王虎のブログ一覧

時間がなくてブログアップするのに手間取りましたが、またまたダム巡りの旅に行ってきました。

今回は宮城県南部のダムカード配布先と福島県のダムカード・コンプリートを目指した旅です。


ホントは９月の終わりか１０月に予定してましたが、８月の終わりに職場の同僚が座骨神経痛で動けなくなり、長期療養になり欠員が出たため１０月の頭まで殆ど休めそうもないため、９月唯一の休日の１５日に決行となりました。

東日本豪雨のすぐあとだったので、大丈夫かなと思いましたが何とかなるでしょう！（？）


１４日の２３時頃出発し東北道で宮城県を目指しましたが、０時過ぎにいきなりアクシデント！
ハイドラが通信異常をおこして繋がらなくなりました。

途中のPAで停まって調べたら１５日の０時から５時までサーバメンテ入ってました！orz

まあ３時半位には繋がるようになったのですが、おかげで夜のうちに仙台周辺のCP潰す予定が早速狂ってしまいました・・・




しかし夜に廻ると何が何だかわからないですね。
これ大年寺山テレビ塔かトリシャインのどっちかだと思うけど、いずれにせよ何だかハッキリしないよ！




とりあえず暗い中、ひたすらCP潰しをしていたがようやく夜が明けてきたのでメインのダム巡り開始です！



初めに行ったのは宮城県利府町にある「惣の関ダム」。

惣の関（そうのせき）ダム。宮城県管理の多目的・重力式コンクリートダム。
堤高23.5m/堤頂長 115.0m、総貯水量 1,100千m3 /有効貯水量 990千m3。

平地ダムのくせに手前にごちゃごちゃあって正面から見ることが出来ないっす！うーむ・・・


ここから大和町に向かい次のダム「南川鞍部ダム」へ。




南川鞍部（みなみかわあんぶ）ダム。宮城県管理の多目的・アスファルトフェイシングフィルダム。
堤高19.6m/堤頂長 224.0m。

このダムのある七ツ森湖には２つダムがありまして、もうひとつの南川ダム築造に伴って堰上げされた水が逃げ出さないように造られたダムです。故にゲート類はありません。
ついでにハイドラのCPにもなってませんでした！(^^;



向こう岸に見えるのが南川ダムです。


というわけで「南川ダム」にも行ってみましょう。



南川（みなみかわ）ダム。宮城県管理の多目的・重力式コンクリートダム。
堤高46.0m/堤頂長 355.0m、総貯水量 10,000千m3 /有効貯水量 9,200千m3。

このダムは前は悪田ダムという名前だったが南川ダムに改名し、現在はネーミングライツにより「クレアリア南川ダム」という愛称（平成28年3月末まで）を持つ変わった経歴のダムです。

南川ダムを後にして、国道４５７号線を仙台方面に進んでいくとまたダムがありました。




宮床（みやとこ）ダム。宮城県管理の多目的・重力式コンクリートダム。
堤高48.0m/堤頂長 256.0m、総貯水量 5,000千m3 /有効貯水量 5,000千m3。

ダム自体は平凡な自治体ダムなんだけど、減勢工のデザインが妙に凝ってるんだよね！何でこんな多角形な配置なんだろ？


次のダムは仙台市泉区にある「七北田ダム」なんだが、この辺から道がひどいことになってきました。


進んでいくと土砂崩れで通行止めになってるところがありまして、自分は一旦Uターンしたのだが、地元ナンバーの車が脇からひょいひょい入っていくので、着いていったら道半分土砂で埋もれてる場所に出て、ここは難なく通過できたのだが、調子に乗って進んでいくと・・・




いきなり完全に塞がってる場所に出ちゃったよ！(^^;

とりあえずちょっと戻って迂回路を探して進んでいくと、また道が塞がってたりで、なかなか七北田ダムに近づけない！

ごちゃごちゃと迂回してようやくダムに到着しました。





七北田（ななきた）ダム。宮城県管理の多目的・ロックフィルダム。
堤高74.0m/堤頂長 420.0m、総貯水量 9,200千m3 /有効貯水量 8,500千m3。

