2013年05月01日
4月4日の日曜日。ついに運転免許証を手に入れた。
そして先日、初めて購入する車を決めた。
購入する車を考え出したのは教習所に通いだすずっと前からだ。その時の第一希望はJZA80型スープラだった。
時速300km/hで手放し運転ができる直進安定性を備えながら、コーナーで意のままに操ることを可能にするハンドリング。最終型では2kgfmのトルクアップを実現しながら燃費を向上させたトヨタの技術の結晶。心が奪われないわけがない。
他にもいろいろと希望があった。2Lクラス最速と言われるSW20型MR2、ミッドシップにオープンという要素を加えたZZW30型MR-Sなど夢は膨らんだ。
教習所で仮免許を取るころ、現実という言葉が重くのしかかってきた。私の家は畑を借りて野菜を作っており、2シーターやクーペというのは実用上の問題を抱えるのだ。また家から主要道路に続くT字路が狭く、幅1810mmのJZA80スープラが通るのは不可能に近い。
そこで第一希望になったのがシトロエン 2CV チャールストンである。必要最低限のドライブトレインであるにもかかわらず、荷物をたくさん積むことができ乗り心地も素晴らしい。独特のスタイリングも私の心を奪うのには十分だった。
だがこれもすぐに廃案となった。動力性能の低さと所有した場合の保険料の高額さ、購入時にかかる費用が予算オーバーであることが理由だ。
まだ夢が多い考えだったのだ。
ついに免許を取得し、いよいよ真剣に考えなければならなくなった。
腰痛持ちであるため乗り心地重視。MTであることが必須条件。できれば4気筒よりも6気筒がいい。支払総額50万円以下。そんな希望を叶えたのがトヨタ GX100マークⅡだ。
名機と呼ばれるBEAMS仕様1G-FE。燃費も良くパワーも十分。ミドルクラスセダンならではの落ち着いた走り。トランスアクスルではないオーソドックスなFRのためシフトフィーリングも良好。
唯一つの問題は住んでいる地域で見つからないと言うことだった。大阪府に住んでいるため、関西圏であることが必須だった。条件に合う個体は埼玉県にしかなかった。
兄が千葉に住んでおり、休日空いてる時に見に行ってやるともいわれたのだが、やはり自分の目で現車確認ができないことがネックとなった。
車探しは振出しに戻ることとなってしまった。
もうここまで来たらFRでもFFでもなんでもいい。MTで4人乗れるのであればなんでもいいと考え、最終的に2車種に絞り込まれた。
AE100カローラとAT212カリーナである。とにかくMTであればもうどうでもよかった。
場所は兵庫県。少し遠いが見に行けない距離ではない。問い合わせをして現車確認のために父親の運転するワゴンRで兵庫県へと向かった。
Posted at 2013/05/01 18:07:20 | |
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