• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

あぶさんHVのブログ一覧

2015年01月30日 イイね!

あぶさん、事故る? の巻

場所は家の近所。大谷橋と言う橋がある交差点を曲がったところです。損傷個所はフロントガラスと左ヘッドライトカバー。
父親が運転するムーヴが事故りました。

夜の23時ごろに電話がかかってきまして母親が取ってこっちに渡してきたのですが、母親が「お父さん事故やて! いま関西医大かなんかって言ってる!」と言いながら電話を渡してきたため、最初は父親が事故で病院に搬送されたのかと思いました。

どういう状況で事故ったかと言いますと、緩い左カーブを走行中、車道を20歳くらいの若い男性が歩いておりまして、左カーブですのでヘッドライトは右半分しか照らしておらず、男性は黒い服を着ていたこともあり発見できず跳ねてしまったと言うことです。
速度は約30~40km/h程度だと思われますが、ドライブレコーダーなどを装着していなかったのと、深夜の田舎ですから目撃者もいないということで詳細はよくわかっていません。警察の現場検証でスマフォを触りながら歩いていたのではないかと疑惑がでていますが、これも定かではありません。
男性は病院に運ばれ数日間意識が戻らなかったそうですが、一昨日に意識が戻ったとのこと。

ムーヴはまだ修理見積は出していませんが部品代だけで約7~8万程度になりそうです。


赤い丸で囲んだところが事故現場。
意外と事故が起きている場所です。片側一車線で見通しが良い道ですが、歩道が途切れたり横断歩道が近くに無かったりで無謀横断が多いです。




最近、Youtubeでロシアのドライブレコーダー動画をよく見ています。まあ何と言いますか、ロシアで運転するのはやめようと思いたくなるレベルです。
一番印象に残るのは安全に対する意識の低さです。右車線からの左折、左車線からの右折は日常茶飯事。安全確認を全くしない。速度差を正しく測ることが出来ないなど、かなりデンジャラスです。

日本のドライブレコーダー動画もなかなかデンジャラスです。でもロシアのドラレコ動画よりはだいぶましなことが多いです。
最初はロシア人は何を考えているのかわからなかったのですが、いくつか動画を見ていると原因がわかってきました。
ドラレコ動画だけでなく私の実体験を思い出してみても、ロシアのドラレコに出てくるようなわけのわからない考えを持ったドライバーは日本にもいます。そしてその割合は意外と多いものです。
ロシアは道路幅が広く長い直線が続き平均速度が高い。しかし路面は悪く信号が設置されていない交差点が多く、道路の構造も安全を意識していないと思う部分が多々あります。
それに対して日本の道路は酷道と呼ばれる道路は置いておいて、ほとんどの道路はよく整備されており、よほどのところを除いて田舎でもしっかり信号があります。道幅は狭く曲がりくねった道も多いですが、平均速度は低く抑えられます。
この道路環境の違いによって事故が起きたときの被害が小さくなったり、事故を回避できることが多くなったりするのではないかと思います。

いくら心がけをしていても、世の中には自分の考えとは違う「他人」が存在し、思いも寄らないことが起きます。ロシアのドラレコ動画に出てくるような頓珍漢な行動を取る人はロシアにだけいるわけではありません。日本にもいます。先に書いたように速度域が低いから、路面が良いから回避できているだけです。
私も何回かそういう場面に遭遇しました。


2014年11月1日
滋賀で行われたオフ会に行くときに撮影した、私のドラレコ動画です。
ニュースでなんどか聞いてはいましたが、実際に高速道路の本線上で止まる車がいるなんて思いも寄らなかったです。

今回の父親の事故でいろいろ考えさせられました。これからも安全運転で行こうと思います。
Posted at 2015/01/30 18:17:15 | コメント(2) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記
2015年01月19日 イイね!

