暖まったオイルが、エンジン側からフィードオイルラインを通って、時間を掛けてターボユニットに落ちていく。
ターボユニットに溜まったオイルはエンジン始動時に燃焼室に送り込まれ Blue Smoke を発生させる。
オイル下がりとの見分け方としては、オイル下がりの場合はアイドリングで暫く放置した後にエンジンをふかした場合にも Blue Smoke が出るが、このフィードオイルラインの場合には Coldstart 時しか Blue Smoke は発生しない。
私も当初はオイル下がりと考えていた。
しかし、オイルを固くしたり漏れ止め剤など試したが効果無く、且つ症状が微妙に違うことに違和感を感じて追跡調査をした。
すると、海外で同じ症状を解決した事例が出てきた。
それがフィードオイルラインの交換だった。

■対策品について
対策品は、オイルが暖まった状態でのエンジン停止でフィードラインにオイルが流れ込むのを止めるためのチェックバルブが追加されている。
エンジンが動いている間は油圧が掛かるため、チェックバルブは解放状態となり、オイルはターボユニットを循環する。
実はこのパーツ、BMWのパーツリストで普通に検索しても純正部品番号は出てこない。
なので、詳しく調べてくれる良心的な工場じゃないと、
 「そんなパーツ有りませんよ」
で、終わってしまうかも。
 ※調査した限りではパーツ番号は、11-42-8-678-840

■BMW Japanの対応
世界中で発生しているこの ColdStart 時の Blue Smoke 問題。
対策品を用意していると言うことはそういった事実があることは BMW は認識している。
海外ではリコールとなっているところもある。
が、日本ではリーコールとはなっていないため、保証が切れてからディーラーに持ち込むとおそらくターボユニット毎交換とかされてディーラーなどでは工賃込みで数十万とか請求されるのでは無いだろうか。
BMW Japanは認めていないのだからそういう対応にしかならないだろう。
日本人は集団で訴訟などを起こすような国民性ではないので、言葉を選ばずに言えばメーカーは適当にあしらっていると感じる。

■後記
エンジン始動時のあの青白い大量の煙はやはり萎える。
朝エンジンをかけると周りが真っ白になる程煙が出る。
近くにいる人が心配して言いに来るほど。
正直恥ずかしさも有る。
治ってホッとしているし車に対する愛着も又変わらず出てきてはいるものの、メーカーに対する不信感は増すばかり。
正直、私は BMW を友達には勧めることは無いだろう。
車自体は良いのに、メーカーとしての姿勢で顧客が離れていくのは勿体無い。

※これを書いている最中に、韓国で BMW のディーゼルが燃えているニュースが流れている。
リコールには踏み切ったが、既に燃えた車両については「燃えちゃって原因分からないから保証は無し。新しい車買うなら割り引きするよ。」ってことらしい。
如何なものか・・・
Posted at 2018/08/18 18:56:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 修理 | クルマ
2018年01月03日 イイね!

N20 エンジンについて

N20 エンジンについてN20エンジンについて、気になることを調べていた。
備忘録として Link 等を記載しておく。


■エンジン音について
海外のBMW関連サイトで、N20のエンジン音について
 「笛を吹くような高い音」
について、不具合であるとユーザーレビューが沢山ある。
https://bmwtechnician.com/2016/08/07/n20-timing-chain-issue/comment-page-3/#comment-3244

タイミングチェーンのガイド(樹脂製)が割れて、タイミングチェーンに干渉することで発生するらしい。
アメリカのBMWでは、強度不足を事実上認めており、保証を延長している模様。
https://bmwtechnician.com/2017/08/02/timing-chain-bmw-bulletin/

日本のN20エンジンでは不具合は出ていないのか?
BMW Japan はどういった対応しているのか。。。。。

実際、自分のエンジンでも同じ様な音がしている気がするが大丈夫なのか・・・・・


■エンジン始動時のBlue Smoke
1日置いて朝エンジンをかけると、大量のBlue Smokeが出る。
冬場は気になるほどでも無いが、春から秋にかけては周りが白くなるほどひどい状況。
海外でも同じような動画が。
https://www.youtube.com/watch?v=l7Xl1g6gOyw

コンピュータにはErrorはメモリされていないが、明らかに異常。
当初オイル下がりを懸念していたが、調査するといくつか怪しい所が。

ターボユニットの潤滑のためのオイルフィードラインのパーツに不具合があり症状が発生するらしい。
既に対策品も有り、BMW側も認識している模様。
https://bmwtechnician.com/2016/05/13/n20-oil-feed-line-update/

且つ、アメリカでは保証を延長している(10年/12万mile)
https://bmwtechnician.com/2017/08/02/bmw-n20-turbo-oil-line-bulletin/

ターボユニット自体に問題があり、交換で治ったという報告も。
http://f30.bimmerpost.com/forums/showthread.php?t=1155261&page=4

BMW Japan はどういった対応としているのか。。。。。
他の人で同じ症状を持っているいる人はいないのか?
日本では検索しても全く引っかからないんだよな。。。。。

Posted at 2018/01/03 17:05:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | エンジン | クルマ
2016年04月07日 イイね!