ダム湖周辺に公園とか整備されてるけど、肝心のダムにはあんまり近づけないちょっと残念なダムでした！


七北田ダム周辺の土砂崩れトラップを何とか脱出して、隣にある「大倉ダム」に向かいました。




大倉（おおくら）ダム。宮城県管理の多目的・マルティプルアーチダム。
堤高82.0m/堤頂長 323.0m、総貯水量 28,000千m3 /有効貯水量 25,000千m3。

このダムの特徴としてはマルティプルアーチダムと言って、アーチダムが２連に連なっているダブルアーチ状になっていることが挙げられます。（ダブルアーチは日本でここだけらしい）



これがもう片方のアーチダム、こっちにはゲートがないです。

難点はダブルアーチの形状がわかる場所がないってことなんだよねー！上方から一望できる場所があればいいんだけどね・・・


大倉ダムの近くに小さな古い上水道用ダムがあるので、ちょっと行ってみました。




青下第３（あおしただいさん）ダム。仙台市管理の上水道用・重力式コンクリートダム。
堤高17.7m/堤頂長 60.4m、総貯水量 264千m3 /有効貯水量 226千m3。

このダムの下流に第2、第１と同じ形状のダムが３つ連なってます。
第１及び第２ダムは隣接する仙台市水道記念館から行けるようですが、時間が早かったため記念館が閉まってたため行けませんでした。

仕方なく第３ダムだけの見学となってしまいましたが、まあ同じ形なんでいいやとか思ってましたが、家に帰ってから調べたら第１ダムのダムカードがいつの間にか配布されてまして、水道記念館に行けば貰えたようです！
知ってたら水道記念館が開くまで待ってたのに・・・(TT)


ここから山形県の蔵王ダムに行ってから再び宮城県に戻り釜房ダム、仙台ダム総合事務所にいく予定でしたが、ナビで検索するとダムに向かう一本道が通行止めになってるらしくルート設定できません！
予定変更して蔵王ダムはパス、「釜房ダム」に向かいました。




釜房（かまふさ）ダム。国土交通省東北地方建設局管理の多目的・重力式コンクリートダム。
堤高45.5m/堤頂長 177.0m、総貯水量 45,300千m3 /有効貯水量 39,300千m3。

このダムは河川の汚濁対策の先駆的なダムで、ここで取り入れられた環境保全対策の技術は全国の他のダムに生かされているようです。

その割に放流水が汚いけど、これは先日の豪雨でダム湖が濁ってるせいだと思います。


このダムはダムカードの配布をしています。

●釜房ダム管理所

住所：宮城県柴田郡川崎町大字小野字大平山10-6

電話：0224-84-2171

配布時間：8:30～17:00 （土日含む）


本日１枚目のダムカードをゲットです。このあと仙台市内に戻りまして「宮城県仙台ダム総合事務所」に向かいました。




ここでは本日訪問した惣の関ダム、南川ダム、宮床ダム、七北田ダム、大倉ダム、そして今回行けなかった樽水ダムの６か所のみやぎダムめぐりカードなるパチモンのダムカードを配布しています。




これがそのダムめぐりカード・・・・

噂には聞いてたけど、コレジャナイ感がハンパないっす！(爆)

配布してるのはありがたいけど紙はペラペラだし、せめて国交省のダムカード・フォーマットに準拠して欲しいですね！残念！！


●宮城県仙台地方ダム総合事務所

住所：宮城県仙台市泉区将監十丁目37-4

電話：022-372-2103

配布時間：8:30～17:15 （土日祝日を除く）


この時点で１０時を回ってました。急いで次のダム、「七ヶ宿ダム」へ向かいました。

東北道で白石ICまで行き、国道１１３号線を山形県方面にしばらく走っていくと七ヶ宿ダムに到着。




七ヶ宿（しちかしゅく）ダム。国土交通省東北地方整備局管理の多目的・ロックフィルダム。
堤高90.0m/堤頂長 565.0m、総貯水量 109,000千m3 /有効貯水量 99,500千m3。

宮城県のダムでは最大の大きさのダムです。
このダムは予約なしでもダム見学の案内をしてくれるようです。ただし１時間半は拘束されるので、時間がある人以外はおすすめできません。(^^;


●七ヶ宿ダム管理所

住所：宮城県刈田郡七ヶ宿町字切通52−40

電話：0224-37-2122

配布時間：9:30～17:45 （平日）/10:00～17:00（土日）


ここから山を挟んだ福島県側にもロックフィルダムがあるので行ってみました。





摺上川（すりかみがわ）ダム。国土交通省東北地方整備局管理の多目的・ロックフィルダム。
堤高105.0m/堤頂長 718.6m、総貯水量 153,000千m3 /有効貯水量 148,000千m3。