あぶさん、ホンダリアンへ行く の巻

土曜日はホンダリアンということで休みを取りまして、朝からしっかり洗車して点検して行こうと思っていたら……




こんなことがあったためディーラーへ。人生2回目のパンク修理、前回から約10ヶ月です。
前回は山坂道でネジを踏みました。空気が漏れなかったのでよかったです。カリーナのバンパーを固定していたネジではないかという疑惑があります(笑)
今回は盛大にプシューっと漏れてましたので、夜23時30分からタイヤ交換を決行。インパクトで固く締まったホイールナットを車載工具のL字レンチで外しました。
ディーラーでのパンク修理は無事終了。約2000円でした。

その後、もっさんさんの次期愛車候補を見に行きまして、そのままホンダリアンへ直行!
守口から守口線→環状→東大阪線→湾岸というルートです。神戸線よりも湾岸線のほうが景色が綺麗で好きなのですが、横風が辛い。残念ながら足の良いやつと言いましてもキャスター角などが少し違うだけでしてバネやダンパーはコロナと共通です。ミシュラン パイロットスポーツ3の性能に支えられていますが、阪高湾岸線の横風はかなり辛いです。横風の強い日は高級車(オートエアコン + 4ATなど)が欲しくなりますね。
でもこの日は横風がかなりマイルド。楽しくツーリングネオが出来ました。オールニューハイメカツインカム~

サンシャインワーフに到着するとすでに何台か来てました。


名前を忘れたのですがめちゃくちゃ美味しいお菓子。1日限定10個らしいです。ハンドメイド117クーペと呼びましょう。
このお菓子の名前は「クローネ」というらしいです。
また、1日10個限定ではなく、mokubacrzさんのお財布事情により10個しかないということだそうで、ハンドメイド117ではありませんでした。



かくちゃんさんのBE5D48D or BE5D4RD レガシィ
私のAT212-CEMMK カリーナ
mokubacrzさんのZF2 CR-Z


AT212-CEFVF カリーナGT


エリシオンMPV、オルティアバン、フィット


初代インサイト


Type Sさんのレジェンドと誰かのシルビア


フォレスター


AuO2さんのFD3シビックハイブリッド


キャンバーがついたツーリングネオ


おみむさんのランティスセダン


たっかさんが持ってた角をなめることしかできないメガネレンチ

そんなこんなでサンシャインワーフの閉鎖時間となりまして、サーチ大統領さんの案内でとある港へ。


寒すぎてロイヤルホストに退却しました。戦略的撤退とも言います。


アサイー + ヨーグルト
ちょっと期待とは違った味でしたが美味しかったです。

ロイヤルホストではマニアックなお話がありましたが、私は睡眠タイムでした。起きたらしばとらさんからカリーナのカタログを渡されましたが、私の知っているカリーナとはちょっと違った車でした。

帰りも湾岸線を通りまして長田で降りて中環へ。なにやら不穏な動きをする奈良ナンバーの黒ハイゼットがいましたが気にしない。
家のガレージに車を入れて気が付いたら夜が明けてました(笑) 2時間ほど運転席で寝てました。リクライニングもしていないのにこの心地よさ。やはり自分の車の運転席は特別に感じると言う理論は正しいようです。
Posted at 2015/01/19 14:08:28 | コメント(3) | トラックバック(0) | オフ会 | クルマ
2015年01月15日 イイね!

あぶさん、関西舞子サンデーに行く の巻

1月10日の土曜日、みんカラを見ているとてつインプさんから関西舞子サンデーなるイベントの情報が。これは行かなければいけないと思い早速参加表明。あれよあれよと言う間に周りに広まって京橋PAに6時集合なんて決まる始末。まあ集合する気が全くなかったのですが、できれば集合組よりも早く着きたいと目覚ましをセットして寝ました。

はい、寝坊しました。起きたら6時半! \ロクジハン!/
最低限の暖気を行って舞子へGO! とりあえず第二京阪→近畿道→阪神高速へ。最初は若宮で降りると思っていたのですが、ナビは若宮ICを通り過ぎて高丸ICへ。そこからの道が酷い。最初は片側1車線の市道だったのが、明らかに離合できない狭い道へ。しかも1速のエンブレが効かないレベルの下り坂。今回もナビは絶好調です。

まず今回のベスト車輛の発表から。



希少! 黄色ナンバーのフェラーリ F40!
フェラーリが日本の車事情のために作ったとかではなく、ダイハツ オプティをベースにヤマハ発動機の関連会社であるYmモービルメイツが限定600台で作ったamiという車です。
女性受けを狙ったらしいのですが、まさか600台も作る予定だったとは。セラのアムラックス特別仕様も300台と言っておきながら100台も売れてないのに……。
コンセプトは『見た人が振り向かずにはいられない。乗っている人が、見た人が楽しく幸せになれる車』らしいです。


