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大阪府週間天気予報

納期が迫った仕事を急ピッチで仕上げ、休日はカリーナでドライブに行こうと思ったらまた台風……。
8月にも同じような状況があったようななかったような。
何故週末に台風が来るんだろうか。しかも連休に……。

TwitterやFacebookなどのSNSで反社会的な行為を自慢して炎上騒ぎになるなんてのが多くみられるようになった。最近ではバイト先で問題を起こして多額の損害賠償を請求される場合もある。景気回復が望まれる状況なのに営業妨害とは何を考えているのだろうか。
これについて「ゆとり教育の弊害で頭悪いやつが増えた」などと言われているが、問題の本質は本当にそうなのだろうか。

たいてい炎上騒ぎを起こしているのは中学生から大学生まで。まあ最近の流行はバイト先で問題を起こす通称バイトテロだからたいてい予想できる。
思い出してほしい。中学生や高校生、大学生のころは命にはかかわらないけど何かしら悪戯や悪ふざけをして人に迷惑を少なからずかけてしまったりしたものではないだろうか。私は王将で全裸にはならなかったし製麺機に入ったことは無いが(そもそも真面目にバイトをしたことが無い)、ちょっとしたことならそういった経験はある。いわゆる若気の至りというやつだ。
若気の至りが世に出るのは、年を取って昔の仲間同士で集まって酒を飲んだ時にぽろっと出てきたり、会社の同僚と飲みに行ったときにぽろっと出てくるくらい。酒の席の話で終わるし誰も気に留めない。だって誰しも経験があるし、そんな昔のことをとやかく言っても仕方が無い。
こういった感じで内輪の話として、酒の席の話として終わるはずだったものが、なぜインターネットで拡散され炎上騒ぎとなってしまうのか。

先日書いた「インターネットを魔法にしない」に関係する部分もあるのだが、彼らはインターネットを使っていると言う実感がないまま、SNSを使用して自分の写真を投稿したり悪ふざけの内容を友人同士で会話しているのではないだろうか。
昔から個人サイトとかはあったのでこういう問題は起こりそうだったのだが、「ネチケット」というインターネットを利用するうえでのマナーがあり、それを知らなかったり守らなかったりすると優しく諭された。某巨大掲示板では半年ROMってろとか言われて、その半年でその場の雰囲気や感覚をつかんでいったから問題は起こらなかった。
今の中学生から大学生の世代は、物心ついた時からインターネットが日常に同化し始めていた時だった。Windows XPが普及し、光回線が普及し、携帯電話でのネット利用が本格化し始めインターネットに対しての壁がどんどん低くなっていった時期だった。それまではインターネットを利用するには面倒な設定をしなければいけなかったり、料金が高額であったりと高い壁があった。
高い壁を乗り越えてインターネットの世界に入った世代と、日常に同化していたものをただそのまま使った世代。この違いがこういったバイトテロなどの問題を起こしているのではないだろうか。

普通はバイト中のちょっとした悪ふざけや私語などは表には出ない。だが彼らはインターネットにそれを出してしまう。
彼らにとってインターネットはインターネットではない。YahooやTwitterやFacebookというツールなのだ。それがWebページであるという認識すら持っていないのではないだろうか。彼らにとってTwitterやFacebookに投稿した情報はフォローしている人や友達登録した人にしか見えていないと言う感覚なんだろう。だがそこに投稿した反社会的行為の写真や学校名や本名は全世界から閲覧可能なのだ。
それを優しく諭したり批判する人が現れても、彼らにとっては内輪の中で起こっていることであり自分たちの輪の中に土足でずかずかと入り込んできた侵入者という認識。強気な発言や、知っている人からすればあまりにも無知な発言をしてしまう。それが火に油を注ぐ結果となり人生を終わらせてしまう。

では防ぐ方法があるのかと言われると、私はあるけど非常に難しいと答える。
まず彼らが問題を起こす前にインターネットについて教える必要がある。ではどこで教えるのかというと家庭や学校になるのだが、これが難しい。
システム関係に携わっていたとかいう親なら大丈夫だが、そもそも親の世代がインターネットを知らないし理解できないだろう。
では教師はどうかというと、こっちも知らない教師が大多数。教えようにも教える人がいないのではどうにもならない。これは現在行われている情報教育の酷さにも現れている。私は高校で情報の時間を週3時間も選択したが、そこで得られた知識は全くと言っていいほど役に立っていない。その授業で教えられたことは既に知っていたというのもあるが、本当に役に立っていない。デジタル音源データの説明とかされてもどうすればいいんだよ。そんなことをするならWordやExcelの資格を取らせたほうがよっぽど役に立つ。

昔の偉人かなんかの名言で「高度な技術をよく知らなくても使えるようになるとおかしくなる」とかいうのがあった覚えがある。正にその通りだと思う。

Googleなどの検索エンジンで知りたい情報を調べる人が増えてきていますが、皆さんは検索して出ていた情報の日付を確認していますか？



赤い四角で囲った部分がそのWebページが作成・更新された日付です。
情報は日々変化します。昨日までの正解が今日は間違いだったなんてことは良くある話です。
特に技術的な情報は移り変わりが早い割には古くて使えないコードを載せたまま更新されていない場合が非常に多いです。一次情報を確認しても全部英語で書かれていることが多く読み解くのに時間がかかります。

例えばCSSの新バージョンとして期待されているCSS3ですが、グラデーションを指定する際にベンダープレフィックスをつけてブラウザごとに対応しなければいけないと思っている人が多いのではないでしょうか。
実はIE10、Firefox、Google Chromeの主要ブラウザは以下のコードで実装可能です。
background: linear-gradient(to bottom, #000, #fff);
CSS3は勧告案まで出ています。未だに草案の書き方を指定していたり、草案ではないのに草案とコメントを書いている場合が多いのではないでしょうか。
勧告案と草案ではパラメーターの指定方法まで変更されています。古いコードでも一部は実装可能ですが、敢えて古いコードを採用する必要は無いですし、後から無駄なコストが発生します。
CSS3のグラデーションについては今までの経緯をまとめたサイトや、古いコードから新しいコードへのアップデートを促すサイトもありますが、画像でもわかるように古い情報のサイトが出てくることが多く、日付を見て確認したり一次情報を確認する必要があります。

例としてCSS3を出しましたが、どんな情報でも鮮度が命です。
車で言えばATやCVTがスポーツ走行に向かないと言われますが、昔は正解でしたが今は間違いですよね。