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silver_catのブログ一覧

2014年03月08日 イイね!

純正SENSUSに外部カメラ映像への道③(スマホ連携編)

久しぶりの更新です。このタイトル、前回更新からかなり経ってしまいましたが、地道に進めておりました。

カメラ配線はまだやっていないのですが、後退時に自動で切り替わるようにするための仕掛けを色々検討しつつ、Sensus のシステムの仕組みを色々と探っているうちに、おおよその回路構造がつかめてきました。奇しくも、iOS in the Car の話題で賑わっているところですが、私の構想の方も夢が膨らみ始めているところです。

前回までの検討で、7インチ液晶ディスプレイ(Infortainment Control Module, ICM) には、TV2コネクタ(茶色)を通じて、テレビ画面とリアビューカメラのビデオ信号がNTSCのコンポジット信号で入力されている事が判明し、小型のカメラモジュールをつないで映るところまでを確認しました。

カメラの切替のために別途ボタンを設けるのではなく、既にあるボタンを活用したいと考えておりました。V60では、後退時でないときにCAMボタンを押すと、フロントのブラインドモニターが出力されたりします。同じようなことをするために、どうしたらよいか検討しておりました。

TVキャンセラーがヒントになります。TVキャンセラーが使用する日本航空電子のコネクタのピンを調べていましたが、ようやくわかってきました。白い線(ピン番号10)が CAN_HI で、紫橙(ピン番号9)が CAN_LO、つまり CAN信号によってシステムの様々な状況やボタンの押下状態が取得できるわけです。TVキャンセラーは、ICMに対して送られるCANのパケットのうち、車速に使用している情報の一部を書き換えて差し替えているというわけです。


オシロスコープで実際にあたってみると、確かにCANの独特の差動通信の波形が見て取れます。


時間軸を伸ばして拡大すると、これは 125kbps の低速 CAN バスであることが判明しました。


信号が取得できたところで、メッセージIDとそれに付随する値がわからなければ話になりません。当然、TVキャンセラーメーカはこの情報を持っているわけで、キャンセラー自体のハードウェアの材料は3kもあれば揃ってしまうのですが、「知っていることに対する対価」という意味では、それなりに妥当性のある価格設定な気もします。

自分がやりたいことについてはこれから色々解析してゆくことになります。海外ではこの辺を調べているサイトもあり、大変参考になります。

もう一つ試してみたかったのが、ICM に接続されているリアビューカメラ配線(茶色, Fakra TV2)の隣にある緑色(Fakra TV1)の同軸ケーブル、これ、テレビモジュールからの映像信号でした。なんとアナログのコンポジット信号が流れているではありませんか。というわけで、もうひとつの夢、スマホ等との連携です。

Sensus のメディア設定をテレビに設定して、iPhone 4S 対応の AVケーブルのビデオ出力を接続したらあっさり映りました。iPhone の Google map を表示するとこんな感じになります。少し文字が小さい気もしますが許容範囲かと。



ルート案内中の画面も悪くない感じです。


YouTube で V40 を検索した結果を iPhone と一緒に。



今回のテストは、映像信号の互換性を試しただけですので、音声はスピーカーから流れてきません。V40 の音声信号は MOST バスというデジタルネットワークを流れているようで、アナログ的な介入が難しくなっています。TVキャンセラーの考え方を借りれば、iPhone とは Bluetooth 接続を行いつつ、ICM にはテレビ画面モードであるという偽装が実現できれば iPhone の音声信号と映像信号を完全に Sensus に取り込むことができそうです。ただ、偽装がうまくいくかはこれからのお楽しみです。ポイントは、コンポジット信号を受け付けるわけですので、iPhone のAVケーブルにかぎらず、アダプタを介せばHDMIだろうがDVIだろうがなんでもござれです。

iPhone の画面/音声出力が取り込めたとして、問題になるのが操作です。もう試された方もいらっしゃるかもしれませんが、iPhone とペアリングした状態で、iPhone のホームボタンを長押しすると、Siri が起動して、天井のマイクを通じて指令することができます。「~(アルバム名)を再生」、とか「~に行きたい」とか言うと、それぞれ音楽のシャッフル再生や、Apple map によるナビゲーションが起動したりします。ステアリングホイールのミュートボタンあたりを長押しして Siri が起動してその画面が中央のディスプレイに表示され・・・なんてことを考えていると K.I.T.T 化への夢がつきません。
Posted at 2014/03/08 12:03:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | Hacking V40 | 日記
2014年02月02日 イイね!

