ステアリング交換①/③

今回は純正のステアリングから社外のステアリングに交換します。

必要なものは社外ステアリングと車種対応のステアリングボスキットですが、今回使用するステアリングはＮＡＲＤＩクラシック330ｍｍ。

ボスキットはＮＡＲＤＩの日本正規代理店であるFETが扱う専用品で、品番はＦＢ539となっています。

トヨタと書かれていますが問題はありません。

ボスキットの値段ですが約15000円です。

ボスキットの内容です。

ホーンリングがＮＡＲＤＩ用、ＭＯＭＯ用の2種類同梱されていますが、今回はＮＡＲＤＩを装着するためＭＯＭＯ用は使いません。

またホーン配線も2種類同梱されていますが、使うのは白色のカプラーの物だけで黒色の物は使いません。

あとはエアバッグのジャンパー配線が付属します。

付属のボスですが、ＨＡ36Ｓアルトワークスの場合、ボスカバーがちょっと長いので、ひと山カットする必要があります。

切りやすい素材ではないので怪我に十分注意してください。


※カット前に仮装着してどの程度切るかはご自分で判断してください。
正確にはひと山ではちょっと隙間があくため、必要なカットはその半山程度で十分なのかもしれませんが、半山カットは面倒だし、表側から谷の部分を切れるひと山カットにしました。

では準備ができたところでバッテリーのマイナス端子を外します。

初めての方であればエアバッグのコネクタにたどり着くまでに10分以上かかるので特に心配する必要もないのですが、とりあえず10分はこのまま放置しましょう。

※マイナス端子を外す前に、ハンドルロックを解除、またはハンドルロックがかかっていない事を確認してください。

マイナス端子を外す前にハンドルロックをかけてしまうとステアリングが回りませんので以降の作業で効率が悪くなります。

マイナス端子を外して10分経ったら、まずはステアリング下のカバーを外します。

黄〇に一か所ネジが止まっているのでそれを外し、パネルの下側を分離させます。

続いてステアリングを回し、ネジを2か所外してパネルの上側を外します。

ステアリングのパネルを引っ張って分離させます。

このパネルはツメで刺さっているだけなので適当な隙間に指をかけて引っ張ってください。

このパネルはステアリングに挟まっているので完全に外せませんが、それで構いません。

肝心なのは、この隙間です。

ここでようやくホーンパッドやエアバッグモジュールを外すわけですが、外し方はステアリング裏の〇穴3か所からマイナスドライバーを挿し、ツメを押し上げて外す方法になります。


ステアリング交換②/③へ続く。