アルファロメオ 164
当初は後輪駆動車として企画されていたのですが、アルファロメオの経営難によりランチア、フィアット、アルファロメオ、サーブの4社共同プロジェクト「Tipo4」に参加。前輪駆動モデルとなりランチア・テーマ、サーブ・9000、フィアット・クロマとプラットフォームを共有しています。なんかこの4社が集まっても根本的な問題は解決しなさそうな気がしますが気にしない。
兄弟車なのですがピニンファリーナによるデザインが特徴。
エンジンはwikipediaによると
2リッターツインスパーク(直列4気筒SOHC): 143ps(日本未導入)
2.5リッターディーゼルターボ(直列4気筒): 125ps(日本未導入)
3リッターV6(SOHC) : 185ps
3リッターV6(QV・SOHC) : 200ps
2リッターV6ターボ(SOHC) : 204ps(日本未導入)
3リッターV6 24V(DOHC) : 210ps
3リッターV6 24V(Q4&QV・DOHC) : 232ps
やはり乗るならV6を選びたいですな。


おそらくアルファロメオ ジュリエッタ(2代目・116系)
アルフェッタの一つ下の車格のはずなのですが、アルフェッタよりも防錆処理が入念にされていたり、車重が重かったりします。


アルファロメオ 75ターボ
75はアルファロメオ最後の自社設計による後輪駆動車です。2代目ジュリエッタの後継者なのですが、開発時が経営破綻寸前だったため台所事情を反映してか基本設計は先代とほぼ同じです。またジュリエッタはアルフェッタと基本設計が同じなのでまあお察しください。
そんな75ですが、アルファロメオの車としてはかなり売れたほうです。155と合わせると約36万台が販売されました。


ジャガー F-TYPE R
公式サイト曰く「究極のスポーツカー」
庶民から見た貴族の車の一番上、それがジャガー


アストンマーティン V8 Vantage S
公式サイト曰く「レース直系のダイナミズム」「スピードのための造形美」
貴族から見た貴族の車の一番下、それがアストンマーティン


ルノー アヴァンタイム
2ドアクーペ。誰が何と言おうと2ドアクーペ。欧州ミニバンブームの火付け役だとか。
トップギアでランエボとの差額分をチューニング費用に回してどこまで早くなれるかという企画がありました。エンジンOH、エアロ、ブレーキで予算が尽きたそうです。


ポルポルくん
今回もいっぱいいましたね


ジャガー 初代XK(グレード不明)
ジャガーがフォードに買収されたときにXJSに変わるあらたなスポーツモデルとして開発されました。ちなみにXJSは21年間作られていました。
標準モデルがXK8、ハイパフォーマンスモデルがXKRです。
エンジンは新設計の4.0L V8 DOHCでXK8は294ps、スーパーチャージャーを追加したXKRは375psです。どちらもZF社製の5ATです。
シャーシはXJSの改良型。足回りはフロントにダブルウィッシュボーンを、リアにウィッシュボーンとなりました。XJSではリアダンパーが2本ありましたが、XKでは1本になっています。


フィアット プント
バイクのような音がしてました。


アルファロメオ 155(DTM仕様
DTM仕様はマフラーがリア2本出しなのですが、他のメーカーが市販用エンジンを搭載したのに対しアルファロメオはレース用のエンジンをそのまま搭載しました。そのためレギュレーションで決められた騒音規制をクリアすることが出来ず、マフラー後端を上に曲げてボディに1度排気を当てることで解決しています。




3代目カリーナ軍団
最後の後輪駆動モデルとなった3代目A60系カリーナは1981年と82年にパリダカールラリーに出場。FJ60ランドクルーザーを差し置いて総合34位で完走し、市販車無改造クラス、2輪駆動クラス、バギークラス、マラソンクラスの4部門制覇を達成しました。それを記念した限定車「ロード・ランナー」も発売されています。
車重1トンを切るボディに4A-GEエンジンの組み合わせはなかなかの化け物です。