本日訪問したダムで初めての100ｍ超えのハイダム。



このダムは曲線状の洪水吐を持っているのが特徴。通常の直線的なものと違って妙な色気がありますね！(^^)


●摺上川ダム管理所

住所：福島県福島市飯坂町茂庭蝉狩野山２５

電話：024-596-1275

配布時間：9:00～16:30 （土日を含む）


摺上川ダムを出たのが午後１時過ぎ、今日はあと飯舘村の真野ダムと楢葉町の木戸ダムに行く予定だが、どうも距離と時間的に木戸ダムへは間に合いそうもない。

急いで真野ダムに向かったが、先日の豪雨のせいか、はたまた東日本大震災の復旧がまだなのか不明だが、またあちこちで通行止めに遭い思ったように進めない。



飯舘村に入ったら辺りの風景が変わってきました。目についたのが空き地中に積み上げられた除染作業で発生した廃棄物を入れた黒い袋の山！

いたるところに集積され積みあがってました。



ダムに向かう山道でもちょっとした空きスペースに黒いゴミ袋が無造作に置かれていて異様な光景です。
これ何とかしないと復興なんて無理じゃないのと思いました。


結局午後３時過ぎに真野ダムに到着。



真野（まの）ダム。福島県管理の多目的・重力式コンクリートダム。
堤高69.0m/堤頂長 239.0m、総貯水量 36,200千m3 /有効貯水量 34,800千m3。

ここで本日１０枚目のダムカードをゲット。
放流してたので正面から見られる場所を探したが、発電所に向かう道は一般車両通行禁止で行けませんでした。

●真野ダム管理事務所

住所：福島県相馬郡飯舘村大倉字松ヶ平582

電話：0244-42-1065

配布時間：9:00～16:30 （土日を含む）



真野ダムの下流域。
この時点で川の水量はそれほど多くはなかったけど、川岸の草が下流方向に倒れているのをみると、ここもかなり水が溢れていたようですね。


しかし真野ダム来るのに時間かかりすぎて木戸ダムに16:30までに到着は無理っぽいので、今回は諦めて帰ることに。


まあそのまま帰るのもなんなので途中「あぶくま洞」に寄ってきました。



ここで福島県の名所３か所コンプリートでバッジゲットしました！





福島のダムカードは木戸ダムが残ってしまったけど、冬になる前に再チャレンジして年内コンプを目指します！

遠征２日目、朝起きたら顔の腫れは昨日よりだいぶ引き、何とかまともに食事したり会話できるレベルに戻ってました！
昨日お参りした効果かな？こりゃー！(^^)



雨音の他に川の流れる音がうるさく感じたのですが、窓を開けたら下は木曽川でした。
昨夜は暗くて気が付きませんでした！(^^;

相変わらず雨は降ってましたが、朝食をとり８時に宿屋を出る頃には小降りになってました。




宿泊したところは「自由旅クラブ　木曽三河家」。

住所：〒397-0001　長野県木曽郡木曽町福島5782

電話：0264-24-3332/FAX：0264-24-0023

宿泊料もリーズナブルで温泉もあるし結構おすすめです。(^^)


チェックアウトして、雨の中を走り出す。
国道19号（中山道）を木曽川に沿って南木曽方面に走っていきました。



雨は強くなったり弱くなったりで安定しない天候。

途中道の駅CPをいくつか回収しながら南木曽町に入ったあたりで古い橋が見えてきましたよ！













桃介橋。大正11年に完成した木製の吊り橋です。橋長は247.762 m。

福沢桃介が読書発電所建設のための資材運搬路として建造した橋とのことです。




下流の橋から全体を撮影。なかなか趣がありますね。

近くに福沢桃介記念館があったのだが、時間が早すぎて開館してなかったので見学できませんでした。

再び来た道を戻り今度は御岳山方面に向かいました。

途中いくつか発電用ダムを見かけました。



読書（よみかき）ダム、関西電力管理の発電用重力式コンクリートダム。

堤高 32.1m/堤頂長 293.8m、総貯水量 4,358,000立方m/有効貯水量 2,677,000立方m。

自分は左岸側から近付いちゃったんでこのアングルからしか見られなかったけど、右岸側からだと全体が把握できたようです。

さらに木曽川を遡っていくとまたダムがあった。



木曾（きそ）ダム、関西電力管理の発電用重力式コンクリートダム。

堤高 35.2m/堤頂長 132.5m、総貯水量 4,367,000立方m/有効貯水量 1,844,000立方m。

今度は右岸側から行ったら全く見えなかったよ！(TT)

