2013年08月12日
GT5のレーシングハードタイヤ所感
最近少し睡眠時間を削ってフレンドさんが企画しているGT5での耐久レースに参加している。
レギュレーションは最高出力450ps以下だけという簡単なもの。時間制で行われたいてい30分から1時間で1レースが行われる。そのためタイヤの選択が重要となっている。
昨日のレースは鈴鹿20周。SGTマシン1台、DLCのTC1台、RM2台、コンセプトカー1台、市販車2台の計7台が参加。レーシングミディアムとレーシングハードで使用するタイヤが分かれた。タイヤの摩耗設定は「速い」になっていたため他の設定ではここに書いてあることと違う結果になるだろう。
私はTVR タスカン スピード6 RMにレーシングハードタイヤを使用。この選択は功を奏し、セッティングが決まっていたのも手伝って3位表彰台となった。
GT5のレーシングハードタイヤは、初期verではソフトタイヤの耐久性が高すぎる調整だったためほとんど使われないダメタイヤだったが、ver2.02での仕様変更により第一線で使用できるタイヤとなった。
レース序盤でブレーキバランスを間違った値のまま走行していたためブレーキングで効果的にタイヤを温めることが出来ずタイムを出せなかったが、走行開始から3~4周目で画面上では摩耗が始まる。
それと同時にタイヤに熱が入り食いつきがよくなるのを感じることが出来る。さらに摩耗して5~6周目になればガッチリと路面をつかむようになり好タイムを連発できる。
ソフトやミディアムとの違いは、このガッチリと路面をつかむことが出来る領域(私はスウィートスポットと呼んでいる)が始まるまでの距離とスウィートスポットの持続時間である。
ソフトやミディアムはハードよりも早く熱入れが完了するためより短い周回数で食いつかせることが出来る。特にソフトは2周目くらいからガチガチに食いつき、他車を一気に引き離す作戦に向いていると言える。
それに対してスウィートスポットの持続時間はハードタイヤのほうが長い。かなり攻め込んでも摩耗スピードが遅くミディアムタイヤが7周目でスローダウンを余儀なくされたのに対し、ハードタイヤは11周目でもグリップに余力を残していてベストラップから1~2秒落ちで走行可能だった。セッティングの違いかもしれないが、ハードタイヤは長期戦で非常に大きなアドバンテージを持っていると言える。12周目でピットインし、その時点で左リアが半分ほど削れていたが特に不安は感じなかった。
タイヤ交換後はABSオフのフルブレーキングで熱を入れ、ラストラップまで安定して走行できた。熱入れを効果的に行えたようで4周目くらいから食いつきがよくなった。
ハードタイヤを効果的に使うには、早く熱を入れてそれを持続させなければいけない。
私はABSをオフにしているためブレーキング時のペダル操作でロックぎりぎりをコントロールすることで熱入れが早く完了するようにしている。
これをやるためには前後のブレーキバランスがしっかりと調整されている必要があり、今回のレースでもブレーキバランスがリア寄りになっていたため効果的に熱入れが出来なかった。
こういったレースでソフトタイヤやミディアムタイヤを試していないためスウィートスポットまでの距離や持続時間が正確にわからない。今度のレースで使用してみることにしよう。
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Posted at
2013/08/12 16:03:02
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