2013年07月01日
満を持してトヨタが送り込んできた新型IS。
かなり走りを重視して磨き上げてきたようで、以前に書いた記事でも取り上げました。
で、その記事で盛大に勘違いしていましたごめんなさい。
以前の記事では新型ISはゼロクラウンシャシーを使っていると言うように書いてましたが、GSの新開発シャシーを改良して使っているとのこと。盛大に勘違いしてました。
あともう一つ勘違いが。
新型ISのハイブリッドモデルはCVTと思われがちですが、実はCVTではありません。
CVTにはメカCVTと電気CVTの二つありまして、ヴィッツなどのガソリンエンジン車に使われているのはメカCVTのほうです。
新型ISやプリウスなど、トヨタのハイブリッド車はトランスミッションを持ちません。でも車の諸元には電気式無段変速機と書いてあり、無段変速機=CVTなのでCVTだと思われる人が多いのではないでしょうか。
実はこれ、CVTではなく無段階の変速制御機構を持った動力分割機構なんです。
ヴィッツなどのガソリンエンジン車は諸元には自動無段変速機と書かれています。これがCVTです。
なぜこんなややこしいことになったかというと、THS開発者の八重樫武久氏が役所に動力分割機構の届け出を出す際、メカCVTと動作が近いことから電気CVT方式として出してしまい、それが受理されてしまったことでこうなってしまったそうです。
動作が近い機構ですが、全くと言っていいほど違うものなので表記上はCVTですが実はCVTじゃないんですよね。
よく「ハイブリッドカー+CVTの組み合わせはダウンサイジングターボ+DSGに比べると劣る」と言われてCVTが悪者にされ、CVTよりもDSGのほうが良いという先入観がありますけど実はCVTは悪くないんです。
最近のメカCVTは非常によくできています。特にトヨタやマツダのCVTはダイレクト感がありDSGにも劣りません。
CVTと比べるとハイブリッドの違和感はまだ残っていますが、ホンダの新型アコードハイブリッドがかなり出来がよさそうですね。これでハイブリッドに対するイメージも変わるんじゃないでしょうか。
Posted at 2013/07/01 18:33:31 | |
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