雪国での感想

年明けからもう1月経ってしまいましたが、年末年始、雪国で過ごした主に生活上の感想です。

過ごしたのは主に札幌市内で、少し暖かめ(0°以上になる日が多かった)、雪は多めに降りました。

1.路面状況
幹線道路はだいたいドライになっていました。日陰ではブラックアイスバーンになっている箇所もありました。積雪の多かった翌日は幹線道路にも雪が残っていました。



用意しておいたスタッドレスは中古でしたが、氷上性能は期待していた程度でした。ブレーキ性能はタイヤでほぼ決まってしまうので、V40特有ということではありませんが、ABSは適切に動作するようです。発進加速については、四駆に叶うはずもありませんが、トンッと加速することのあるDCTの出だしは、氷上の上り坂での発進時に空転を引き起こすことが何度かありました。慣れれば問題なさそうですが、慣れないうちはスポーツモードにして事前にシフトアップする、2速発進が有効でした。トラクションコントロールが備わっていると思いますが、主にスピン抑制が目的のようで、発進時のホイールスピンは抑えられないようです。

2.ワイパー
駐車場では、ワイパーを立てて凍りつくのを防ぐのが普通ですが、そこはやはり問題があります。このマンションでは、これだけ積もった雪は、その場ではなく雪払い場まで移動して落とすことになっています。

V40でもサービスポジションにしてワイパーを立てることは可能ですが、雪下ろしはエンジンをかけて暖めながら行うのが普通です。サービスポジションはエンジンをかけた瞬間に動き始めるわけですから、ワイパーが動けるようになるまで、エンジンをかけずに雪を落とさなければならず、「雪払い場」への移動もできません。ワイパーは立てないというのがV40の正解だと思います。スウェーデンの人たちはどうしているのでしょう。

3.パークアシスト・パイロットのソナーセンサー

気温が高い日は雪が溶けて凍りつきます。パークアシスト・パイロットのソナーセンサーにも氷が付着して、時々ご動作していました。ルームミラー裏のセンサ類の窓の氷は温風で融かすことができますが、ボディに付着した氷は削り落とすかあたたまるまで待たなければなりません。ガリガリやっても傷がついてしまいます。

4.融雪剤

東京に帰ってきたときのリアゲートはこんなふうになっていました。北海道の高速道路では融雪剤(塩化カルシウム)を使用してドライ条件にするおかげで、天気の良い日は制限速度100km/hが実現されるわけですが、ボディに大変よろしくないため、下船後すぐに洗い流しました。にもかかわらず、フロントナンバーの金属製メッキ装飾フレームが結構腐食されてしまいました。樹脂パーツのメッキはダメージ受けていませんでした。メッキの品質にもよるかもしれません。

この他、雪払いブラシのヘアラインスクラッチが入ってしまう部分もあったりと、雪国の生活で利用するには、盆栽生活はある程度の割り切りが必要だなと実感しました。(そもそも昔はあまり気にしたことがなかったです)
Posted at 2014/02/02 18:36:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | V40 | 日記
2014年01月01日 イイね!

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

正月休みは大洗発のフェリーで北海道に来ています。概ね快適でしたが途中かなり揺れました(@_@#)



シートヒーターの心地よさと暖房の強さが雪国の車を感じさせます。駐車するとすぐに雪化粧で、ミスティーブルーはまずまずお似合いのようです。



ワイパーを上げにくいところがちょっと残念です。。札幌市内は気温が高く、幹線道路は雪道というよりはシャーベット状で、泥だらけになってしまいました。このような道路ではマッドフラップが活躍します。フラップ内側には特殊な撥水スプレーを施してみましたが、全く付着しないというわけには行かないようです。



今晩は大雪の予報で明日は雪道になるかもしれません。ACCは基本使わないようにしていますが、ちょっと試したところでは、車間を4秒くらいに設定しておくと、雪国運転には十分に緩やかな停車になるようです。

今年もよろしくお願いします。
Posted at 2014/01/01 19:04:50 | コメント(2) | トラックバック(0) | V40 | 日記
2013年11月27日 イイね!

Top Gear

V40、Top Gear に登場していたのですね。シリーズ19の5、4月にBSフジで放送されて録画していたのですが、その時には気づいていませんでした。それもそのはず、フロントマスクさえ登場せず、ほんの一瞬のフロントグリルが出てくるだけです。つい先日、再放送が録画されていたのですが、V40オーナーとなった今は気づくことができました。

後は室内のディスプレイと操作パネルについての文句です。

半分同意できますが、中には頻繁な警告を煩わしく思う人もいるかもしれませんしね。

かつては Peugeot 306 GTI を The best hot hatch と評していたジェレミー、STIGが R-Design あたりを駆る様子を見てみたいものですが、スーパーカー枠には遠く及ばないポジションでしょうから、そうは卸してはくれないのでしょうね。
Posted at 2013/11/28 00:43:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | V40 | 日記
2013年11月20日 イイね!

日経BP「中国傘下でも飲み込まれない理由」

日経ビジネスオンラインにボルボ社長へのインタビュー記事が出ていました。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20131119/256014/

以下は、初めて知った、あるいは気になった点の抜粋です。

・吉利汽車とボルボのオーナーは一緒だが、両社はあくまでの並列の関係
・日本は難しい市場だったが、小型車の「V40」が好調で、販売台数は対前年比で24%成長
・日本は右ハンドルなこともあり、(左ハンドルの)中国からの輸出は考えていない
・吉利汽車とは、小型車のプレミアム分野で部品の共通化を、5年程度の長い期間をかけて進める
・来年には高速道路でのオートパイロット機能を実現する予定
Posted at 2013/11/20 08:16:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | V40 | 日記

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「@hawaiisun 10分差で入れ違ったようです!私はパワーブルーを頂きました」
何シテル?   10/11 18:23
silver_catです。よろしくお願いします。 ピニンファリーナの息のかかった Peugeot のデザインが好きで、106 S16 → 306 Styl...
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