前から気になってはいたが、5000rpmまでの吹け上がり感は4スロにして大変気持ち良くなったものの、そこから上がどうも重々しく回っているような気がしていた。もしかしたら4スロ交換前よりも吹け上がり悪いかも。中回転の伸びが良くなった反動で重々しく感じるだけか?純正触媒+純正カムのままだとこんなものなのかなぁと自分に言い聞かせていたのだが、そう言えばと思いバルブタイミングマップの現状設定を確認してみた。
E&E社のホームページ上では4スロ専用にバルブタイミングマップを設定してありますと書いてあったのであえて触らずにいたが、見てみると7500rpm付近でも多少だが進角するようなマップ設定になっている。7500rpmで4deg、7000rpmで8deg、6500rpmで18deg、6000rpmで28deg・・・、というように高回転側でも結構オーバーラップが付くような設定になっている。作用角が一定のままオーバーラップがついているということは当然カム閉じタイミングも早閉じとなってしまい、折角吸気管長の短い4スロにしているのに、これでは吸気慣性を利用した充填効率向上が望めない。早速マップを手打ちで変更。回転上昇が重たくなる5000rpmで進角量をしっかりと抑えたいので4500rpmから押さえ気味に、6000rpm以上は進角量0に変更。その状態で走り出してみてびっくり。今まで重々しかった回転上昇がうそのように5000rpmから7500rpmまで一気に吹け上がるような特性に激変した。これは気持ちが良いぞ!これでこそ4スロのレスポンス。当然空燃比はリーンとなってしまったが、もともと5%程度リッチよりにフィードバックしていたのが10%リーン程度になったので、ざっくりと充填効率は15%向上したことになる。そりゃあ激変するわけだ。もう少しでスポーツ触媒購入に踏み切ろうかというところだったが、これでしばらくは今の仕様のままでも楽しめそうだ。ただ、やはりマツダスピードのSSマフラーだと官能的というにはさびしいものがあるので、やはり次はN1スペックマフラーを購入予定。
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2006/11/16 23:41:47