王滝村方面に進んで行くと雨があがり天気が良くなってきました。

そして「牧尾ダム」に到着すると・・・



牧尾ダム、大放流！



ラジアルゲート４門の洪水吐より放流してました！(^^)




牧尾（まきお）ダム、水資源機構管理の多目的・センターコア型ロックフィルダム。

堤高 104.5m/堤頂長 260.0m、総貯水量 75,000,000立方m/有効貯水量 68,000,000立方m。

放流している側に目が行くが、実はダム堤体は小山を挟んだ左側の茶色い部分だったりします。



天端は徒歩で通行可能。




ゲート部のアップ。４門放流中だがゲート開度はそれほどでもない様子ですね。



堤体から放流を眺める。ゲート操作部にある屋根のため脇からしか見ることが出来ません。





ダム湖名は御岳湖。ほぼ満水状態のようでした。しかし水がキレイです。

このダムはダムカードの配布をしています。

●牧尾ダム管理所

住所：長野県木曽郡木曽町三岳7696番地の1

電話：0264-46-2033

配布時間：8:45～17:15 （土日含む）


この先に王滝川ダム、そして秘境ダムの三浦ダムとあるのですが、今回はパス。
来た道をまた戻り塩尻方面に向かいました。




途中の道の駅で売ってた塩尻市の萌えキャラ「玄蕃サラ」のフィギュア２種。
ネットで情報は知ってたけど現物見るのは初めて。



思わず買ってしまったじゃないか！（爆）


話はそれたけど奈良井宿の傍にある「奈良井ダム」が次の目的地。



奈良井（ならい）ダム、長野県管理の多目的・センターコア型ロックフィルダム。

堤高 60.0m/堤頂長 180.8m、総貯水量 8,000,000立方m/有効貯水量 6,400,000立方m。



天端は立ち入り禁止！おかげで殆ど何も見れなかったっす！



非常用洪水吐部の奥に常用洪水吐のゲートがついてる。


このダムも今年の7/30からダムカードの配布を開始しました。

●奈良井ダム管理事務所

住所：塩尻市大字奈良井字糟沢甲2741番69

電話：0264-34-2766

配布時間：9:00～17:00 （土日含む）

ダムカードの配布はうれしいけど、もうちょっとダムを公開してほしいですね！



今度は県道２６号線を野麦峠方面に向かいます。

途中に次のダム「味噌川ダム」があります。






味噌川（みそかわ）ダム、水資源開発管理の多目的・ロックフィルダム。

堤高 140.0m/堤頂長 446.9m、総貯水量 61,000,000立方m/有効貯水量 55,000,000立方m。




天端は自動車で通行可能。




ダム湖名は奥木曽湖。


このダムもダムカードの配布をしています。

●味噌川ダム管理所

住所：長野県木曽郡木祖村大字小木曽2058－22

電話：0264-36-3111

配布時間：9:00～17:00 （土日含む）


ここ廻って長野県のダムカード全１３枚ゲットしました。

まあ長野はまた増える可能性あるけどとりあえずコンプリートっす！(^^)v


このあと野麦街道を松本市方面に向かいダムマニアには有名な(?)梓川３連ダムを見に行きました。

1発目はいちばん上流にある「奈川渡ダム」。



奈川渡（ながわど）ダム、東京電力管理の発電用・アーチ式コンクリートダム。

堤高 133.0m/堤頂長 355.5m、総貯水量 123,000,000立方m/有効貯水量 94,000,000立方m。

このダムは揚水発電の上部ダムで下部ダムの水殿ダムとの間で揚水発電も行ってます。




天端は国道１５８号線の道路になってます。



ダム湖名は梓湖。



右側に少し見えるのが揚水式発電発電所の一部、ダム直下にあるのが通常の水力発電所。


ダム直下の発電所に行く道はまさかの工事中で、ダム下には行けませんでした！(TT)



