2008年04月19日
足回りリファイン計画発動!
サーキットではすばらしいコーナリングをしてくれるFDの足回りですが、日常使用ではやはり硬いです。最近はそこら中の道路が工事で簡易舗装の道を走らざるを得ず、うちの1台だけがドッタンバッタンしながら走っているのでそろそろ対策をスタートしようと思います。当然テーマはサーキットと街乗り時の乗り心地両立です。
ただし乗り心地に関して一般的な許容レベルからは寛容なので基本的には走り重視。
FD用の車高調はいろいろなメーカー、ショップからそれなりに出揃ってきています。TEIN、ビルシュタイン、オーリンズ、アラゴスタ等有名どころもあるし、それをベースにしたショップ系のものも。このFD足回りの特徴はリアサス。バネとショックが別体でバネ自体もたる型の特殊形状。このリアを車高調正式にすると見るからにサスストロークが足りなさそうです。リアサスのストロークが足りないのは前車のロードスターでも一緒で、下手な車高調をつけるとすぐにフルバンプしてしまいとんでもないショックは出るは車は横に吹っ飛ぶはで結構怖いことになるのを散々経験しました。
FDに話を戻しますがこの辺は各社ともいろいろ苦慮しているみたいで例えば
TEINのホームページからMONOFLEXの設定基準値を拾ってくると
標準で結構リアのプリロードを強くかけているようです(この方法だと折角のバネのしなやかさを殺してしまうので私的にはNG)。
一方オーリンズDFVは車高調アダプターをつけることでリアストロークが減ってしまうのを嫌い、リアは車高調整不可になっています(ダンパーは調整可能のようですが)。同様にM&Mさんのスーパーオーリンズもアダプターは入れずにスペーサーの厚みで調整するような工夫がされています。しなやかな足回りとするためには恐らくDFVやM&Mさんのやり方でしっかりサスストロークを稼ぐというのが間違いなく正解で、サーキット走行でタイムを削るのみというのならその他の車高調でも問題ないのだろうと個人的は思っています。
以上のことから私の選択としてはM&Mさんのをと思いましたが、所在地が九州なんですね。通信販売もできるようですし諸元変更もできるようなのですが、やはり顔をつき合わせて詳細を詰めて行きたいので残念ながら却下。
かと言って吊るしのDFVだと基本的に通常使用に重きを置きすぎている諸元のようなのでこれも却下。
そこで思い出したのがラリーやダートラで世界的にも有名なとあるSHOP。そこでもフルオーダーメイドで足回りを作ってくれるではないですか。家からも結構すぐそば。早速先週末、昨日と話をしに行ってきました。できあがるまでは内緒ですが、オーリンズではないものの有名どころのダンパーメーカーをベースにフロントは全長調整・減衰力調整式、リアは車高固定・減衰力調整のみ、バネは同じく有名どころでフロントは直巻き、リアはDFV同様たる型特注で行く方向で、おおよそ話をまとめてきました。リアは車高調整できませんが替わりにストロークはたっぷり。また逆にリアを弄るとキャンバーが変化してしまい粘り具合が変わってしまうのもあり、20mmダウンくらいの固定で充分かなと思っています。重量バランスはフロントで弄ればなんとかなるでしょう。これからバネレート、基準減衰力等メカニックさんと詰めて行き、6月頭から入庫、6月第3週くらいに完成くらいで進めていく予定でいます。
完成後は恐らくFD2用の車高調としてそのショップでも発売となる予定です。
完成はまだ2ヶ月も先の話ですがなんだか楽しくなってきました。
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Posted at
2008/04/19 09:01:44
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