話の発端は去年の秋頃・・
北海道のみん友さんに
「カブに乗って北海道でキャンプツーリングしたいですね」と
半分冗談でメッセージを送ったら
「来るなら歓迎するよ。プラン立てるよ」と言われ・・・
何も考えずに北海道にカブでキャンプツーリングに行ってきました!(笑)
さあ
先ずは、一番必要な旅費を確保します。
と言っても大して貯金も無いので、一日500円玉を一枚以上
貯金箱に入れる地獄の貯金を始めました。
両替の兼ね合いも有るので、出発の前夜 4月27日に開封しました。
秋口から始め、かなり苦しかったですが、恐らく9万円は超えているはずです。
うん?
微妙?
取りあえず出してみると・・・
有る様な無いような??
数えた結果は・・
ぴったり200枚有りました(^^)
これで、旅費は問題無さそうです♪
28日の午前中に硬貨を紙幣に両替して
勢い良く仕事を17時に終わらせて
いざ北海道行きのフェリーが出る
茨城県大洗港に向かいます。
船は29日の午前1:45出船でしたが、乗船受付が28日の午後10:30迄と
思ったより時間が無く、確実に到着出来る軽トラにトランポして大洗に向かいます。
道中、渋滞もありましたが無事にフェリー乗り場に到着。
車からカブを降ろして荷物を積んで記念撮影♪

(旅感が滲み出ていますww)
早速、乗船の手続きをします。
私は事前にネットで予約していて乗船名簿も記載してプリントアウトしていたので
簡単に手続きが終わりました。
その手続き中に乗船説明で
こんな紙を渡されました(汗)
要するに・・・
「お前たち!凄く揺れるから、覚悟しろよ!!」って事ですね(笑)

(まぁ 船酔いは強いほうなので楽勝かな・・)
無事に手続きも終わり
気持ちに余裕が出来たので辺りを徘徊してみます。
のんきに船を見ていたら、時間も過ぎていて
乗船する為にカブをバイク用の車列に並べます。
周りは大型バイクが多数で、小さくても250ccクラスのモト車でした。

(なりはリッターバイク並みw)
まだまだ、乗船には時間が有ったので
ターミナルのトイレに行き
戻ってくると・・・
隣には・・・

(また マニアックなカブが・・w)
おぉぉ!【゚ロ゚】!!
恐らく、狙って停めて頂いたと思います。
オーナさんと少しお話をしたかったんですが、私が妙に緊張していたので
「写真を取らせて下さい!」
の一言しか話しかけられませんでした。(汗)
さあ
いよいよ乗船です。
大洗港では、バイクが先に乗船します。
もうこの時はわくわくしてニヤニヤしていました。(=^ェ^=)

(前はMD90さん)
その後
誘導員さんに案内されて船内の一番深い所に行き
専用の固定機具でしっかりと固定されました。
カブは船員さんにお任せて
私は指定された船室に向かいます。
深夜便は、エコノミー部屋(別名雑魚寝部屋)が無く
六人一部屋のベットルームとスイートルームのみ船でした。
もちろん、私はベットルームを取りましたが、思ったよりも窮屈ではなく快適でした。

(窓際にはちょっとした共用のテーブルとイスがありました)
この時点で深夜0:00位でしたが、興奮して眠れないので
船内を徘徊しました。
まずは自動販売機チェック!|゚ェ゚*)

(定価で良心価格でした)
次は持ち込んだお弁当を食べたり出来るホールに行きました。
ここには冷凍食品の自販機や電子レンジや給湯器等があり
とても使い勝手が良かったです。
他はちょっとしたゲームコーナーが有ったり
こんな所まで・・・ (*゚∀゚*)ぽっ…

(中には入りませんでした)
まだ出航しないので
デッキに出てふらふらしてみました。

(一応、救命ボートの場所も確認ww)
そんなこんなで、ふらふらしていたら
いつの間にやら出航していました(^_^;
出航前に船内放送で、お風呂は悪天候の為
出航後に閉鎖しますと言っていましたが
まぁ 時化ていると言っても船が大きいしたかが知れているだろうと思っていましたが
一応・・・(笑)

(エチケットな袋ですね)
出航後間もなく、船は揺れ始めました。
確かに大きいウネリでしたが、とりあえず一杯呑んで寝ることに・・

(呑んだら即寝でしたww)
朝起きて、展望ラウンジからの眺めです。
雲行きは怪しく海は荒れてはいましたが、正直大した事無かったです。
とりあえず朝ごはんを食べます。
船内に有る便利な電子レンジと給湯器をフルに活用します。
もちろん、朝ごはんをケチった分けでは無いですよ。(^_^;

(海を見ながら食べると格別に美味しかったです♪)
暫くして、ホールでウトウトしていたら
下から突き上げる感覚とドーン!!と船底を打ち付ける音で目が覚めました。
窓から海況を見てみると・・・

(ちょっとヤバそう・・)
そして、30分もしない内に大荒れに!
その時の船内では、既に歩行困難でデッキに出る扉は全て密閉のロックがされて
船内の所々では、トラブルが起きていました。