■□ How to replace front suspension □■ (手順書)

フロントサスペンションの交換手順を備忘録で記載していた。

他の方がもっと詳しく書かれていらっしゃるので、
わざわざ公開しなくても良いかなと思っていたけども
何かの参考になるかなと考え公開しておこうと思う。

※この手順で作業されて起きた事故や不具合に関しては一切責任は負いません。
  全て自己責任でお願いします。


■ F11 Front Suspension Replacement ■

[1]Remove the strut
1. The entire front to jack up.
2. 馬を架ける(Jack は 1G締付に使用するためフリーにしておく)
3. StablizerLink を Strut に固定しているネジを外す(18㎜(緩止) × T40)
4. Strut を Lowerarm に固定しているネジを外す(21㎜ × 18㎜) ※滅茶苦茶固い!
5. Upper Mount を Body に固定しているネジ3本を外す(13㎜)
6. Strut Assy を引抜くために Upperarm と Knuckle を分離する(14㎜ × E14)
  (注)ボルト引き抜き時に1G状態でないとねじ山が潰れる可能性あり
7. Suspension Arm 全体を押下げながら Strut Assy を取り外す
8. Knuckle の倒れ防止のためロアアームを押し上げてUpperarmと接合しておく


[2]Exchange the suspension
1. Upper Mount と Lower Mount の位置ずれ防止のため Marking しておく(組付け時にもとに戻す必要がある)
2. Spring Compresser を使用して Normal Spring が遊ぶまで縮ませる
3. Upper Mount を外す(18㎜ × Hex6㎜)
4. Normal Spring を外す(Spring Compresser も取外す)
5. New Spring を Spring Compresser で組付け可能な状態まで縮ませる
6. New Spring を Strut Assy に挿入(Upper Mount と Lower Mount を Marking 位置に合わせる)
7. Upper Mount の Bolt を締める(18㎜(64Nm) × Rod Hex6mm)


[3]Install the strut
1. Suapension Arm 全体を押下げながら Strut Assy を取り付ける
2. Upper Mount を Body にネジ3本で仮止めしておく(13㎜)
3. Upperarm と Knuckle を連結する(14㎜ × E14)
4. これ以降は、基本的に両サイド同時に行えることが望ましい。
5. 1G状態を作る(Knuckle に Jack を架けて LiftUp し、馬から僅かでも浮けばOK)
6. Strut を Lowerarm に固定する(21㎜ × 18㎜)
7. StablizerLink を Strut に固定する(18㎜ × T40)
8. Upper Mount を Body に固定しているネジ3本を締付ける(13㎜)

以上
Posted at 2016/04/07 22:10:36 | コメント(0) | DIY | クルマ
2016年03月13日 イイね!

ステアリングのコンコンという振動は治ったのか

車検で最新のソフトウェアに VerUp をしてもらい、
ステアリングに来る、コンコン という振動はどうなったのか。

結論から言うと、治りました。

信号待ちなどでよく現象が発生していたが、全く感じられなくなった。
ソフトの VerUp では治らなかったという書き込みをどこかで読んだが、
私の車ではそんなことはなく、効果がきちんと出ている。

もし同じ現象を気にされている方がいらっしゃるなら、是非お勧めします。
この件以外にもいろいろ修正されていると思うので、
改悪になることは無いと思われ・・・。
ま、コーディングは初期化されますが。。。。。


原因は何なのか、どんな対策をしたのかは説明されず。
(まぁ、プログラムのここがこのタイミングでこんなバグでしたって
説明するわけ無いですな)

想像するに・・・

BMW では、ステアリング制御には EPS (電動パワーステアリング) が使用されている。
EPS はトルクセンサと車速信号を基にパワステ補助モーターの駆動を制御している。
機能としては、速度感応式パワステや、レーンキープアシスト、
居眠り防止のバイブレーションなどを実現するために使用されていると思われる。

停車時の車速情報が無くなる瞬間の隙間などでプログラミングに
何か問題があったんじゃないかと。
車速とトルクセンサ、エンジン回転数などを処理した際に行う補助モータ制御に
しくっていた ってところかと。

とにかく治ったので、コーディング初期化されたとしても価値はあったかな。


実は、最近いじるところも少なくなってきて退屈さを感じていたので
綺麗な初期の状態で、一からコーディングすることが楽しく思えた。

時間をかけて、一つ一つ機能が変化していくのを確かめながら進めるのは
ちょっとワクワクした。

忘れていた初期状態を再び体感したのも、なんだか楽しかった。


車の楽しさを再び感じられた車検だった。


■コーディング後記
アンビエントライトの光量調節つまみとの関連無効化がしたいなぁ・・・。
F30 系では実施している方はいるようだけど、F10/11 には項目が見当たらず。
別の名前で有ったりしないのかな。

Posted at 2016/03/14 00:53:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 修理 | クルマ
2016年03月13日 イイね!

