
情報収集、資料集め、部材調達、配線に対するハウジングの挿入位置などの設計に時間を割けず、面倒臭くなって途中放棄。
時間をかけて、何とかナビ側のハーネスだけ完成しました。
まずは電源線の加工。

YAZAKI 2.3(090)コネクタ シリーズ
ターミナル メス(F) 7114-1171
東海理化電機製作所 2.3 Ⅱ(090)シリーズ
10P ハウジング メス(F) 4G6020-000x
6P ハウジング メス(F) 4F1060-000x
* x←この場所の数字は設変追番です。
ターミナルは東海理化電機製作所が他メーカーを使用する、となっているので矢崎総業製の使用でいいと思います
10Pinハウジングコネクターは、接続ハーネスとして全国チェーンの中古リサイクル店のゴチャ混ぜコンテナで330円で入手。
ハーネス短い、状態が良くない、エレクトロタップが多数
8Pinハウジングコネクターも、10Pinとは微妙な色違いを110円で入手。
それらのコンタクトピンを全て抜いてハウジングのみ再使用しています。
まずは、スバル車用ダイレクトハーネスを加工してトヨタ車用10P+6P+5Pハウジングコネクターに仕立てます。
車両側のカプラーからコンタクトピンを全て抜き、黄色のバッテリーコードの2本のうち、ヒューズ有りのコードもナビ側のハウジングカプラーからコンタクトピンを抜いて二股部から配線をカット、撤去しました。
短くなったこの黄色線に揃えてすべての配線をカット、ハーネスチューブを被せてからトヨタ車用のターミナルを圧着、各カプラーに挿入しました。
完成した電源線

配線保護のハーネスチューブは、車両側の他のハーネスと区別して目立つように、わざと赤色にしてます。
イルミネーション用オレンジ線は、まだコネクターに差し込んでいません。
何でトヨタ車用カプラーに加工するのか。
車両側のコネクターからDC-DCコンバーターのハーネス、さらにそこからナビまでの全てのハーネスを一体化すると、ナビが故障したり、他のメーカーのナビに載せかえしたりした時に、配線の加工が面倒だから。
なので、あえて中継コードのような仕様の意味でトヨタ車用カプラーにしてあります。
何なら、その時には自家用車に使っても良いですし。
配線がスッキリするだろうな~。
AV線の加工(車速、バック、パーキング) 5Pセンサーカプラー

YAZAKI 1.0III(040III)コネクタ シリーズ
ターミナル オス(M) 7114–4231–02
メス(F) 7116–4231–02
5P ハウジング オス(M) 7282-5830
メス(F) 7283-5830
センサー線の加工ですが、このままでは長すぎるのと、中継ハーネスとしてカプラーから先、車両側のカプラーまでのハーネスとしての部材の意味もあり、先端部を40cmほどカット。
ここをトヨタ車用の5pinセンサーカプラーに加工します。
こんな感じでまたもや中継コード仕様です。
40cmのこの先、スバルコネクターの部分には、レンジャーの車両側のカプラーと接続する専用カプラーに仕様変更します。
車両側の変換ハーネス

YAZAKI 2.3Ⅱ(090Ⅱ)コネクタ シリーズ
ターミナル オス(M) 7114–4021
メス(F) 7116–4021
パーキング信号用
1P ハウジング オス(M) 7282–1010
メス(F) 7283–1010
車速、バック信号用
2P ハウジング オス(M) 7282–8824
リバースと車速信号は2pin、サイドブレーキは1pinで加工。
サイドブレーキの配線は、画像のように割り込み配線仕様で加工します。
これは、ウイング開閉作動時の安全対策用ハーネスが車両側コネクターに接続されているので、これに割り込んで接続するためにこのように配線を加工しています。
完成

出来上がりました。
残るは、DC-DCコンバーターの電源ハーネスと、イルミネーション、リバース、サイドブレーキの各信号の24V→12V化に伴う変換回路ユニットの製作とハーネスの長さに対する接続の位置決めや、回路ユニットをカプラー仕様にするのか、ハーネスと一体化するのか等の設計と製作。
これがいちばん面倒臭いです。
さて、どうしましょう。
思考中です。
レンジャー ナビ取り付け 日野 17 新型 配線 加工
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Posted at
2022/06/11 15:20:03