前から約束していたのですが、先輩のインプレッサWRX STIに試乗させていただきました。
いわゆる涙目インプです。
2.0L水平対向4気筒ターボに4WDシステムを組み合わせています。DCCDもばっちり装備。
純正から足回りやボンネットが変わっていまして、ブローオフバルブも装着されているのでプシューとターボを感じさせる音がします。盆とクリスマスと正月がいっぺんに来たような車です。
※追記
一応、カリーナとスペックを比較してみます。

さすがインプレッサ。パワーウェイトレシオがすごいです。
室内容積、燃費、車重ではカリーナが有利。
インテリアはセダンそのもの。少し包まれ感がありましたが、夜だったからかもしれません。足元のスペースがやたらと狭いため慣れていないと戸惑うかも。フットレストが何かで埋まっていて使えなかったのですが、買った時からそうだったようです。それって設計ミスじゃ……。
メーターは中央にタコメーターがくる3眼スポーツ仕様。ステアリングコラムにブースト計がつけられていたため燃料計が見えなかったです。メーター照明はお決まりの赤でした。レッドゾーンは8000rpmからと、ここでも盆と正月が一緒に来ています。8000rpmとか未知の領域です。
早速走り出したのですが、クラッチのミートポイントが分からないです。なんていうか気が付いたらつながっている感じ。最後までよくわかっていなかったのですが、わからなくても何とかなりました。
先輩は3000rpm以下でトルクが細すぎるとぼやいてましたが、普段1.5Lに乗っているため2.0Lのトルクが太いと感じました。5速1500rpmからでも普通に加速を受け付けてくれます。車重に対してのトルクを考えると確かに細いです。発進時が少しノロノロです。
4000rpmから7000rpmがトルクバンドとのこと。早速踏んでみますと、異次元の加速を体感できました。正直、何が起きているのかちゃんと把握できていなかったです。気が付いたら異次元に連れていかれている感じ。
気になったのは、やはり右足の動きに対するレスポンスの悪さ。ターボだから仕方がないですね。タービンかかっていない低回転だとちょっとレスポンスが良いです。
水平対向エンジンならではの振動の少なさはなかなかのもの。回転を上げても直4のばらけた感触はありません。低回転での巡航でもスムーズにこなせます。
シフトストロークはちゃんと入っているか不安になるレベルの短さ。シフトレバーがそこまで短くないので驚きました。できればもう少しストロークが長い方が好みですが、かっちりと決まる感触はいいですね。
ギア比は適切。クロスさせながらも高速巡航時の回転数を考えて釣り合いをとっています。ギア比で不満が出ることはないと思います。
ハンドリングは車重が重いためか機敏な動きは感じられませんでした。先輩曰く、結構曲がらないとのこと。またアライメントがくるっているらしく、ハンドルがとられてやばかった時も……。
磐船街道のトンネル手前の連続コーナーで重さがはっきりと伝わってきます。ここはカリーナのほうが反応が速くて好みですね。速度が出た時の安定感はインプレッサのほうが数段上かなと。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2014/04/22 23:04:43