2019年05月09日
卒検不合格→補習→再受験→合格!
2019年4月27日。いよいよ迎えた普通二輪の卒検の日。前日から緊張し、当日もガチガチ。コースはくじ引き。1コースになる。
まず、指導員のデモンストレーションを検定員の助手席で見ながらコースの確認。その後、外周1周慣らしで走行し、降車後に検定スタート。
坂道発進
→クランク※
→スラローム※
→S字
→踏切
→一本橋※
→停車中の車を避けて通過
→急制動
という順番。※は一発で検定中止になる項目。そのほか、同じ場所で4回エンストすると発進不能として検定中止。バランスを崩して右足をついて踏ん張っても検定中止。40km/hからの急制動で制動距離が11mを超えても、タイヤをロックさせても検定中止。もちろん、脱輪大や停止線を超えたりしたら検定中止になるのは普通車と同様。二輪は普通車と違い、検定一発中止になる項目が多いですねΣ('◉⌓◉’)
ガチガチになり、クランクでバランスを崩すも何とか耐えました。その後に迎えたスラローム。ちょっと侵入したラインが練習時と違う。ヤバい…。3つめあたりでカスッという音が聞こえ、「うわっ…終わった…」と思ったら、後方からクラクション。
検「接触したのわかった?」
私「はい…」
検「残念だけど検定中止だね」
私「わかりました」
検「どうする?まだ走る?」
私「どこを走るんですか?」
検「卒検コースの残り」
私「走ります」
その後は特に大きなミスもなく、発着点に。Nに入れて、ウインカー消して、エンジン切る。後方確認をして降車。サイドスタンドを出して、ハンドルを左に切って、終了。
ダメだった原因はやっぱり検定のプレッシャーから緊張して、ガチガチになってしまったこと。元指導員の友人と反省会。二輪はしっかりステップに荷重をかけて、くるぶしの内側と膝でしっかりグリップすること。上半身の力をきちんと抜くこと。これらがまったく出来ていませんでした。
5月8日。補習は一番多く指導してくれた教官。スラロームとクランクを重点的に練習させてくれました。「スラロームでパイロンに触れて検定中止になってるから、スラロームはタイムを意識せず、減点されてもいいからゆっくり行って、パイロンに接触しないようにすることだけ意識すること。卒検は合格させるつもりでいるから、検定中止項目は要注意。あとはしっかりと上半身の力を抜いてね。頑張って!」とアドバイスをもらいました。
正直、その夜もなかなか眠れず、就寝は午前2時でした。YouTubeとニコニコ動画でメンタリストDaigoの緊張に強くなるクラッチのことを学んでいました。
5月9日。起床は午前6時。お風呂を沸かし、朝風呂。ラジオ体操第1と第2をやってから家を出ました。セブンイレブンでパンを2個買いましたが、緊張から1個しか食べられず。あとはカフェオレとアメスピで一服。
受付を済ませ、教室で待機。くじ引きで決まる卒検のコースは今回もコース1。補習もコース1だけやったので少し気が楽になりました。ただ検定員は前回よりも厳しい人。でもデモンストレーションをしてくれる指導員は私が好きな教官の1人。
先に大型二輪の人が卒検スタート。私は軽く走ったり、机を使って腕立て伏せをしたりしながら上半身の力を抜くことに専念しました。そして心の中で「これからやるのは模擬試験。本番は来週」「どうせ今日も緊張して不合格でしょ?もういいわ」とネガティブモードに入り、「あーダルいわぁ」と言っていたら不思議と緊張しなくなりました。
外周の慣らしはステップに荷重、ニーグリップ、くるぶしの内側でのグリップを意識。発着点に戻り、エンジンを切りました。検定員が手を上げ、検定スタート。
まずは周辺の確認。ハンドルを真っ直ぐにし、サイドスタンドを払う。後方確認をして、前輪ブレーキをかけながら跨る。ミラーの確認。キーを捻る。クラッチを切って、セルを回してエンジン始動。ローに入れて、右ウインカーを出す。後方確認をして、発進。直線で40km/h出したらコーナー手前でポンピングブレーキ。
最初は坂道発進。前は苦手意識が強かったけど、補習でかつてないほどスムーズに発進できたので自信がありました。坂道で停止。ローに入れて、リアブレーキをかけて、しっかりと右後ろと左後ろを振り向いて後方確認。スロットルを少し開けて半クラ。そしてリアブレーキを離す。よし!上手くいった。
進路変更して、右折してクランク。前回のようなギクシャクした動きにはならず、パイロンに接触することもなく、通過。よし!