(激しい揺れによりダウンライトが片方もげています)

(給湯器の紙コップは散乱し・・)

(自販機の見本は倒れてしまい)

(屋根の点検口は何度閉めても開いていました)
さあ
こうなると流石の私もちょっと船酔いが怪しいので
とりあえず負けない様にお昼ごはんを食べました。
何気にカップ麺にお湯を入れるのが困難で
カップ麺を押さえている手にお湯が掛かり
一人熱々おでんネタをやっている感じでした(爆)
無事にご飯も食べ終わりましたが
酷く揺れるので、念の為飲みました。
正直 持っていて良かったです。(^。^;)
この後も数時間に及び酷い揺れと、波頭から叩き落とされる
振動で寝るにも寝れず、しかもベットでは体がゴロゴロと勝手に転がり
相部屋の他の方々のベットからは、うめき声が聞こえ
まさしく拷問状態・・・
とりあえず、本でも読もうかと思いましたが
口からビックリドッキリメカが出ても困るので止めました (゚д゚ノ)ノ ヒィィ!!

(こんな時に持っていた本が、こんな本でしたwww)
拷問から数時間が経ち
津軽海峡が見え始めた頃には、幾分うねりも大人しくなり
いよいよ、北海道が近くなって来ました。

(分かりづらいですが、左側が本州で中央が津軽海峡で右側が北海道)
日もすっかり落ちて、いよいよ北海道が近くなってきました。
苫小牧港のパイロット船に誘導されて着岸します。
この景色を見て、部屋に戻り荷物を準備していたら、今回お世話になる
みん友さんの もるさん から生電話が掛かって来ました。
あまりにビックリしてしまい、普段出さない感じの悪そうな低い声で話してしまいました(汗)
実は私は結構恥かしがり屋なんです(爆)
そして、船は二時間遅れましたが、無事に到着して下船して
ターミナル前で記念撮影♪
このチョット前の船から下りるときに、行っては行けない方に行ってしまい
港の職員さんに怒られているのを、もるさんに見られてしまいました。
ファーストインパクトは既におっちょこちょいな変な人と思われたと思います(滝汗)
その後、無事に もるさん にお会い出来て熱い抱擁して(嘘)
もるさんのご自宅の帯広までトランポして頂きました。
このカブを積み込みしている時に、極度の緊張が解けてきて
北海道の異常な寒さに気が付きました。
恐らく、0度近かったと思います。
カブの積み込みも無事に終わり
一路、約200キロ先の帯広を目指します。

(フェリー乗り場からの最初の分岐点 どちらに曲がってもドラマがありますね)
苫小牧港を出発してから、直ぐにお腹が空いたから何か食べたいと
私が我がままを言って、それでは「MIYOSHINO」でも行きますか?と言われ
関東の私は、「え?何ですか?そのお店??」と返事をしたら
では行きましょう!と言われ連れて行って頂きました。
そして、定番のメニューが・・・
これ

(餃子カレー)
一瞬怯みましたが、美味しいかったです。
ルーが餃子用に合わせて作っているみたいで、素晴らしくマッチしていました。
フェリーが二時間も遅れたお陰で、日付が変わる頃に夕飯を食べ終わり
帯広まで、ドライブ♪
車内は色々な話で飽きもせずあっという間に もるさんのご自宅に
途中の日勝峠では雪が降っていてアイスバーンなっていたり
キタキツネもあちらこちらで目撃したりしましたが、話に夢中で
全く写真撮ってませんでした (^_^;
もるさん邸に到着後
ちょっとお願いして30ジムニーでプチドライブ♪
念願のもるさんの30乗った時に撮ったワンショット
みんカラ初めて、直ぐにもるさんにお友達になって頂き、
この30に憧れて、色々と整備や修理のアドバイスを頂いた方の
30に横乗り・・・黙っていましたが涙が出そうな程凄く感動していました(笑)

いや~良い音していまいした♪
排気音も良かったのですが、エンジンやシャフト類のノイズが殆ど出ていなく静かでした。
そして、いよいよ待ちに待った念願の もるさんのガレージに潜入しました。
(変な物ばかり・・・笑)
暫くガレージでお喋りしていたらチラチラの夜が明け始め
翌日(当日ですが・・)のツーリングの為に少し仮眠をする為に
ご自宅の一室をお借りして就寝・・・
出来ませんね。
部屋の中を見渡すと、罠だらけでしたww
でも、酷い揺れの船旅と流石に少し疲れていたみたいで
罠に嵌らず、瞬殺で寝てしまいました。

(素敵なお部屋でした。羨ましい)
さてさて
出発編は、ここまでです。
次回は、(仮)札幌編をお送り致します。
でも、写真の整理すら出来てはいないので、早くても来週末くらいですかね(^_^;
今回は少し気長にアップして行きます♪
よろしければ、お付き合いください。
宜しくお願いします ┌(_ _)┐