梓川に沿っている国道を松本市方面に進んでいくと２つ目のダム「水殿ダム」があります。
ただし国道側からはダム堤体は見えないので注意です。

すぐ近くに道の駅「風穴の里」があるのでそれを目印に曲り道を探してください。(^^;



水殿（みどの）ダム、東京電力管理の発電用・アーチ式コンクリートダム。

堤高 95.5m/堤頂長 343.3m、総貯水量 15,100,000立方m/有効貯水量 4,000,000立方m。

このダムは上流にあった奈川渡ダムの下部ダムであり、かつ下流にある稲核ダムの上部ダムになっています。



天端は徒歩で通行可能。



非常用洪水吐。減勢工がなく水がそのまま川に流れこむようです。放流したら迫力ありそうですね！




下流側からの眺め。緑の中で白い堤体が映えますね！(^^)


さらに下っていくと３つ目のダム「稲核ダム」発見。




稲核（いねこき）ダム、東京電力管理の発電用・アーチ式コンクリートダム。

堤高 60.0m/堤頂長 192.8m、総貯水量 10,700,000立方m/有効貯水量 6,100,000立方m。

このダムは上流の水殿ダムの下部ダムにあたります。



天端は立ち入り禁止。ってかダムに繋がってる道が通行止めでダムに全く近づけませんでした！


３連ダムも見たのでそのまま松本市街に入る前に「松本空港」へ立ち寄りました。



その後市街地を通り抜け、有料の三才山トンネルを抜けて、本日最後のダムへ！

三才山トンネルと鹿教湯温泉の間にあるのが「内村ダム」。



内村（うちむら）ダム、長野県管理の多目的・重力式コンクリートダム。

堤高 51.3m/堤頂長 265.0m、総貯水量 2,700,000立方m/有効貯水量 1,600,000立方m。

このダム、自分が小学生の頃、建設中のところを見学に行ったことがあったりします。
完成してから見に行ったことがなく数十年ぶりの来訪となりました。(^^)



常用洪水吐から放流してました。洪水吐は２つあるが、高さの違うのは珍しいんじゃないかな？



堤体は近づいて触ることもできますね。



天端は徒歩で通行可能。



ダム湖名は鹿鳴湖（ろくめいこ）。


ここはダムカードないんだよねー。そのうち出そうな気もするし、そしたらまた来ないといかんな。


その後、内村ダムからR254を丸子町方面に進み、上信越道経由で帰宅しました。




今回ゲットしたダムカードです。

長野県は遠征３回で全ダムカードコンプしました。しかし見てないダムが多いのでまた何回かは行かないとならないでしょう！

山梨県のハイドラＣＰを一旦終了させ国道２０号線を諏訪方面に北上、茅野市に入ってから国道１５２号線・杖突街道に入りを高遠方面に向かいます。

高遠城址公園入口を左折、高遠城もＣＰですが相変わらず雨なんでバッジをゲットしただけでスルー、しばらく進んでいくと「高遠ダム」に行き当たります。



高遠（たかとう）ダム、長野県企業局管理のかんがい用水・発電用重力式コンクリートダム。

堤高 30.9m/堤頂長 76.1m、総貯水量 2,310,000立方m/有効貯水量 500,000立方m。



天端は立ち入り禁止。ゲート類でごちゃごちゃしてる感じですね。


ここはダムカード配布してますので管理所で貰ってきました。

●高遠ダム管理所

住所：長野県伊那市高遠町花畑466

電話：0265-94-2210

配布時間：9:00-17:00（土日含む）

ダム管理所はダム右岸側にあります。高遠町歴史博物館に隣接してますので博物館の方へ入って突き当りを左折して50ｍ位進むと管理所です。


再び１５２号線に入り２～３キロ走ると「美和ダム」へたどり着きます。




美和（みわ）ダム、国土交通省中部地方整備局管理の多目的重力式コンクリートダム。

堤高 69.1m/堤頂長 367.5m、総貯水量 29,952,000立方m/有効貯水量 20,745,000立方m。



堤体の傍にあるかなり目を引く謎のトンネル。
これは大雨の洪水時、ダム湖に流入する土砂の細粒分を上流で堰き止め、バイパストンネルにてここまで送るための設備らしいです。