AE86 スプリンタートレノ
2桁ナンバーです。


いつもお馴染みAT210後期カリーナGT


U14ブルーバード SSS Z
赤のブルーバードSSS Zは数台しかいないそうな。まあSSS Z以外の赤も見たことありませんが。


主催者のotakuppoiさんのルノー・スポール ルーテシアRS
ルノー・スポールが作る車はただのルノー車のチューニングカーではありません。全く別のメーカーの車のような味があります。


ルノー カングー
ピンクの限定車が日本でのみ売られていたとか。初代ヴィッツ ペールローズメタリックオパール、2代目ヴィッツTLP(チューリップ)、デミオ スターダストピンクを意識していることは確定的に明らか。


ケータハム スーパーセブン
ドアも屋根も窓もない車


ロータス エスプリS4


AP1 S2000


S2000は青と黄色のツートンカラーでした。
スプーンのS耐車両を意識しているのは確定的に(ry
エンジンルーム内は運動性能を意識してほぼすべての重量物がホイールベース内におさまっています。オーバーハングにあるのはラジエーターくらいです。さらにブレーキキャリパーもホイールベース内におさまっています。ちなみにテンパータイヤもホイールベース内ですし、車載工具も出来る限り低い位置に搭載、一番重いジャッキは一番重心に近いところにあります。
50:50でも極限まで重心に重量物を集めていますので、慣性モーメントが非常に小さくなりハンドリングもクイックになります。またヨー軸の位置はドライバーの太ももの横、シフトレバーあたりになるようになっています。これによりドライバーを中心に旋回する感覚が得られます。


S2000のメーターはデジタル表示です。これはアイルトン・セナのF1マシンのメーターを意識したそうです。パワーカーブをイメージしてデザインされています。
ちゃんとエンジンスタートスイッチが右側なのがうれしいです。左手はシフトレバーにありますから。
S2000という車はF1を疑似体験できる車なのではないかと思っています。だからTYPE Rもありません。最初からスポーツを突き詰めていますから、TYPE Rというチューニングカーは要らないんです。


E36 M3
前期の3.0L 5MTなら100万くらいで買えます。でもオイル漏れます。


フェラーリ 348GTB(tb?) チャレンジ
フェラーリ・チャレンジと言うフェラーリのワンメイクレースに出場するための車。確かオープンモデルもあったような気がします。オープンモデルはリア周りに補強が入っているため、ロールケージを組むとクローズドよりも剛性が上がるとか。
確か純正のバネレートがフロント:37、リア:21ととんでもない数字になっていたような気が。


アルファロメオ GTV
2.0LかV6かはわかりません。
クイックなハンドリングに高回転V6、イタリア車としては高いボディ剛性が特徴。小回りが効かないのが難点。


アルファロメオ 156 2.5 V6 24V(前期
前に会ったことがあるような気がします。


KTM X-BOW
バイクメーカーのKTMが作った車。
ボディはほとんどカーボンモノコック剥き出しで、ドアも屋根も窓もありません。ヘッドライトカバーまでオプション!
フォルクスワーゲングループから供給されたインタークーラー付きターボチャージャー1,984cc直噴TFSIエンジンを搭載。最大出力240PS/5,500rpm、最大トルク310Nm/2,200 - 5,400rpmを発生させます。車重は最軽量のモデルで790kgと非常に軽量。MRなのでトラクションも抜群!
ワンメイクレース仕様はなんと300psらしいです。何考えてんだ。どんな判断だ。
そんなX-BOWですが、エンジン始動がスマートエントリー対応とちょっと高級装備もあります。でも基本的にはバイクと一緒。雨が降ったら運転席に水たまりができます。
足回りはロワアームやハブアクスルにサスペンションが付くのではなく、プッシュロッドを介してサスペンションを動かすフォーミュラマシンと同じような構造です。


メーターは同社のバイクRC8Rからの流用。


おやおや?


