2014年04月30日
プログレ
3:56~開発者のプログレ紹介が始まりますが、開発者のこういったインタビューでは珍しく堂々と喋るんですよね。自信の表れでしょうか。
動画でも言われている通り、高級車の定義は様々で、そこに新しい高級車の形を提案したのがプログレという車です。アメリカ、ドイツ、イギリスでは高級車は大きなボディに大きなエンジン、フロント周りの押出の強いデザインで存在感を主張するものが主流。
それに対してプログレは小さなボディに世界レベルから見れば小さなエンジン、フロント周りもおとなしい。今のトヨタのヒエラルキーでいえばプレミオやアリオンと同等のサイズでありながら、中身はしっかりセルシオ並みかそれ以上。最近のダウンサイジングの波を先取りしたような車。
私はあまり大きな車というのは好きではありません。住んでいるところの道路が狭かったり、ガレージに大きな車が入らないというのも理由ですが、いろいろ使ってみて5ナンバーサイズで十分じゃないかなと思うわけです。
一度、社長のレクサスLSに乗ったのですが、大人5人が乗るとすごく狭いんですよね。車幅は1840mmなのに1695mmのカリーナと座った時の感覚が同じくらいだった。まあたった14.5cmの拡張でどうなるんだというわけです。私は、ぱっと見た時に車内が広く感じるにはデザインが大きいんじゃないかと思うんですよね。でも見た目だけ広くても実際は同じなんだったら、扱いやすい方がいいに決まってますよね。
外から見たボディのサイズも、でかくしたからと言って高速道路料金が安くなるわけでもないですし、ほとんどの場合はデメリットしかないはずなんですよ。でかいボディをこれみよがしに見せつけるのもなんだかなーと。車に乗って運転するときはみんな同じドライバー、みんな同じルールに従うわけですから。
大きなボディで威圧して、大きなエンジンでかっ飛ばすなんて、高級車には似合わないと思うんですがねえ。
大きいもの = 強い、小さいもの = 弱いというのがあるんでしょう。個人的には大きな高級車というものは流されて買うものだと思っています。社長は大きな高級車に乗らなければいけないとかいうのがあって、それに流されちゃう。私はそういうの嫌いだから、もし社長になったら小さくて安い車買うと思います。あ、これも流されているのかもしれない。
プログレという車。私が理想とする高級セダン像そのものなんですよね。今の車の中にこういう車が無いのが残念です。
うーん、書いてたら欲しくなってしまった。
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Posted at
2014/04/30 23:06:05
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