2014年07月30日
皆さん。こんばんは。
軍曹です。
今夜のお話は、母方の祖母の通夜の
席でのお話です。
では…
これは私、二等軍曹が実際に体験した話です。
『気付けよ!』
母方の祖母が亡くなり、その通夜が始まる前、部屋の中央に祖母の遺体が寝かされ、私はその部屋の一番端に座っていた。
その部屋の中央の壁の上には神棚があり私はその神棚側の端に座っていた。
すると、突然私の肩に神棚のお札が
落下して来た。
ぬおっ!何だぁ~!? えっ、お札!?
親戚一同も、あらあら、落ちちゃったねぇ。くらいのリアクションだった。私もその時はそう思ったのだが、後になって、普通アレが落ちてくるか?あのタイミングで。もし落ちたとしても、前に倒れて落ちるんなら話は分かるけど、私が座っていたのは神棚の横、しかも普通に倒れての落下ではどうやっても届かない位置だ。つまり、あのお札は弾き飛ばされた感じで落ちたことになる。
ヤッパリばあちゃんが自分の存在を気付かせようとやったんだろうな。
ゴメンよばあちゃん。0感体質なもんで…
Posted at 2014/07/30 19:20:46 | |
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ミステリー
2014年07月24日
皆さん。こんばんは。
軍曹です。
今夜もビミョ~に怖い話をお届けします。
では…
これは私、二等軍曹が実際に体験した話です。
『視える犬』
これは母親が亡くなる少し前の話なので、ちょうど10年前になるか。
当時、犬飼ってましてね。えぇ、アパートですけど、まあ、やりたい放題ですね(笑) 一応、大家の許可はとってます。
で、その犬と部屋で遊んでたら、突然ピタッと止まって、部屋の上の隅
を見て威嚇しながら吠えだした。
そう、ウチの犬は視える犬だったのだ!この時初めて知ったのだけど。
0感体質の私には全く見えないし、
変な気配も感じないが、犬はけたたましく吠えまくっている。見えない不法侵入者は微妙に動いてるようで、それに合わせて犬も動きながら吠えている。
そして私はプチッとキレて台所へダッシュ!包丁を手に戻ると、不可視の侵入者に「この日本じゃのう、生きとる人間を殺したら罪になるがのぅ、死んだ人間は殺しても罪にならんのじゃ!もう一回死ね~!
」と犬の目線の先に向けて包丁を突き刺す!
と、ヤツは上手く逃げたのか、犬は別の方を向いて吠えかかる。
「フッ、やはり刃物には弱いか。オラオラァ~」犬の視線を頼りに部屋の中で包丁を振り回す私。吠えまくる犬。
と、ヤツは隣の部屋へ逃げたのか、犬が後を追う!「今度はそっちかぁ!」隣の部屋へ入ると、犬はさらに隣の洗面所で吠えてたが、すぐに吠えるのを止めた。「チッ、逃がしたか…」
しかし、一体ヤツの正体は何だったのかわからない。人間の霊なのか、妖怪の類いなのか?