レクサス IS F



舞子サンデーの後はちょっと集まって


明石焼きを食べてきました。なかなかおいしかったです。

そして阪急オアシスで捕捉したのがこちら


マキシマ! 3代目のJ30後期かな。


V6 3000 TWINCAM!
まあV6なのでカムシャフトは4本なんですけどね。


ちょっとアルパインスターに行ったり


1着で20万とか


ラーメンを食べてきました。
邪神もっこすを思い出したのは私だけのはず。

邪神もっこすとはですね、ゲーム「ゼノサーガ エピソードII』」に登場するキャラクター KOS-MOSの、限定版ボックスについてきたフィギュアのことです。
バイクにまたがった状態を再現したかったのか、バイク無状態では明らかにおかしいポーズもやばかったのですが、それを超えるのが表情のモデリング。元もKOS-MOSとは思えない造形から邪神像と呼ばれることになり、造形がおかしいフィギュアのことを邪神像と呼ぶことになりました。
ちなみに限定版は18000円で、そのうちフィギュアは約10000円なのでなかなかアレ。しかもゲームの出来自体もアレ。


その後、グレイスを試乗


激レアなフロアマットが欲しくなりました。
これ品番とかあるんですかね。


そしてラーメン屋を梯子。行きたいと言いながら行く機会を逃し続けていた虎一番です。

帰りは阪高湾岸線から環状へ入り2周して帰宅しました。
Posted at 2015/01/15 10:17:41 | コメント(1) | トラックバック(0) | オフ会 | クルマ
2015年01月14日 イイね!

あぶさん、グレイスを試乗する の巻

あぶさん、グレイスを試乗する の巻久々に登場した4ドアセダンの新型車、ホンダ グレイスに試乗してきました。

最近は新規車種でセダンが追加されることはほとんどなくなり、セダン自体の数もめっきり減りました。実用性が重視する人が増えてきたのか、ワゴンやミニバンは大人気です。まあ確かにいちいち降りないと荷物取り出せないですからね。
そんな不人気なセダンに敢えて新規車種を投入する。まあラインナップ上で開いていた穴を埋めていく形ではあると思いますが、なかなかできることではありません。
最初は試乗する気は無かったのですが、シートに座ってみるとなかなか良さそうな雰囲気がありましたので試乗したくなってしまいました。

□外観
オーソドックスなセダンの形状と、最近の流行である空力を優先しキャビンを最大限広く取った形状でもあります。全体的なスタイリングは初代プリウスに通ずる部分を感じますね。フィットの様にフロントを詰めていくのではなく、リア周り、特にトランクとリアウィンドウのつなぎなどで全体のプロポーションを最適化させています。
排気量は1.5Lですがボディサイズや室内空間、トランク容量、質感を考えると1.5~2.0Lクラスセダンくらいでしょうか。競合車種はハイブリッドであることを考えるとカローラアクシオハイブリッドですが、プレミオやアリオンも入りそうです。

フロントデザインは最近のホンダデザイン。ゴテゴテしすぎではなくスタイリッシュ & シンプルにまとまっていて好印象です。
サイドラインはフロントフェンダー上部に小さなラインが一つ、フロントドアからトランク後端のテールレンズにかけて深いエッジが一つあります。このエッジがかなり目立ちます。
リア周りは可もなく不可もなく。テールランプの外側が上方向に飛び出すL字型になっています。ちょっとマークXなどの上級車種感が出ています。
トランク容量を稼ぐために、これも最近の流行ですが尻上がりです。サイドのエッジにより緩いカーブを描くような印象があります。尻上がりと言えばアルテッツァやIS Fなどがかなり尻上がりでしたが、グレイスはかなり自然にまとめていると思います。


□内装
内装の質感はかなり高いと感じました。触ってみるとやはりプラスチック部品が多いことがわかりますが、見た目はほとんど気になりません。特に手に触れる部分の質感はかなり良かったです。
シートもこのクラスとしてはかなり質感が高く、座り心地もなかなかのもの。しっかりと張りがあり体を支えてくれます。
セダンのシートと言えばやはりリアを重視したいところ。1.5Lクラスではリアシートは少し質感が劣りますが、グレイスはリアシートの質感もグッドです。

質感以外でも様々なところに工夫の跡があります。センターコンソールボックス後部にあるリアシート用のエアコン吹き出し口や、アシストグリップを離したときにゆっくりと戻るところなど、おもてなしの心が感じられます。

