ヨドバシカメラでミニ四駆を買ってきました。
私がミニ四駆を最初に手に入れたのは6歳の誕生日です。8の字コースとサイクロンマグナム、ブロッケンギガントを手に入れました。
友達と一日中ミニ四駆を走らせて遊んでいた時もあります。全く知識なんてなかったのでいくつか種類の違うモーターを持っていましたが、どれがどんな特性を持っているか、それがどのように走りにつながっているかなんて考えていませんでした。
小学校3年くらいの時に周りでミニ四駆ブームが去ってしまい、私も持っていたミニ四駆一式を従妹にあげました。
久しぶりにミニ四駆の世界に触れたのですが、ミニ四駆ってすごいですね。本当に小さい車って感じです。
ミニ四駆にはいくつか種類があってミニ四駆プロとかいうのになると「優れたシャーシ剛性により安定したコーナリング」とか書いてあるわけですよ。チューニング用のパーツもタイヤだけでも十数種類ありました。幅が広いやつからタイヤの厚みを抑えて車高を下げられるようにしたもの、ソフトなゴムを使うことでグリップ力を高めたものなどがありました。ホイールもディッシュタイプやスポークタイプなどがあります。
特に驚いたのは内部のチューニングパーツです。
ミニ四駆はモーターで動くわけですが、バランス型のアトミック、高回転高出力のレブチューン、低回転トルク重視のトルクチューンの3種類が基本です。それらをベースに性能を高めたモーターがあり、それぞれライトダッシュ、スプリントダッシュ、ハイパーダッシュに分けられます。
車と同じで高性能なモーターを使うにはそれなりにほかの部分に負荷がかかります。私はライトダッシュモーターを選んだので問題は出にくいようですが、スプリントやハイパーではモーターに対してギアが負けてしまいパワーロスだけでなくギアが破損することも考えられます。これでは高性能なモーターを生かせません。
そこでモーターに装着するギアを真鍮製のピニオンギアに変えることでパワーロスを抑えるんですね。これって車でいうとクラッチを強化するのと同じことですよね。
他にも電池から得られるエネルギーをロスなく伝えるための金メッキ接点金具や、中空軽量プロペラシャフトなど車のチューニングと変わりません。一か所だけではなく全体のバランスを整えて性能を引き上げていく。まさにチューニング=調律ですね。

バランス型のアトミックモーターを強化したライトダッシュモーター。トヨタらしい特性。

真鍮製ピニオンギア。こんなの初めて見た。

金メッキ接点金具。シャーシによって装着できるタイプが決まっているらしい。サイクロンマグナムはTZシャーシ。
Posted at 2014/01/15 23:33:37 | |
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