一時停止でもしっかりと左右確認と右後ろの確認を目視で行い、左折してスラローム。とにかく遅くても、減点されてもいいからぶつからないように。接触せずに通過。よし!
左折して赤信号になり、停止。青になったら左右確認。右後ろ左後ろ目視。発進。進路変更してS字に侵入。S字は超簡単だから、油断しないように…。問題なく通過。よし!
右折を2回して、赤信号で停止。左にウインカーを出して左折。すぐに右ウインカーを出して一時停止。しっかり左右確認、右後ろ左後ろを目視して発進。そして踏切。もちろんしっかり左右確認して通過。
左方優先に気をつけながら右折を3回して、一本橋。手前で停止してからしっかりと右後ろ左後ろを目視したのちに発進。問題なく通過。よし!
左折して、進路変更。突き当たりで一度停止して左右確認。見通しが悪いので半クラで少し進んだら再度停止して、左右確認。エンストに注意しながら発進。
進路変更して、道路端に停車中の車をゆっくりと追い越し。しっかりと目視。ストレートに入って40km/hまで出して巡航し、パイロンの間をフロントタイヤが通過したタイミングで急制動。ロックすることも、11mを超えることも、エンストすることもなく停止。素早くローに落とし、右ウインカーを出し、右後ろ左後ろを目視して、発進。よし!
あとは発着点で止まり、ニュートラルに入れてエンジンOFF。右後ろ左後ろを目視して安全を確認後、降車。サイドスタンドを出し、ハンドルを左に切って、降車後の周辺確認を済ませ、検定終了。
検定員からの講評
「大きな減点はなかったね。左折の時に少し膨らんでいるから、ゆっくりと進むようにね。あと、信号のある交差点のところ。右折して侵入して、赤信号だったから停止してから左ウインカーを出していたけど、先に左ウインカーを出してから停止してね。あと、スラロームは遅かったね」
私「スラロームは前回の卒検でパイロンにこすっちゃって検定中止になったので、通過することだけ考えました」
検「なるほどね。たしかに接触したら一発で検定中止になるから、それも一つの作戦だね。公道で走る時にもすごく役に立つから、練習はしてね」
私「わかりました。ありがとうございました!」
検「お疲れ様でした。あとはロビーで結果を待っていてください」
内心、これはいけただろうと思いながらも発表まではドキドキ。
「ただいまより、本日の卒業検定の結果発表をモニターに映します」
・・・
「ある!合格だ!」
メチャクチャ嬉しかったです。一度卒検に落ちているだけに、喜びもひとしおです。
アンケートに答え、免許センターでの追記の手順の説明を受け、卒業証明書を受け取り、教習所を出ました。
一緒に受けていた男性(といっても、あちらは大型二輪ですが)も合格していて、令和での二輪卒業生第1号は私たち(^^)
駐車場に向かって歩いていたら、送迎から戻ってきた一番お世話になった教官から「受かった?」と聞かれ「おかげさまで受かりました!お世話になりました!」と返事できたことがとても嬉しく思います。アンケートで感想を書く欄があったので、もちろんその教官の名前を出し、「特に○○先生には大変お世話になりました」と書いたのは言うまでもありません(*'▽'*)
1回目の卒検は上手くやらなきゃ、合格しなきゃ、そればかり考えていたら緊張してガチガチになって不合格になったので、2回目は真逆でネガティブモード全開でいったら落ち着いて課題をクリアできました。
いよいよライダーデビューも近いです。安全第一で楽しくライディングしたいと思います。
あ!あと明後日から春の交通安全運動が開始になりますね。いつも以上に安全運転を心がけ、捕まらないように気をつけましょう!(๑・̑◡・̑๑)
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Posted at
2019/05/09 14:30:53
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