メーターは中央にスピードメーター、左右に情報表示です。左側はギアの段数やシフトポジション、右側は燃費計や走行距離、タコメーターを切り替えることが出来ます。タコメーターはデジタル表示ですが、かなり視認しづらいです。

センターコンソールは最上部にエアコン吹き出し口、その下にナビ画面とハザードスイッチ、さらにその下にエアコン操作用のタッチパネルが備わります。


驚いたのがこれ。
完全にプリウスのシフトスイッチです。操作は↓でL、→でN、→↓でD、→↑でRです。ハンドルからかなり離れており、シートポジションによっては手が届きづらく操作しにくい位置にあります。AT車なので運転中は操作しないという判断なのかもしれません。

試乗したのはEXという最上級グレードですのでステアリングにはパドルシフトが装備され7速シーケンシャルを使うことが出来ます。7速ギア比は以下の通り。
1速ギヤ 4.148
2速ギヤ 2.007
3速ギヤ 1.481
4速ギヤ 1.098
5速ギヤ 0.810
6速ギヤ 0.605
7速ギヤ 0.446
ファイナル 4.842
1-2速のステップ比が0.484とマニュアル車では考えられないくらい離れています。1速では約40km/hしか出せません。2速では約80km/h、3速では約120km/hまで受け持つことが出来ます。
営業マンの話によれば1速はモーターだけということでしたので、こんなギア比担っているのだと思われます。試しに試乗コースで2速全開加速を行いましたが、カリーナの2速全開加速よりもやや速かったです。
100km/h巡航時の回転数は1900rpm、ギア比だけでの最高速度は350km/hを超えます。

視界は前方はシートを全開まで上げてもボンネットの後端しか見えません。左右、斜め後方は良好。後方視界は尻上がりなスタイリングですので少し悪いです。ルームミラーからボンネットの後端は見えません。


□パワートレイン
さて肝心の走りです。今回の試乗コースはなんと六甲山! 峠アタックですよ。残念ながら芦有ではないので某峠動画のシビックレースを再現することはできませんでした。

グレイスのハイブリッドシステムはアコードのスポーツハイブリッドi-MMDとは違い、i-DCDというシステムのようです。どのようなものか詳細はわかりませんが、おそらくシリーズハイブリッドに動力分割機構をDCTとクラッチによって実現し、パラレルパスを追加したものだと思われます。
エンジン走行中はほとんどパラレルパス固定。充電する際にシリーズパスを使用しエンジンの駆動力の一部をバッテリーに回すのか、それとも充電は全て回生ブレーキに回すのかはわかりませんでした。たぶん充電でもエンジン使うんじゃないかな。制御が違うだけでTHSとあまり変わらない気がしますね。

出だしはモーターのトルクでスッと加速。直ぐに変速し2速へ入れてエンジン主体で走行する制御へ。なかなかいい加速感です。
六甲の登り坂でノーマルモード全開加速、Sモード全開加速を試してみましたがきつい登り坂をガンガン登って行きます。1.5Lとは思えないほど頼もしい。
アクセルペダルを全開まで踏み込んだ状態で出てくる最大出力はノーマルモードとSモードでは違うらしいです。Sモードのほうがよりエンジンのパワーを引き出しているとか。つまりVTECに入ると言うことですわ。
加速感もいいのですが、サウンドもかなりいいです。プリウスのモーッという音ではなくちょっと前のホンダ車に似ている音がします。直管にしたらいい音しそうですわ。
登り坂で試しにエコモードに入れてみると、明らかにパワー不足な感じに。カリーナでいうと4速で無理やり登ってる感じ。

下り坂ではエンジンブレーキの利きを試してみました。
まずはパドルシフト。カチカチとシフトダウンして2速に入れるとかなり効きます。六甲の下り坂でも十分効果ありです。次はシフトスイッチを使ってLレンジへ入れてみたのですが、全く効きが感じられませんでした。パドルシフトはEXだけですので、DXやLXの場合はちょっと困りそう。


エンジンはLEB型直列4気筒 DOHC i-VTECです。4気筒ですがホンダらしく振動は皆無です。まあ低回転で動かすことがほとんどないからかもしれませんが、回転の変化もかなりスムーズです。