まさか、親父の霊がふらっと家の様子を見に帰って来たとかはないよなぁ…
今の犬は当然、親父の顔を知らない訳だから、不法侵入者として吠えるわな… だとしたら、悪い事したなぁ。しかし、知らない人が来ても喜んで飛び付くウチの犬が、あそこまで歯をむいて吠えるんだから
、少なくともまともなヤツじゃない
化け物系の可能性が高いな。
まあ、0感体質の私には知る由もない事だが…。
皆さんもお気をつけ下さい。見えない侵入者が今あなたの隣にいるかもしれませんよ…
Posted at 2014/07/24 19:46:23 | |
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ミステリー
2014年07月18日
皆さん。こんばんは。
軍曹です。
今夜のお話は、私が小学一年か二年の時の恐怖体験です。
では…
これは私、二等軍曹が実際に体験した話です。
『異次元マンション』
このマンションは未だ現役で満員御礼状態なので、あまり詳しく書くと場所が特定される恐れがあるので省きます。
仲の良い友達と遊んでいたある日、その子のお母さんがお使いを頼んで来た。その子のおばあちゃんの所へ届け物を持って行ってくれとのこと。とりあえず遊びを中断して、
私も付いて行くことにした。そこが
問題の市営マンションだった。
そのマンションの一階の北の端がおばあちゃんの部屋だ。このマンションは1フロアに10室の五階建てとなっており、北側と5部屋行って真ん中と南側の三カ所に階段がある造りだ。
当時の我が街ではかなり大きく高い建物だった。
生憎、おばあちゃんは留守だった。
そのまま帰ろうとなったが、私は高い所から景色が見たくなり、「一番上まで行ってみようや!」と言ったが、友達は「ワシは下におるけぇ行って来いや」と言うので、私は「ちょっと待っとけよ」と言って走って階段を上がって行った。
上からの景色は遠くまでよく見えた
。下を覗くと友達がこっちを見てる
。「お~い」と手をふると向こうもふってくる。ひとしきり景色を楽しんで、さて降りるかと階段へ向かい
降り始める。と、1フロア降りるのに、7~8段の階段を降りて踊場があって、また降りるのだか、その踊場から下に降りる階段が無く、コンクリートの壁になっている。
あれ?この階段は行き止まりか…戻
って、違う階段を降りるがまた踊場で行き止まりになっている。
ここも違ったか。じゃ、あそこの階段じゃなと向かい降りるがまたしても行き止まり…
…三カ所の階段が全て行き止まりになっているのだ!焦った私はまた違う階段へ向かって降りるがやはり行き止まり。この時点で自分がどの階段で上がって来たのか分からなくなっていた。
下を覗いて下にいる友達に「階段がない!降りれん!」と叫ぶも、友達はこっちを見上げてハァ?といった感じ。
更に焦った私は、とにかく階段を行ったり来たりして走り回った。
何往復かしたとき、不意に4階に降りる階段が現れた。やった!と思ってそのまま降りようとしたが、またしても行き止まり。この時点でかなりパニックが入ってくる。4階でまたあっちの階段こっちの階段と走り回り、やっとのことで3階まで降りた時には半ベソ状態。
また下を覗くと友達が「降りれんの?」と聞いてきた。助けに上がってこようとゆう気はないらしい。私は泣きながら「降りれん~」と言った時に、私は閃いた!そうじゃ、住んでる人に助けて貰おうと、片っ端からすべてのドアを叩きまくった。
「助けて下さい!誰か助けて下さい!」…この時の私はセカチューの森山未來ばりの迫真の演技……いや、私はマジだ!
だが、どのドアからも誰一人出て来ることはなかった。
後々考えるとあの時は何かおかしかった。昼間の喧騒がない。音が全くしてなかった。外の道も車も走ってない。人も歩いてない。まるで、私と下にいる友達しか世界に居ないかのような…その友達も本当に
本物なのか?…
とにかく住民もアテにならないとなると、もう自力で脱出するしかない
!また泣きながら3階を走り回り、やっとのことで2階までたどり着くと、もう雨樋を伝って降りようかとも思ったが、ヘタレな私はその勇気がなく、ひたすら2階を駆けずり回ってようやく南側の階段から解放された。
第一声の「出られた!」あの時のホッとした感じは今でも覚えている。
これがトラウマになって、その後そのマンションに足を踏み入れることは二度となかった。横を通る事は今でも頻繁にあるけどね。
しかし、あれは一体なんだったんだろうか?
