
ようやくその②が書ける日がやってきました。
盆栽オフからサイクリングと一日を過ごして帰宅したところ、海外からの不在票が
キタ━━(゚∀゚)━━!!
以前、純正 Sensus のディスプレイ裏の、リアビューカメラのコネクタ特定まで済んで、ebay で発注かけたところでしたが、思いの外到着に時間がかかっておりました。ドイツ郵便で発送と書いてあったので、1週もしないで受け取れると思っていたのですが、実際にはポーランドの消印が押してあったので、なんとなく状況が飲み込めました。
早速夜間窓口で受領しました。メーターパネルカバーを外して、純正ケーブルにはめてみるとピッタリでした。FAKRA コネクタは嵌合の感触も良い感じです。

サイドビューカメラをミラーに埋め込む際に、非破壊的にできないものかということで、ウェルカムランプのランプハウジング(品番上はレンズ)を以前ポチっておいてありました。米国の
http://www.volvopartswebstore.com から調達しましたが、ここ、大抵の純正パーツは入手できそうです。ディーラー経由と値段比較していませんが、単品で注文できるのでリーズナブルな印象です。


取り外し・取り付け作業については、えむさとさんが盆栽オフで実演されたのが大変参考になりました。横に並んでいるのは、埋込み型の中華カメラで、NTSC出力です。amazon で¥4,000 で手に入れました。
カメラ切り替えはバックに連動させたいわけですが、ネット上に転がっている V60 の回路図を見る限り、ほとんどのスイッチ類は CAN / LIN 化されていて、デコードせずに取り出すのは難しくなっており、V40 も同様と考えられます。そこで、バックランプのヒューズに電流検出回路を噛ませることにしました。グローブボックス下なのでアクセスも都合が良いです。エーモンのフリーヒューズで回路を分断し、シャント抵抗を噛ませて検出回路を埋め込む予定です。カメラや切替回路の12V電源もここからもらいます。
この他にも、例えばボタン操作が拾えないかどうかということで、社外TV○oンセラーが使用しているのと同じコネクタの型番を調査したりしていました。唯一、ヒントとして有効だったのが「JAE」の文字。日本航空電子のカタログから自動車向けコネクタを探したら、ドンピシャのものが見つかりました。品番はMX34016UF1 / M34S75C4F2、RSコンポーネンツで送料込みおよそ¥1,200 です。16ピンのコネクタですが、実際に配線されているのは7本、それぞれにどういう電気信号が流れるのかはこれから解析することになるため、正直これを使うかどうかはまだわかりません。

何はともあれ、肝心のビデオコネクターが届いたわけで、早速ぶった切って、別途用意しておいた秋月のRCAコネクタをハンダ付け、車載のディスプレイに、上記埋込み型中華カメラの信号を投入してみると・・・
なんと、いきなり映りました!!


何が写っているか分かりにくいかもしれませんが、これはスクリーンを撮影しようとしている iPhone を埋め込みカメラで撮影した映像をディスプレイに投影したものを iPhone で撮影したものです (^ ^ゞ
バック用のガイドラインは後退時でなければ表示されません。2枚目の写真は、カメラを取り付け予定位置になんとなく持っていった時の映像です。もう少し前方を見たい気もしますが、後々調整の予定です。夜間ですが僅かな街灯でも鮮明ですね。
最大の懸案だった、ディスプレイのビデオ信号ですが、市販カメラのほとんどが使用するNTSCを直接投入できることがわかり、見通しが明るくなりました。
今後は配線、切替回路の設計・製作の予定です。
Posted at 2013/10/13 04:34:22 | |
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Hacking V40 | 日記