□足回り
足回りも好印象でした。
微小入力はほとんど遮断。母屋を不必要に揺らしません。大入力があっても突き上げをしっかり丸めています。段差を乗り越えたとき、継ぎ目を乗り越えたときでも揺れを一発で収めています。かなり足のセッティングや、ダンパーの精度、スプリングの動作精度を高めたんでしょう。
ハンドリングはセダンらしくやや落ち着いた印象ですが、意のままのハンドリングと言ってもいいくらいです。ロールも適度に抑えてしっかりと踏ん張り感が伝わってきて腰砕け感はありません。ロールスピードも抑えられていました。
全体的な印象はややしたたかですがしなやかさも持っている印象。イルムシャーRとハンドリングバイロータスの間くらいと言ったところでしょうか。ワインディングも楽しめそうです。


□グレイスの良いところ
・内装の質感
・おもてなし
・ハンドリング
・乗り心地
・加速
・エンジンサウンド
全体的に好印象です。ホンダの本気が感じられました。特に足回りがいいですね。


□グレイスのダメなところ
・エアコン操作パネルがタッチパネル
走行中に操作する部分がタッチパネルなのはいかがなものかと。

・低速域でのドライバビリティ
40km/hくらいから約10km/h以下まで減速した後、停車する前に再加速しようとすると約1~2秒ほどスロットルが反応しなくなる。これは要改善。
これが起きたのは右折時です。前に右折待ちの車が1台いて、こちらが停車する前にその車が右折しました。対向車がいなかったので停車する前にアクセルを踏んだのですが全く反応しませんでした。

・シフトスイッチの位置
低すぎます。走行中に操作するには不適切。

・EX以外ではLレンジ以外にシフトダウンできない
Lレンジの出来が悪いので、出来れば低グレードでもシフトレバーで変速操作ができた方がいいと思います。Lレンジが改善されればいいのですが……。

・ペダル配置
ブレーキが中心よりやや左寄りにあるためややブレーキ操作がしづらい。
またアクセルペダルと離れすぎているためヒールアンドトゥができない。


全体的に好印象でしたが、ちょっと気にかかるところがあります。私的にかなり気になる部分ですので、それが改善されないと購入には踏み切れないなと。

試しにオンラインで見積もりやってみたらDXなのに300万超えました……。ちょっとオプションをつけすぎたかな。


2015.01.15追記
□余談
・ディーラーの雰囲気
ホンダのディーラーは面白いとホンダリアンに参加したときにいろいろ聞いていましたが、噂に違わず面白いディーラーでした。
営業マンも面白ければお客さんも面白い人が多いらしく、形式ばった対応が多いトヨタディーラーとは方向性が全く違います。私は好ましいと感じました。

・試乗コース
いつも行くカローラ大阪交野店の試乗コースは店を左折で出て次の信号を左折。幹線道路で左折。幹線道路では次の信号を左折。そのまた次の信号で左折して元の道に戻ってくるルートです。

距離は約3kmですが、時間にしてわずか8分ですし幹線道路は渋滞が頻発する区間です。一番長い西側の直線では100km/h程度なら出せますが、ハンドリングがどうとか荒い路面で乗り心地がとかは試せません。
今回試乗させていただいたホンダカーズ神戸中央店の試乗コースは、なんと六甲山です。六甲の山坂道でハンドリングを十二分に堪能できます。カローラ店の試乗コースでもわかるっちゃわかるんですけど、わかる範囲が違いすぎます。

ですのでカローラ大阪交野店の試乗コースを考えてみました。

約33km、所要時間約33分
簡単に言いますと磐船街道 + R163 + 打上バイパス or 外環+1号バイパスです。
もう山坂道のハンドリングからR163のフル加速、打上バイパスや外環+1号バイパスでは低速時のドライバビリティを確認できます。問題は距離が長いことですが、これくらいなら許容範囲でしょう。

試乗コース問題は私のカリーナを担当してくれています営業さんも認識しているらしく「できれば貸し出して1日フル試乗をしたい」と言っていましたので、いつか改善されるかもしれません。

