しとしと雨上がり。
数日、いやここ2日位で一気に
「そろそろシモヤケね」
という警告を手にヒシヒシと感じる凹
そんな今日は冷え切った手をスリスリとお寺さんにお参り。
雨があがってよかったなぁ。。。。。とそれでも曇天の空をのんびり見上げながらしっかりと冷えた空気の中。
本堂の前に立ち、今日の礼を伝えて祈り願
、の目の前にちびこい(小さい) かなぶんのような虫っこが逆さ向いて転がっていたんですよ(^o^;)
手足をバタバタとなにかをつかもうというように・・・・
「うまくコツつかんで勢いつけてころーんっと戻ってくれたら」
そう思いながらお参りするのはかなり集中力に欠けるではないか凹
1つ、祈りと願いを届けて虫っこをじーっと眺め、、、、かなり迷い悩んだものの足元に枯れ葉が落ちていたのを拾って虫っこの手先? に。
うまいことキャッチしてしがみついてくれたらそのままそーーーーっと横の土のあるところか後ろの木でも・・・・
と思っていたものの向きは戻ったけどポテンとそのまま(^o^;)
祈りにもどって、しかし祈りながらお参りしながら目が離せない凹
体勢が戻ったらまた、なぜかこの階段を上がろうと何度も何度も。。。。ちょっとだけ上がったら必ずといっていいほどポテッと落ちる凹
逆にならずうまいこと落ちたらまた、、、、階段に向かう。
☆虫っこの下にある葉っぱは私が拾って使わせていただいたもの^^;
お参りしながらずーーっと見ていて、よちよちと登ってポテッと落ちるところはとてもいじらしいし、、、しかし歯がゆいではないか。
また葉っぱで救って向きを変えたら階段に。。。。。
ものすごく小さくて、「なぜ?」というくらい何度も何度も階段に向かうのを見ていてなぜか心の底から「愛おしい」と感じた。
涙が出てくるくらい。。。。愛おしい。
お参りで
「この虫ちゃんも救ってもらえますよう」
とお願いしつつ目が離せない。。。。。虫っこの為にお参りに来たんじゃないんだよぅ^^;
と、次にまた落ち葉を差し出すとうまい具合に乗った・・・というのかつかまってくれたのか。。。
迷ったけれど階段に登りたいのならもしかして、と本堂の柱につかまってもらおうかなと横を向いた瞬間にポテッと落ちた凹
「あいやー」凹
祈り願いつつ、やはり虫っこを目で追ってしまう。
落ちた虫っこはしばらく階段の縁をのろのろと沿って歩いていて。。。。
また階段の端があったところからなぜか登ろうとしていた^^;
神様に写真を撮らせてもらうこと了解を得て(勝手に「撮るね」と伝えただけ)
自分の祈り願う集中力と気持ちがめきぽっきり減らされてしまった凹
がしかし、
「この小さい命を守ってもらえますよう」 とその分、そちらに願いを増して届けてきた。
心のなかで「ふぁいとー」っと声をかけエールを贈りゆっくり階段をおりてまたお参りをして帰りに見上げると納経所のおじさんがうろうろと閉扉作業に歩いておられて「まさか踏まれることはあるまいよ」とちょっと心配しながらも強くその場を離れて次の用事に向かってきたのですが。。。。。
何度も何度も階段を這い上がるのを見ていてこんなに愛おしく感じたのはなぜなのかわからない。
もしかしたら階段の上に運べばよかったのかもしれない。 虫っこは神様にもしかしたら何か祈り願うことがあったのかもしれない、だからこそ上に行きたかったのかも。。。。書いていてそう気づいたら泣けてきた凹
しかしいつもそこそこは(?) まじめな顔して真剣に気持ちや言葉を届けているのに今日は虫っこに目を気持ちを祈りを奪われ (虫のせい?!)
ころーんと下に転がって落ちるのがあまりにもかわいくていじらしくて笑ってしまって。。。。
神様に試されていたのかもしれない。
「動じることなくお前はちゃんと祈る気持ちがあるのか」 と。
虫っこに目を奪われ笑ったりしていた時点で失格です。。。凹
にゃんこの時もそうだったけどお寺さんでは命は「あるがまま」で死にそうになってても無理に手を出して救わない。 自然の摂理らしい・・・・・
だからこそ「ほっておくべきなのか」とものすごく悩み迷ったけど木の葉を差し出してしまった。
神様に「失格」と烙印を押されたかもしれないけど、、、、、
「それなら落ち葉ひろって差し出すんじゃなかった、知らん顔してお参りに集中して見ることもせずに後ろむいて帰ればよかった」
とは思えない。
今もどうかお寺さんのどこかでまんまると安心して休んでくれてますように。
笑ってごめんよー^^;
けれど本当に「こんなにも愛おしいものがあったのか」というくらいその命になぜか心を打たれてしまった。。。。。
人でも虫でも鳥でも猫でも。
きっと神様は救ってくれると思うから助けてもらえるよう祈り願う。
もしかしてまた会えたらとってもうれしい。
Posted at 2019/10/29 22:07:19 | |
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