画像は借り物ですが、使用されるとこんな感じになるようです。




天端は徒歩で通行可能。堤体は微妙に曲がってる模様。



堤体より下流域を眺める。ダム直下左側にある建物は発電所です。




発電で使われた水はこのトンネルで下流に流されてるようです。




左岸側にあったインクライン。




天端左岸側の管理用トンネル。当然通行止めでした。たぶんインクラインにはここから行くのでしょう。





左岸側からの眺め。こちらも湾曲してるのが分かります。



ダム湖名は美和湖。ダム湖100選にも選ばれている湖です。


ここもダムカード配布してます。

●美和ダム管理支所

住所：長野県伊那市長谷非持３４５

電話：0265-98-2111

配布時間：8:30～17:15（土日含む）

美和ダムを後にし、再び１５２号線を大鹿村方面に進んでいきます。

美和ダムの上流部に何か見えてきました。



三峰堰。高さ20.0メートル、長さ244.5メートルのコンクリート堰。

ここで溜まった土砂をバイパストンネルで例のトンネル出口まで送ってるらしいです。


さらに１５２号線を進んで行き大鹿村で県道22号線に入ります。
５キロ程進むと「小渋ダム」へたどり着きます。




小渋（こしぶ）ダム、国土交通省中部地方整備局管理の多目的アーチ式コンクリートダム。

堤高 105.0m/堤頂長 293.3m、総貯水量 58,000,000立方m/有効貯水量 37,100,000立方m。



天端は車で通行可能。



ダム湖名は小渋湖。

ここは雨が強くて殆ど見学出来なかったです。来年また行かないといかんですね！


このダムもダムカード配布してます。

●天竜川ダム統合管理事務所

住所：長野県上伊那郡中川村大草６８８４－１９

電話：0265-88-3729

配布時間：8:30～17:00（土日含む）


小渋ダムより県道59号線を中川村方面に進み、途中県道18号線を飯島町方面に入り500-600ｍ進むと、右手に何か白い建物が見えてきました。



中部電力・南向（みなかた）発電所。
昭和４年に完成した大同電力（当時）の水力発電所です。



ここを作ったのは日本の電力王こと福沢桃介氏で、発電所入口には銅像も立ってました。
南向発電所は桃介氏が実業界引退前の最後に手がけた建物ということです。



見えずらいですが水圧鉄管は２本あります。元々は３本だったようですが１本削減されたようです。

南方発電所の10キロほど上流にある南方ダム（吉瀬ダムともいう）で取水された水がここまで運ばれて発電に供されているらしい。



というわけで南方ダムにも行ってきました！(^^)

南方（みなかた）ダム、中部電力管理の発電用重力式コンクリートダム。堤高 7.57m/堤頂長 123.51m。




天端は徒歩で渡れます。



４門のゲートの内、３門から放流してました。表面にリベットのあるローラーゲートが時代を感じさせますね。



取水口のアップ。ここで取水されて先ほどの発電所まで送られてるようです。




ダム湖というか天竜川は雨のため水量が多かったです。


本日のダム巡りはここで終了。この後予約した宿屋のある木曽福島へ国道361号線で移動。

次の日は晴れるといいのだが。そして顔の腫れは引くといいんだが・・・(^^;

ここのところ天候がよくありませんが、９月１日～２日にかけてまたハイドラＣＰ潰しを兼ねてダム巡りしてきました。

今回は山梨県甲府市周辺のＣＰを重点的に潰しながら長野県に入り、長野県の残ってるダムカード配布場所のダムを巡る旅になりました。


初日は前日より続く雨でのスタート。

実は前の日より歯周病が悪化して、朝起きたら右あご付近にかけて赤い彗星状態（通常の３倍）に腫れ上がるという事態になりまして、そのせいか熱っぽいしで止めて医者行こうかとも思いました。




まさに「冗談ではない！」状態だったんですが、ただねえ、宿のキャンセル料払うのももったいないしで、ダメだったら途中で引き返すということで出発！(^^;


まず中央道の勝沼ＩＣで下車、「万力公園ふれあい動物広場」⇒「一宮浅間神社」⇒「小瀬スポーツ公園」⇒「道の駅・とよとみ」⇒「道の駅・しらね」⇒「甲府市遊亀公園付属動物園」⇒「甲府城」と次々に各ＣＰを潰していきます。





