河口湖自動車博物館・飛行館編①

続いて隣にある飛行館です。

入口横にくたびれたF-86セイバーが置いてありますねえ。
こっちは大丈夫か？




飛行館は１ホールしかありません。いきなり三菱・零式艦上戦闘機21型（通称ゼロ戦）がお出迎え。
太平洋戦争初期に大活躍した機体です。
プロペラスピナーの形状から中島（現スバル）製だね。実はゼロ戦は三菱製より中島製のが多いんです。





ロープ柵はありますが、これくらい真近に観られます。レストアも丁寧で好感が持てますね。





翼端の折り畳み機構ってこうなっていたんだ！





主翼上の編隊灯もばっちり再現されてます。





レストアの際外されたと思われる桁の実物。よく見ると機体内部色の青竹色が見えます。
実物の色合いはこんな感じだったかという感じです。







続いて同じ零戦の52型。大戦後期、性能の上がった連合軍機を相手に戦った飛行機です。
こっちはカウリングが一部外されて栄21型エンジン（中島製）が見える形で展示されてます。
この機体も中島製みたいだね。




防弾処理されてない燃料タンク。これじゃ被弾したら簡単に火を吹きますね。




レストア途中の三菱・一式陸上攻撃機22型。まだ主翼がありません。





上部銃座。20mm旋回機銃が見えます。22型から動力銃座に変更されています。




側面ハッチ部。





尾翼部分。最後尾に20mm機銃座があります。
思ったより尾翼が小さい気がします。



一式陸攻の横にひっそりと中島・陸軍一式戦闘機・隼の尾翼が置いてありました。
これもレストアするのかな？



一式戦と一緒に飾ってあった当時の映画ポスター。

何で海軍パイロットの南郷茂章少佐の映画ポスターが陸軍戦闘機の横に？と思いましたが
弟で当時「ニューギニアは南郷で保つ」と言われたエースパイロット、ニューギニア戦線・陸軍飛行５９戦隊の南郷茂男大尉（一式戦に搭乗）繋がりですかね？


何か自動車館より気合い入ってないかーってお思いでしょうが、実は飛行機大好きなんでもうしばらく続きます。（笑）