1回目の車検

1 回目の車検。

1年前オイル系はすべて交換しているので今回の交換は無し。
ブレーキパッドも変えてあるし、タイヤも新品。
交換対象はワイパーブレードくらいだった。

「気になることは無いですか?」
と聞かれたので、停車時のステアリングへのコツコツくる振動のことを伝えた。
これは他の方のブログなどでも話題になっている症状で、
すでに対策版のソフトがリリースされているとのこと。


よって最新版への VerUP をお願いした。

が、この VerUP が引き起こす弊害がある。
そう、コーディング が全て初期化され消えてしまうのだ。

環境があるからもう一度やり直せば良いじゃない、と思うかもしれないが、
コーディングを実施するには、
  車両側の ソフト(i-Step) の Ver
  コーディングソフト(E-Sys) の Ver
  コーディングデータ(PSDZDATA) の Ver
が適合していないときちんと施工できない。

私の古い e-sys や PSDZDATA Verでは、最新版に VerUP したら
コーディング不可能状態になってしまうのは分かっていた。
なので、事前に海外の有名なコーディングコミュニティーから、
最新版の E-sys と PSDZDATA を入手していた。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
一時は BMW 側の隠蔽対策によってコーディングが出来なくなる事態になっていたみたいだけども

今は解析ツールの E-Sys Launcher Premium がるので以前と同じようにコーディングが可能に。
解析を行い環境を作ってくれた方には、本当に感謝いたします。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


車検から帰ってきて・・・・・・・

きれいに洗車され、ピカピカの F11。
それと共にコーディングもきれいに初期化されておりました。

改めて初期の状態で乗ってみると、色々な警告画面や警告音やら
面倒くさいこと沢山あったのね。。。
デイライトも無くなっているし、開錠施錠での確認音もなんだか安っぽいし。
LED ライト類もエラーが出たということですべてノーマルに戻されてたし。 
早くコーディングしちゃお、ってことで帰り道にスーパーの駐車場で
早速PCと接続してコーディング開始。

が・・・
ん??
E-Sys と車の接続ができん。。。
立ち上げなおしても症状変わらず。
PC と 車両状態を完全に OFF させたかったので
F11 を OFF 後 15 分以上放置、PC もシャットダウン。
一旦完全に OFF させてから再度実施したら成功し、
やっと接続完了。

接続出来たら後はコーディングしまくるのみ、と思っていたのもつかの間
いくつかの項目で .ncd ファイルが見当たらんという警告が出て Read が出来ず
Edit まで辿り着けない状態に・・・。

調べてみると、どうやら今回の車両側の最新版 i_Step に対応する
PSDZDATA が必要そうだ。
早速ググってみると、入手していた Ver よりも新しい Ver がリリースされていた。

https://www.drive2.ru/l/7183131/

各Ver は
i-Step    :F010-16-03-501
E-Sys    :3.27.1
PsdzData    :3.58.0.500(入手後) / 57.3(入手前)


早速入手して中のデータを確認すると、
Not Found となっていた .ncd が追加されていた。

これで、すべての項目でコーディングが出来そうだ。


明日、やってみよう。



■車検後記
BMWの車検と聞くと、費用がかさむとよく耳にした。
今回の結果。
交換のワイパーブレードはサービスパック期間内なので無料。
ディーラーの見積もりでおすすめ作業として出てきていた、
オイル添加剤、燃料添加剤、エバポレータ清掃、車内消臭、は実施してもらった。
これらを込みでも、総額 14 諭吉ほど。
意外なほどお財布に優しい金額。
何も問題がなければ、BMW といえどもこのくらいで収まるのですね。

-- 点検の結果全く異常無しで、とてもいい個体であると言われた。 なんだか嬉しい --


■2016/3/13 追記
上記最新版のPSDZDATAにて全てのコーディングが実施出来た。
これで車検前にほぼ戻った。
ついでに車検前には出していなかったスポーツ表示(馬力とトルクのメータが出るやつ)を追加。
普通に走ってると、案外馬力もトルクも使ってないんだ、ってことが分かった。
ま、信頼性がどこまであるかは不明ですが。

Posted at 2016/03/13 01:39:04 | コメント(0) | 修理 | クルマ

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