
日本で売られていない日本車。その一つがアイゴ。この写真は初代アイゴのもの。
欧州Aセグメントに属するコンパクトカー。シトロエン C1、プジョー 107とプラットフォームを共有する。生産も同じ。Aセグメントだからとにかく装備は最低限。いろいろ形を工夫して使い勝手は犠牲にしていない。
エンジンは1.0L直3の1KR-FEと、1.4Lディーゼルの1ND-TV。ディーゼルはマイナーチェンジで廃止されたようだ。組み合わされるのは5速マニュアルと、5速セミオートマ。
1KR-FEはパッソやブーン、iQに搭載されるエンジン。日本だと「遅い」「かったるい」とあまりいい噂を聞かないエンジン。回転を上げてパワーやトルクを出すエンジンだから、CVTとの相性が悪いのかもしれない。アイゴは5MTと組み合わされるためか、Youtubeの動画を見る限りではなかなか加速がいい。
Aセグメントで少し安っぽい内装、直3の1.0Lなんて欧州で売れないなんて言われたが、蓋を開ければバカ売れ。9年経ってモデル末期となっても売れる。兄弟車のC1や107よりも売れる。
そんなアイゴが近々モデルチェンジをするらしい。ヴィッツに似た外観からちょっと好き嫌いが分かれそうなデザインになるとか。

エンジンは同じ1KR-FE、組み合わされるミッションも同じ。最高速は161km/h、0-100km/hは14.1秒と1.0Lとしてはなかなかの数字。燃費も24.4km/Lとなかなか優等生。CO2排出量も95g/kmと、ばっちりユーロ6適合しております。
AUTOCARのプロトタイプ試乗記でもそれなりに良い評価。
トヨタ・アイゴ1.0 VVT-iプロトタイプ - 初試乗 | オートカー・デジタル - AUTOCAR DIGITAL
これは期待してしまいます。でもね、日本では売られていないんですよこれが。惜しい、実に惜しいですぞ。
やはりパッソやブーン、iQがあるからなのか。それなら1.0Lにマニュアル欲しいですね。iQも1.0Lにマニュアルくっつけたらいい感じに走りそうなんだけどねえ。
Posted at 2014/05/21 10:54:49 | |
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