
昨日、UKとNZのPSストアでGTアカデミー2013が公開されました。現在では北米でも公開されているようです。
私はUKのPSNアカウントを持っているので早速ダウンロードして遊んでみました。
まず感動したのは操作レスポンスが格段に向上していることです。
GT5ではメニュー画面でも滑らかにカーソルが動かず引っ掛かりが多かったのですが、GTアカデミー2013ではそれが全くありません。

トップメニューもGT5では乱雑に各機能が置かれていましたが、各機能は纏められてアクセスし易くなっています。

特に感動したのはディーラー画面。
データの読み込みが非常に速くなったのを実感できます。GTアカデミー2013では選択できないですが「試乗する」という選択肢もありました。これはうれしい機能ですね。
購入後は「購入しましたと」というダイアログだけです。GT5のように無駄な演出はありません。

実際の走行画面です。
グラフィック面ではライティングや影の処理が向上しています。タコメーターなどの画面表示も見やすくなっていますが、サジェステッドギアが少し見にくいです。
コース上のオブジェクトもPS3初期レベルから抜け出してPS3末期レベルになりました。GTアカデミー2013にはフォトモードが実装されていないのが惜しい。
挙動はかなり進化しています。
特にローリングとピッチングが素晴らしい出来。ちゃんとダンパーが効きながらロールしていく感覚が見事に再現されています。
またFF車でコーナーリング中にアクセルを抜くとタックインするようになっています。リアが異常なまでに粘るGT5の挙動とは明らかに違います。
動画などで見られた方も多いと思いますが、実際にプレイしたほうがいいですよこれ。プレイしないとわからない細かい部分が多く改善されています。
GTアカデミー2013で使えるのはリーフ、370Z、R35GT-Rの3車種です。
どうやらR35GT-RはGT5のセッティングがそのまま使われているようで、非常に強いオーバーステア傾向になっています。おそらくリア側に1.5wayのLSDが設定されているのでしょう。GT5の不可解なノーマルセッティングの1つでしたが、それを引き継いでしまっています。
コーナー進入では370Zとの車重差で重さを感じます。これは非常によく再現されています。
リーフと370Zは良く再現されています。370Zはエアロパーツが追加されているので少しリアがねばります。
GTアカデミー2013で楽しめるイベントは「リーフワンメイク×2」「370Zワンメイク×2」「GTアカデミータイムアタック×5」「R35GT-Rタイムアタック×3」です。
ワンメイクレースではAIの進化が感じられます。プレイヤーにオーバーテイクされるとしっかりとスリップストリームを使って来たり、プレイヤーがオーバーテイクしようとしてインをついたはいいものの完全にオーバーテイク出来なかったときなどは容赦なくアウトから被せてきます。
高速域からのブレーキングはやはり苦手な模様です。システム上ABSが入ってしまうので制動距離が延びてしまっているみたいです。
GTアカデミー2013やR35GT-Rタイムアタックはイギリスのシルバーストーンサーキットで行われます。
全長が少し長い割にはコーナーリングしながらのブレーキングや、大きく回り込むシケイン、入口がきつめで緩く抜けていく中高速コーナーなどがあります。
コーナーの順番が鈴鹿と似ているので鈴鹿が得意な人はシルバーストーンも得意なコースに入るんじゃないでしょうか。
GT6の体験版という位置づけでもあるので、GT6への期待はかなり大きくなります。
できれば車種を少し増やしてフリーランをつけてほしかったですね。
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Posted at
2013/07/03 08:58:33