マンションに住み着いた妖怪に弄ばれたのだろうか…
Posted at 2014/07/18 19:19:59 | |
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ミステリー
2014年07月05日
皆さん。こんばんは。
軍曹です。
今夜のお話は、私が初めて不思議な体験をした記憶の話です。
では…
『鬼を見た記憶』
あれは私が二歳の頃、三歳の時まで
住んでいた古いアパートでのこと。
何しろ二歳児の記憶なので、かなり
あやふやな所があるのだが…
そのアパートは二階建てで、ウチは二階の一番奥の部屋に住んでた。間取りは今で言う1DK。もちろんその1は四畳半だ。トイレはあるが、ボットン式。風呂はない。
事件の記憶は台所から始まる。小さな机の上に母がストアーで買って来た晩飯の材料が入った紙袋が置いてある。当時はまだ買い物袋はビニールではなく、紙袋が主流だった。
すると、突然玄関のドアが開き、二人の男が入ってきた。
母が「なんですか!あんた達!」みたいなことを言ったと思う。
先に入ってきた男が机の上の紙袋を奪って玄関に逃げる…その時、二人が一瞬こちらを振り返った。
その瞬間私が見たのは、今までの普通の人間の男ではなく、ボサボサで茶色っぽい髪と赤黒い体の赤鬼?コイツが先に入って晩飯を強奪したヤツ。後ろのヤツは全体的にダークグリーンっぽい体色の緑鬼?あの風神をもっと暗くしたような感じ。鬼のトレードマークの角は分からなかった。一瞬だったのでそこまで細かいところまで確認できなかった。
と、そこへ親父が帰って来て、強奪犯と揉み合いになるが、二人は逃走
した。
と、ここまでが私が記憶している部分。もちろん、この時の私はアレが鬼だとは知る由もない。この後、知恵がついてきて、あの時の強奪犯が
鬼とゆうヤツだったのか…と理解したのだ。
ただ、あの出来事が本当にあった ことの記憶なのか、夢の記憶なのか
ハッキリしないのである。
小学生の頃、一度だけ母親に聞いてみたことがあるのだが、「そんなの知らん」と言われた。いくら大した被害がなかったとは言え、強盗が押し入った記憶をイイ大人が忘れるはずもないだろう。するとアレは強盗ではなく、親の友達か知り合いとか
?強奪ではなく、あげた物なのか?
揉み合ってたのは、おぉ~久しぶり~の包容が揉み合いに見えたのか?友達の正体が実は鬼で私が見破ったのか?やっぱり私の見た夢だったのか?
両親もいない今となっては、確かめる術はもうない。
夢であれ、現実であれ、振り返った時に見た鬼の姿が今も私の脳裏に焼き付いている。
Posted at 2014/07/15 19:26:51 | |
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ミステリー
2014年07月04日
皆さん。こんばんは。
軍曹です。
寝苦しい夏の夜。怖い話で涼しくなりませんか…
と、言うことで、私が今まで体験した話を
紹介したいと思います。因みに私、全くの0感体質であります。
最初の話は、みんカラとゆうこともありまして、車にちなんだ話をします。
では…
これは私、二等軍曹が実際に体験した話です。
『消えた友人』
今から5年ほど前の話です。
ちょうど盆休みのある日、友人A・B
と晩飯を食いに私の車で(この時はムーヴ)『とんかつ ぽるしぇ』に行った帰り。
軍「さて、帰りますか」
A「は?なに言よんな、湯原行こうや!」
まあ、車にお風呂セットを載っけてた時からこうなるじゃろうとは思ってたが…
軍「Bはどうなん?」
B「まあ、行ってもええけど」
と、言うことで一路湯原温泉へ。時間は午後9時過ぎ。湯原までは二時間ほどかかる。
温泉に着いたのが午後11時頃。そろそろ帰るかぁ~と、温泉を出たのが
午前1時半。運転は私。助手席にA。
後ろにBが座る。
サッサと帰れば4時には着く。十分寝れるな…と思って車を出す。が、
