アイルトン・セナ トリビュートはグランツーリスモ6にver1.08アップデートで追加されたイベントです。
アイルトン・セナ・トリビュート - グランツーリスモ・ドットコム
アイルトン・セナのレースキャリアを追体験するイベントです。ただ走って目標タイムを目指すだけでなく、何十枚もの写真やムービーでアイルトン・セナの人生を知ることが出来ます。
私が車好きになったのはグランツーリスモ5を購入した3~4年前ですのでアイルトン・セナに特別な思い入れはありません。Youtubeなどで当時の映像を少し見たくらいです。
このイベントではシルバーストーン ストウサーキットをDAP Racing Kartで、ブランズハッチをラルト トヨタ RT3で、最後にモンツァ旧レイアウトとブランズハッチGPコースをロータス 97Tで走ります。
カートは安定した挙動で少し頑張れば十分クリア可能です。コーンでシケインが追加されているのでそこをどう攻略するかが鍵ですね。
次のラルト トヨタ RT3でのブランズハッチ旧レイアウトですが、グランドエフェクト重視の英国ラルト製シャーシRalt RT3/83に、トヨタ製2T-Gエンジンが組み合わされています。古いマシンと言うことでスタビリティが不足する場面もありますが、フラットトルクで扱いやすいエンジンのおかげで慣れれば難なく操ることが出来ます。
難しいのは1コーナーと最終コーナー。どちらも路面のうねりが激しく荷重変動でタイヤのグリップが抜けやすいためアンダーとオーバーが出やすくなります。どこに荷重がかかっているのかの判断が難しいですね。
最後はJPSのロゴで有名なロータス 97T、チームロータスが1985年のF1に投入したマシンです。

排気量1.5LのV6エンジンにターボで過給、最高出力は1000ps、最大トルクは60kgfmを超えます。80年代のターボですからターボラグが酷くパワーバンドも非常に狭くなっています。
とにかくちょっとしたアクセルの踏み増し、戻しだけで過給圧が大きく変わってしまい発生するトルク、パワーが大きく変わります。それにより極端なプッシングアンダーやパワーオーバーが凄まじいです。
イベントとしてはセナのタイムを超えることが出来ればゴールドです。モンツァは比較的楽ですが、ブランズハッチはなかなかの難易度。私の腕ではセナのタイムを超えることはできませんでした。腕を磨いてまた挑戦ですね。
写真はグッドウッドのコースを使ってタイムトライアルをしたときに撮ったものです。狭いこのコースではさらに難しいですね。直線でアクセルを踏むことすら怖いです。
アイルトン・セナのファンにはもちろん、そうでない方にもこのイベントをプレイしてほしいです。
Posted at 2014/06/11 08:48:56 | |
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