2013年06月26日
6月21日に購入
車で移動した後のハンター待ち伏せあたりまでプレイした感想です。
The Last of Usは非常にリアルなグラフィックを称賛されることが多いと思う。
じゃあなぜThe Last of Usはここまでリアルなグラフィックを必要としたのか。答えは「ゲーム内で描かれるストーリーの土台となる非現実的な世界観をプレイヤーに現実だと思い込ませるため」だ。
The Last of Usの舞台となる世界では非現実的なことが起きるのだが、プレイしていたこの世界に入り込むのに必要だった時間は非常に少なかった。
非現実的なことが起こるゲームは珍しくない。でもそのほとんどはゲームの世界に入り込むのが難しく感じてしまう。これはゲームだけでなく小説や漫画、アニメにも言えることだろう。
この「世界に入り込ませるための努力」はリアルなグラフィックだけじゃない。
モーションやNPCの話す言葉、タイミング、ゲームシステム、声優の演技、操作性、UIデザインなど、全てにおいてそれが徹底されている。
私はノーティドッグのゲームを二つプレイしたことがあるが、どちらもあまり楽しめなかった。確かに他のゲームよりは優れているのだが、面倒だと感じる場面が多かった。だがThe Last of Usは面倒だと感じることが無い。完全に世界に入り込んで主人公になりきってプレイしているからだろう。ロールプレイングを超えたプレイと言えるだろうか。
特にNPCについては他のどのゲームよりも優れているのではないだろうか。
The Last of UsのNPCは非常に優れている。プレイヤーの邪魔をしないことはもちろん、時にはプレイヤーを助けるために必死になる。だが頼り切ることはできないし、時にはプレイヤーがNPCを助けなければいけない。移動中では会話などで場を和ませてくれる。ノーティドッグの努力もすごいが、声優の演技も非常に素晴らしい。
ノーティドッグの努力によって、もう私はこのゲームの虜だ。家に帰ればPCよりもPS3を先に起動してThe Last of Usをプレイしている。晩御飯を食べる時間すら惜しいと思える。
The Last of Usは間違いなく2013年のマストプレイゲームだ。現在発売されているゲームの中で最も素晴らしいゲームとも言えるだろう。
Posted at 2013/06/26 09:13:54 | |
トラックバック(0) |
ゲーム | 趣味