まずは山梨県笛吹市にある「一宮浅間神社」を参拝。

その他のCPは雨がひどいので、バッジゲットのみでスルーしちゃいました。

甲府市内に入り「舞鶴城（甲府城）」前を通過し、そのまま武田神社に向かうと見せかけて、隣にある「山梨県護国神社」へ。







護国神社の裏手にダムらしきものがあるので行ってみました。





行ってみたら随分と堤高の低いロックフィルダムが出現！？


「竜ヶ池（りゅうがいけ）ダム」、相川土地改良区管理のかんがい用アースダム。堤高 17.0m/堤頂長 382.0m、総貯水量 264,000立方m/有効貯水量 264,000立方m。




一見ロックフィルダム風ですが、アースダムの堤体表面に石を敷き詰めた似非ロックフィルというのが真相のようです。

手前にある建物が相川土地改良区の事務所（ダム管理所？）。その横に取水した水の調節用水門みたいのがありました。





堤体にとって付けたような一体感のない真新しい非常用洪水吐が目立ちますね。





天端は未舗装だが徒歩で通行可能。ダム湖というか池には近づけないよう鉄柵で覆われてました。
事前情報だとダム湖まで下りられてバス釣り（有料）が出来たらしいけど、家に帰ってから調べたら平成２４年８月末日にバス釣りは営業終了したということです。

その後、平成２５年度に改修工事が入ってるから、その時点で柵が付けられ、機能不全状態の洪水吐も新造されたのではと推測されます。




非常に目立つ洪水吐。洪水吐上部にはコンクリ製のフタが付いてるみたいですね。

もっと近くでみようとしたが・・・





立ち入り禁止でした！

辺りに人影はないので入っちゃおうかとも思ったけど、周囲は住宅地でダム上は丸見えなので、不審者として通報されるのもイヤなんで断念。




堤長382mっていうのはダム湖の外周部の長さを指すのかな？

しかしこのダム、ネット上には画像も情報も古いものしかなく、改修後の新しいものが全くと言っていいほど無いんだよなあ・・・

ダム便覧にも未だにバス釣り出来るとか出てるし、かんがい用途では使われてないとかの情報もあるし、新しい洪水吐の画像もアップされてないです。


竜ヶ池ダムのすぐ隣は武田神社です。







護国神社には人は殆どいませんでしたが、こちらは雨にも関わらずちらほらとお参りする人がいました。

自分は大至急可及的速やかに顔の腫れが引くようお祈りしてきました。(^^;





同じ敷地内に戦国武将・武田氏の館跡があり、CP稼ぐにはいい場所です！



武田神社参拝後、ちょっと先にダムＣＰらしきものが２つあるので行ってみました。






まず手前にあったのが昭和池。が池には大正池って表示が？







そして奥にあるのが大正池。



しかしこちらも池には昭和池って案内が！？

どうもハイドラのＣＰ表示、逆さま になってるみたいです。



まあ逆でも誰も気にしないだろうし、実害はないんだけどね！(^^;

どちらの池も以前はアースダムと認識されてたけど、2007年に日本ダム協会のダム便覧が改訂され、現在は堰と判定されてるようです。




これは昭和池の天端。立ち入りが禁止されてました。




昭和池の洪水吐。導入部はやっぱり立ち入り禁止区画なんでよくわからない。

このあたりでまた雨がひどく降り出したので先を急ぎます。

すぐそばの千代田湖に丸山溜池ダムというアースダムもあったが、似たようなダムだし道路上でＣＰ取れたのでパスし昇仙峡方面に向かっていきました。




昇仙峡通過してＣＰゲット！



おまけにミントが出たのでテリトリー化しちゃった。
まあすぐに取られちゃうだろうけど・・・


雨がまた小降りになってきたので昇仙峡の先にある「荒川ダム」に立ち寄り。



ここは６月に来てＣＰもダムカードも回収済なんで説明は省略！


その後、名水CPの「八ヶ岳南麓高原湧水群」へ。

ここで昼食を食べたのだが、腫れあがったせいで口がまともに開かず食うのに難儀する。
頼んだもりそばを無理やり胃に流し込み次の目的地に向かいます。



またまた名水CPの「白州・尾白川」。


山梨県のＣＰ巡りはここまで、ここから長野県に入っていきます。（続く）