温泉で気持ち良くなってるもんで、すぐに睡魔が…時間も時間だ。
走り出して5分もしないうちに、
AとBは高いびきをかいて寝てやがる
。コイツらフザケやがって…(怒)
しかし、私も眠い。湯原インターを入ってひたすら走るが、岡山道に入ったところで、私も限界に…
ダメだ…このままじゃ、コイツらと
心中することになる…
すると前方に高梁SAの標識が。SAに滑り込み車を止めると同時に私も仮眠。この高梁SAはSAとは名ばかりの
ほとんどPA状態。売店も一応あるが
、18か19時で閉まってしまうような
所だ。確か入った時もトラック一台と普通車が一台止まってるだけの寂しいSAだ。
どれくらい眠ってただろうか、隣の
Aのイビキで目を覚ました。
時計を見ると、午前2時半。いかんいかん、サッサと帰って寝ようと車を出す。
走り出して5分が過ぎたころ、隣のAの
携帯が鳴りだす。私は、なんだぁ~
こんな時間に…と思いながら運転を続ける。Aも相変わらずイビキをかいて爆睡中で電話に出る気配はない
。私もそのうち切れるだろうと無視して運転を続ける。
しかし、携帯は鳴り続け切れない。
さすがに、これは何か緊急の電話か?そういや、Aには末期ガンの婆さんがいる。もう、10年くらいもう死ぬもう死ぬと言ってた婆さんだが
、とうとう死んだか?と思ってAを
起こす。(因みにこの婆さん未だ健在です)
軍「オイ!おっさん!さっきから電話鳴りっぱなしじゃ!出ろや!」
この時点で携帯が鳴りだして3分は経ってる。
A「はぁ~?」
軍「もしかして、婆さん死んだんじゃないんか?」
A「え~? 携帯、携帯… は?…
………」
軍「なんなぁ?」
A「いや、公衆電話からなんじゃけど…」
軍「…そりゃ、病院の中じゃけぇ、
携帯じゃなくて公衆電話からかけとんじゃないんか?早よ出ぇや」
A「嫌よ!気持ち悪りぃ…」
確かにおかしい。病院の中だからってんなら、外に出てかければいい。わざわざ公衆電話を使うことはないはず。
軍「とにかく出てみいや!それ、止まらんし… 出るのはタダよ!」
A「お、おぅ… もしもし… はい…はい… えっ?B? Bですか?…」
軍「なんでBに用事の電話がお前にかかってくるんなぁ」
すると、突然!
A「うわぁっ! Bがおらん!!」
急にAが叫ぶ!驚いて私も後ろを見る。
軍「なに言よんな…うおっ!Bが
おらん!アイツどこいったんなぁ
!?」
後ろを見ると、後部座席で寝ていたはずのBの姿がない。もう車内はパニック!
何度見てもやはりBはいない…もはや、何が何だか分からない。幽霊を
乗せたタクシー運転手の気持ちがちょっと分かった気がするが、Bは
幽霊ではない……はず。
軍「待て待て、その電話一体なんなんな! おい!出ろ」
A「嫌よ~」
軍「嫌じゃあるかぁー!」
A「もしもし… えっB? お前Bか!?」
軍「何ぃ~!アイツどこにおるんなぁ!」
A「高梁SAだって」
つまり、こうゆうことだ。
私が寝てる間にBは車を降りてトイレに。戻って来る前に私が目を覚まして発車してしまった。
Bの話によると、車の前まで戻って来たら、いきなり車が急発進して出て行った。走って後ろを追っかけたが、追いつけなかったそうです。
不思議なことに、私は人影など全く見ていないのだが…
その後、Bは携帯で電話しようとしたら電池切れで、覚えていたAの携帯番号に公衆電話からかけた…
これがこの置き去り事件の全てである。
Bが消えたあの時、Bの嫁になんて説明すりゃいいんだ…と、私はかなり
ガクブルしてました。
いかがでしたか?今回は心霊とは関係ない話でしたけど。しかも、どっちかと言えば笑い話だな。でも、当の本人達はシャレになってなかったですよ。
この怪奇夜話。ご好評ならこの夏限定でシリーズ化しようと思いますが
…どうですかね?
Posted at 2014/07/12 19:27:12 | |
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ミステリー