・見積もり
帰宅してからオンラインで見積もりを取ってみました。
グレードは一番下のDXでいろいろオプションつけるとあら不思議、なぜか300万オーバーです。


試しに同クラスのプレミオ、アリオン、カローラアクシオハイブリッドの見積もり取ってみました。

ちょっと手違いで3つとも上級グレードです。排気量は1.5Lですが、プレミオは1.5F EXパッケージ、アリオンはA15 G-plusパッケージ、カローラはHYBRID Gです。
なぜかカローラがプレミオ、アリオンを超えました。HIDビューアシストパッケージが10万ほどするのでそれのせいかな。

プレミオ、アリオンは試乗したことがありませんのでカローラとグレイスを比べてみますと、走りの良さ、質感の良さ、装備ではグレイスの勝ち。ドライバビリティ、使い勝手ではカローラの勝ちです。
グレイスで感じた不満点はカローラでは全くありません。でも運転してたのしいと言う部分ではグレイスが圧勝です。
私が選ぶならカローラですかね。おそらくカローラ1.5G 5MTを買っていると思います。


やっぱマニュアル車は安いわー
Posted at 2015/01/14 21:09:13 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗記 | クルマ
2015年01月06日 イイね!

蓋然性進化論Ⅱ

2015年が始まって3日目で、2015年重大ニュース第1位が決まってしまったあぶさんです。

唐突ですがCDを買いました。ほとんどTSUTAYAさんに頼っていたのですがTSUTAYAではほぼ絶対に手に入らないタイプのCDなので買いました。
そのCDがこちら



まず独特のパッケージデザインが目を引きますが、その前に僕が知ってるCDケースじゃない! DVDかと思いました。
蓋然性進化論と言うタイトルもなかなか怪しい感じがします。蓋然性とか聞いたことが無いですぞ。
蓋然性進化論Ⅱはlove solfegeという音楽制作ユニットが販売しているCDです。なぜこのCDを買ったかと言いますと、私の好きなロシア人声優 ジェーニャさん(本名:イヴギェーニャ・ダヴィデューク)が歌っている曲が収録されているからです。完全にジェーニャさん目当てです。
パッケージや名前からくる怪しさがやばいですが、CDに収録されている曲はジェーニャさんが作詞と歌唱を担当した「Universe」だけじゃなく、どの曲も名曲揃いでした。


ジェーニャさんが作詞・歌唱を担当した「Universe」のジェーニャさん手作りPVです。PVでは前半部分しか聞けないので全部聞きたい人はCDを買いましょう。最後の「Marvelous universe」という部分がお気に入りです。

で、このCDを買ったことと2015年重大ニュース第1位が関係しています。
CDが1月4日に届きまして、Twitterで届いたことをツィートしますとジェーニャさんからリプライが飛んできたんですよ。しかもFacebookでシェアまでしていただけるという、CDが届いただけでもうれしかったのですが、リプライが来てFBでシェアまでとなると嬉しすぎて新年からテンションが上がりまくってました。
今年はちょっといい1年になりそうです。
Posted at 2015/01/06 18:27:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑記 | 音楽/映画/テレビ

プロフィール

「ご報告 http://cvw.jp/b/1854908/42411863/
何シテル?   01/15 00:46
いつか終わりが来るその時まで、車とともにありたい

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/1 >>

    123
45 678910
111213 14 151617
18 192021222324
2526272829 3031

リンク・クリップ

TRD エキゾーストマニホールド 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/03/26 11:48:30
エキマニ交換 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/03/26 11:45:56
最悪miniショップ Johnbull(ジョンブル) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2015/03/16 11:26:52

愛車一覧

トヨタ カローラスポーツハイブリッド トヨタ カローラスポーツハイブリッド
速くて楽なやつ AVSは付いているけど10.5インチディスプレイオーディオPlusは付 ...
トヨタ ヴィッツ トヨタ ヴィッツ
2018年12月24日に売却いたしました。 枚方の車屋で販売されています。もし買うという ...
スズキ ワゴンR スズキ ワゴンR
親父の5台目の車です。 知り合いから5万円で譲ってもらいました。 ECU故障により買い ...
トヨタ カリーナ トヨタ カリーナ
2013年5月12日に納車。 MTで修復歴なし、走行距離は1.5万km、本体価格25万円 ...

過去のブログ

2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation