
久しぶりのちゃんとした更新です( ´ ▽ ` )ノ
本当は書きたいことがたくさんあったのですが、なかなか更新に至らず…。
でも今日は色々あったので、覚書がてら更新です。
素人なので部品名称が違っていたり、イレギュラー整備があるかもしれませんがご了承 くださいヾ(;´Д`●)ノ
本日、人様のお車ですが、NSX NA1の整備をしてきました(・ω・)
といっても私一人では自信がないので、エボ6のタイベルを某AB駐車場で換えたという一般人の父と作業です(笑)
事の発端はオーナーがタイベル交換をとあるツテの整備士の方達に頼んだことから始まります。
そこから調子が悪くなり、もはやどうしようもない負のスパイラルに私が苛立ち、今日の作業に至ったのです。
何があったかというと、まずはタイベル交換の際に換えるはずのパッキン類?を換なかった為に水が侵入するようになり、リア側イグニッションコイルが水に濡れ死にました。
リア側コイル3本とプラグ6本を換え、調子は戻ったかに見えましたがすぐに一発死んだ状態に戻り…(°_°)
原因はパッキンを交換しないままでコイルやプラグを換えたので、またもリア側コイルが水に濡れ、死んだのです。
この間一ヶ月経ってないと思います。
前回換えたプラグはこの時点でこんな状態に。
しかも購入したコイルは、何故かフロント側につけたようです。
症状が変わらないことからリア側だと気づき、リア側にフロントについていたイグニッションコイルを取付。
後日パッキンを交換したそうです。
…この時点で私には整備の方への不信しかありませんでした(-_-)
オーナーのツテと言うことで、ちゃんと工賃を払っての作業ではない事。
また通常業務の合間に見てもらっていた事から文句は言えないのだと思っていました。
その後オーナーが敏感になり過ぎていたこともあり、何かおかしい?とそのツテにいく度となく入庫。
しかし原因はわからず。
それもそのはず。
一発死んでいた時とは違い、明らかな調子の悪さではなく、微妙に調子悪いような??というレベル。
もはやあちこち弄られており、何が原因かもわからなくなってました。
挙句にはまたもプラグを新品に交換。
それでもダメならEGRバルブかもとか、何故いきなりそうなるかΣ(OωO )
簡単な事からやってみるものだと思っている私には、もう限界でした。
と言うことで、簡単な整備をするために我が家にやってきたわけなんです。
前置き長過ぎてすみませんorz
まずは車輌のエンジン音を聞き…
うん。タペット音。まぁこれは許容範囲内か。
続いてエアクリーナーは…
もはや何かわからないポロポロと劣化したスポンジが出現。
これはわかっていたので、あらかじめオーナーに用意してもらってました。
右が純正エアクリーナーです。
続いてスロットル洗浄。
一度スロットル洗浄をしたようですが、アイドリングのバイパスポート内まではされておらず、真っ黒…というかヘドロ状態。
ここは入念に掃除しました。
業務用のコイツは強力です。
とりあえずこれで様子をみるかと、新品エアクリをつけて閉じ、忘れ物が無いかチェックしていると…
スロットルより下。奥の奥で何かがプランと垂れ下がっている…
このソケットは、何?プランとしてていいの?
中を覗くと明らかについ最近までは何処かに刺さっていたようなキレイさ。
でも私は今回外していません。
見える範囲にはそれらしき受け口はなし。
ならばと見えないところを手探りで探し…
怪しいところに携帯を突っ込んで写メ!
確信しました。
何かはわからないけど、刺さるところはこれで間違いない!
その後、作業をずっと見ていたオーナーと喋り、走り方的にプラグの番数を標準から一つ下げてもいいのかもしれないと提案した矢先…
オーナーの希望で前回7番をつけてたらしいです(-_-)
このオーナー、残念な事になんの知識もなく。
ただネットに翻弄されていた模様。
トルクを感じないというのはこのせいかもしれないと説明し、前につけていた6番に戻しました…。
ここでまたも驚き。
リア側についていたイグニッションコイルを外すと、ベッタリとブチルゴムが(;д;)
もう外さないと思ったのか?
水濡れ防止なのか?
これが硬くなって逆に水が入るようになるのが怖いので、地道に取りました(-_-)
後先を考えない整備にウンザリです。
そしてここでふと気づいたのです。
これは何?
黒くなってる所を触ると…エンジンオイルです。
よく見れば、亀裂からオイルが滲んでいます…
そして何かを落としたのか?ぶつけたのか?凹みもありました。。
オーナーに確認するも、全くわからないと…。
なんてことだΣ(OωO )
簡単に交換できる気がしませんけどー!?
ということで、ここは近日中に応急処置でエポキシ系の接着剤を塗ろうと思います…(≡Д≡;)
そしてふと見た外ベルトは、わきが毛羽立ち、触ると紙のようにペラペラ…。
他にもタイベル交換した際にやらかしたと思われるものなどが見つかり…(ーー;)
もう最後の方は笑うしかありませんでした。
オーナーにも問題があるので、それとなく指摘させて頂き。
大切な車の整備は、信頼できる人、環境を選ばないといけないんだと実感しました。
私もわからないことだらけなので、少しずつ勉強していかねば( ´ ▽ ` )ノ
ちなみに今回オイル交換もする予定でしたが、ジャッキアップする場所が車体アルミ故に見つからず断念。
ドレンの位置もよろしくなかったもので。
ただ、ツテの方々がジャッキをかけた所は見つかりました。
アルミが歪んでたのでわかりやすい(-_-)
オーナーはそうと知らずショックを受けてましたが。
大切な車。責任を負うのは結局は自分。
身にしみた一日でした。