久しぶりに水資源機構のホームページをチェックしてたら、今年の4月より「
利根大堰」のカードが配布されたとの情報を得た。
利根大堰の他に隣接する「
武蔵水路」のカードも配布中とのことで、地元民としては、これは行かないとならんな、という訳で行ってみました。
家から1時間も掛からないから、いつ行ってもよかったのだが、先日「
八ッ場ダム」の現場見学会に申し込み、27日に行くことになっていたため、午前中に利根大堰、午後から八ッ場ダム見学ということになりました。
さて、27日は天気予報で雨が降る降る言われてたので、ある程度覚悟していたが、実際に朝起きたら曇り空、雨降ってないじゃん!
8時に出発、途中雨が降っていた場所もあったが、利根大堰付近では止んでいたので助かりました。
利根大堰のカードは堰の魚道横にある「
大堰自然の観察室」内にあるスタンプを押して、利根導水総合事業所に持っていかないといけない。
が、利根川沿いの駐車場に入ろうとしたら、土手で何か工事をやっていて駐車場に入れない!
近くにいた警備員に「大堰自然の観察室」に行きたいのだがと話したところ、土手を500mほど進み工事区画を迂回、川沿いの砂利道から駐車場に入れという。
何かどこ行っても酷い道走らされてる気がする・・・
利根大堰。利根川河口から145km地点に造られた不特定利水・かんがい・上水道・工業用水可動堰。
堰の管理道路は「
武蔵大橋」と呼ばれ、埼玉県道20号線として地域の基幹道路に活用されています。
堰には魚道が整備されており、サケ・アユの遡上を手助けしています。
大堰自然の観察室の入り口。
中に入るとガラス張りの魚道を横から観察することができます。
どうもアユの稚魚が遡上してるらしく、たまに跳ねて登っていくのが見れました。
堰の取水口付近はやはり工事のため近づけませんでした。
スタンプを入手したので、堰横にある利根導水総合事業所でカードをもらいました。
取水された水は須加樋管を通り
武蔵水路・見沼代用水・埼玉用水路・葛西用水路へ導水され、東京都・埼玉県への上水道用及びかんがい用水として利用されています。
1つ目のミッションクリアしたので、群馬県に移動です。
今度は吾妻渓谷に建設中の「
八ッ場ダム」を見学するため群馬県の「道の駅・八ッ場ふるさと館」に向かいます。
見学会は毎月、毎週の木曜及び金曜、第2及び第4水曜、第1及び第3土曜に開催されているようです。
時間は土曜日以外は13時15分からとなっています。
○申込先○
道の駅八ッ場ふるさと館
(情報コーナー「やんば館」)
TEL:0279-82-0279
電話受付時間:9:00~16:00(年中無休)
※1ヶ月前から1週間前までに電話での予約必要。
12時前に集合場所である「道の駅・八ッ場ふるさと館」に到着。
また例によってダムカレーっす!(^^;
八ッ場ダムカレー。ダムカレーを食べると貰えるカードがver3.0にバージョンアップしてました。
受付を済ませ、ストラップ、パンフレット、アンケート用紙を受け取る。
まずは情報コーナー「やんば館」でダム建設に至る概要の説明を受ける。
その後、マイクロバスに乗って移動。
不動大橋に移動。
不動大橋から下流側を見る。住宅等は撤去され更地になってます。
旧R145号線沿いにある薄い緑色の建物は旧やんば情報館。その左側は旧JR吾妻線の線路。
現在旧道は工事関係者のみ通行可能で一般車両は入れないそうです。
角度を変えてみる。
一段高い位置にあるのが付け替え道路の八ッ場バイパス(新R145号線)。
こちらは上流側。この辺も水没してしまうらしい。
不動大橋から八ッ場大橋(下流側)を望む。橋の奥にダムの工事現場が見える。
高い場所に新設されたJR川原湯温泉駅。
大柏木地区の骨材プラントヤードから伸びる骨材運搬用のベルトコンベアー。
一部は旧吾妻線の線路跡を利用してダムへと向かっています。
場所を移動してダムの傍にある「やんば見放台(展望台)」からの眺め。
円筒形の施設は骨材を貯蔵するサイロ。(正式名称忘れた)
奥に資材運搬用の大型クレーンが見える。
ダム右岸側の工事現場。赤線部にダム堤体が建設されるらしい。
上流側。こちらにも骨材貯蔵用施設が見える。
旧川原湯温泉駅はこの辺りにあったそうです。
ダム工事のため、吾妻川はここで堰き止められ、左に向きを変えています。
映ってる車両は土砂運搬用の大型25tダンプカー。
今度は右岸側に移動して左岸側を見学です。
やんば見放台は誰でも登れ見学出来ますが、左岸側は見ることができません。
公式の見学会に参加しないと現場には入ることはできないので貴重ですね。
ダム左岸の工事現場はこんな感じ。
右岸側から現場を見て見学会は終了。道の駅に戻りアンケート用紙に記入、引き換えに見学記念のダムカードをもらいました。(これが一番の目的でした)
さて、八ッ場の工事現場もみたが、やっぱりダム成分が足りない。
というわけで近隣のダムに行ってみた。
R145号線を嬬恋村方面に進んでいきます。途中、吾妻線の群馬大津駅付近に小さなダムがあります。
大津ダム。東京電力管理の発電用重力式コンクリートダム。
堤高:19.6m、堤頂長:73.9m
ダム師匠でもあるみん友のbox-goroさんお勧めのダムです。
ゲート操作室の窓が目、その下にある謎の穴が口で、何か人の顔みたいに見える面白いダムですね。
常用洪水吐にローリングゲートを2基装備。
静岡県の大井川ダムや長野県の南方ダムにもあったけど、動いてるところを見てみたいな!
ダム湖は非常に小さいです。砂が結構溜まってる?
その後、R406号線で高崎方面に抜けて帰宅しました。
今回の戦利品。八ッ場ダムのカードは工事の進捗状況で変わるらしいので、また行かないとならんな・・・