フィールダーよりもやや大人向け、明るいシート色が魅力

フィールダーと同じく前期型のようなもっさり感は皆無。低速域では使いやすく、踏めばちゃんと応えてくれる。
フィールダーよりもエンジンの回転数をやや低く抑えるような制御になっているのは車重の違い車重の違いとキャラクターの違いによるものかなと思います。

操作性や扱いやすさはフィールダーと同等。よく使うものを近くて見えるところへ置き、あまり使わないものは視界外へ。
特にエアコンパネルのボタン配置はほかの車の開発者も見習うべき。タッチパネルなど論外。
インパネの高さやエアコン吹き出し口の高さ、メーターの傾きもよく考えられていてここでも視界の良さに貢献してます。

試乗車にはフラクセンというベージュ色のシートが装着されていた。注文時に指定するとこの色になります。車内が明るくなるのでオススメ。

フィールダーと同じくゆったりとしながらもサポート性が十二分に与えられたもの。個人的には明るい色のほうが好きなのでこのシートをフィールダーにも設定してほしい。

フィールダーよりも僅かに柔らかめですが、車重の違いによるセッティングの違いかもしれない。
欧州車のようなダンパーの動作精度が高く、サス全体や取り付け部のボディやシャシー、それらをつなぐブッシュ類の剛性も高いかっちりとした動き。荒い路面を荒いと思わなくなります。

セダンであるためフィールダーには及ばないもののトランク容量は必要十分だと思いますが、トランクスルーの設定が無いのが痛い。

フィールダーと違って試乗中のみで計測された燃費。