いつも通り横着して何してるで済ませようとしたのですが、いろいろと思うところもありまして久しぶりにブログを書くことにしました。
4月1日、エイプリルフールの土曜日のことです。法定12ヵ月点検のために京田辺のディーラーまで行きまして、そこからドライブがてら寄り道をして帰路につきました。
ヴィッツを駐車している月極駐車場へ入ろうとしたところ、事件が起きました。
これがヴィッツを駐車している駐車場の入口です。その時は初代シエンタがいるところに現行ヴォクシーが、その右隣にラパンが止まっていました。
いつも通り半クラッチを使いながら10km/h以下でゆっくりと駐車場へ侵入したのですが、ラパンの奥から子供が走って飛び出してきたため咄嗟にブレーキを踏み停止しました。
子供はこちらを見向きもせず、一瞬立ち止まることもなく、ラパンの前を通り、ヴォクシーとラパンの間へと走っていきました。子供が走っていった方向へ顔を向けると、奥に見えますブロック塀に子供が2人座っていまして、飛び出してきた子供はラパンの後ろにいるようでした。
私が呆気にとられていると、ヴォクシーの後ろから子供の両親と思われる若い夫婦がひょこっと出てきました。どうやらドライブから帰ってきたところのようで、ヴォクシーのリアハッチを開けて荷物を取り出しています。駐車場内は砂利ですので、ヴィッツのブレーキによる音で何かが起こったのは認識できたようです。その親はこちらを見て何かこちらに用事でもあるのかなといったような顔でした。
私はヴィッツを自分の区画に止めて、相手がどのような行動をするか見ていました。何やら話し声が聞こえたので謝罪にでも来るのかなと思いましたが、こちらを見向きもせず駐車場から出ていきました。
怒りというより呆れました。ご近所さんしかいない駐車場ですので、特定は容易です。その前に貸主に事の顛末を伝えておく必要もありますね。
駐車場で子供が走り回っているのに注意せず、事故が起こりそうになってもそれに気がついてすらいない。子供がかわいそうですね。知らないうちに親に殺されているのだから。同じような子供を殺す親は運転中でもよく見かけます。
前を走るミニバンのリアガラス越しに黒い影が動いたと思ったら、2列目、3列目シートで子供が歩き回って遊んでいるなんてのを見かけます。
もっとひどくなると荷室に子供が入っていますからね。駐車場に止まっている車ではなく、走行中の車ですよ。
※参考画像
別にミニバンに乗ろうが軽自動車に乗ろうがどうでもいいです。燃費がいいから、値引き額が多かったからという理由で車を買ってもどうでもいいです。自分が乗りたいと思った車に乗ればいいんですし、。そこにとやかく言うつもりは全くありません。
あくまでも個人的な意見ですが、車は人を殺す能力にかけては包丁よりもすごいですよ。右足でペダルを踏めば誰でも1トンを超える鉄の塊をとんでもない速度まで加速させることができます。その状態で人にぶつければどうなるかわからない大人はいないと思います。
人にぶつけなくても殺せます。慣性の法則というものがありますから、急ブレーキを踏めば中の人間は前へ飛ばされます。例え30km/hで走っていたとしても、前方で何かが起きて急ブレーキを踏めば2列目で歩き回って遊んでいる子供は前へ吹っ飛ばされます。後はわかりますよね。
100km/hでの衝突、急ブレーキの実験映像
40km/hで正面衝突した場合の実験映像
運転の上手さという漠然とした何かがあると思うのですが、おそらくこれらの車で子供を殺す親もそんなに運転が下手だと言われたことは無いと思いますが、私からしてみるとド下手ですよ。
車の運転の上手さは認知・判断・操作の3つをどれだけ磨けるかだと思っているのですが、車で子供を殺す親たちは危険な状況を認知できていないわけですよ。その時点で運転が下手ですよ。
この世には自分の影響の及ばない他人というものが存在します。前を走る車が突然急ブレーキを踏まないとは限らないですし、安全確認を怠って一時停止無視で突っ込んでくるドライバーもかなり多く見かけます。
渋滞の列に後ろからトラックが突っ込んでくるなんて事故もありました。ミニバンや軽自動車の荷室にいる子供がどうなるかなんて容易に想像できますよね。
先にも書きましたが、車は容易に人を殺せます。もう少し自覚をもってほしいものです。また、周りにそんなドライバーがいましたら、注意していただければと思います。
Posted at 2017/04/03 23:46:03 | |
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