オーデ
ィオスペースにたどり着くために、ダッシュパネルを片っ端から外した結果、こんな状態になります。ここまで外していかないと、ラジオもタコグラフも外せません。
下の写真はナビの仮設置と諸々の調査のために、何回目か外した時の画像です。
で、いちばん最初のドキドキしながら全バラした結果、とんでもない問題が発生します。
本来、納車時のこの車両のタコグラフは、純正ラジオの下に設置されていて、
写真のタコグラフの位置には、もともとはUSBとアクセサリソケット、小物入れが1DINスペースで設置されていました。
で、問題は、左上のメクラカバーで塞がれた場所。
メクラカバーになった部分の情報も画像も出てきません。
普通は、1DINポケットの小物入れになってるようですが、この時点で嫌な予感はしてたんですよ。何でポケットじゃなくて、メクラなのかと。
トラックは、有効スペースがあるなら小物入れにする傾向がありますので、メクラよりも小物入れにするはずなのに、何でわざわざメクラなんだろう?って思っていましたが…。
やはり思った通り、左部分のブラケットを外してみると、ごっついユニットが出てきました。
最初、何のユニットか全く判らず、数か月間悩みました。
この時点で移設する事は考えていましたが、延長ハーネスの為のハウジング(カプラー)とターミナル(端子)の型番調査と入手ができるのか?、使用するワイヤー(電線)の適正な太さの選定、このユニットが何のためのユニットなのか、判らない事にはどうにもなりません。
とりあえず、謎のユニットのことは置いといて、ちまちまと時間をかけてほかの調査をします。
まずは、メーカー出荷オプション指定と思われる12Vのアクセサリーソケット。
24V車に12Vのアクセサリーソケットが装備されてて、しかも出力が10A!、絶対どこかにDC-DCコンバーターがあるはずですが、初期の時点ではそれらしき物体が確認できませんでした。
数か月の独自調査の結果、このユニットがおそらくアクセサリーソケット用のDC-DCコンバーターじゃないかという不確定な結論に。
不確定要素としては、
・使用されているハーネスの本数が多くて、しかも細い…。
・とても10Aも流せる太さではない。
・でも、外すとアクセサリーソケットにも電圧が出ない。
・確か、USBソケットにも電圧が出なかったと思った。
なのに、DC-DCコンバーターと決定した決め手は、車両自体の重要な構成ユニットならばCAN-BUS関係?が絡んでいるはずなので、外すとエラーコードが出るはずですが、外してもエラーも出ないし他に動作不良がない。
1DINスペースにあること自体がメーカーオプション扱いの可能性かかなり高い。
(ユニットのハーネスは車両側の埋め込みのハーネスから分岐しているので、単独オプション扱いではない)
他にも要因はありますが、ひとまずはこのスペースを確保するために、ユニットの移設場所と延長ハーネスを自作します。
ついでの参考画像として、車速センサー信号とリバース信号、パーキング信号のコネクタ画像をアップしておきます。
下の2極が車速センサーとリバース信号で、カプラーの右側が車両側ハーネス、左側がナビハーネスで、画像では白に見えますが、実際はピンクの線が車速、下の紫がリバースです。
上の1極がパーキング信号で、ウイングの操作制限用です
車両側のカプラーの色は両方ともグレーです。
重要です!
タコグラフ以外の車速信号の接続は、このカプラーから取り出してください。
日野に指定されています。
おそらく、タコグラフの車速信号はECUに直結で保護回路が入っておらず、ここから接続した機器の故障やトラブルで、車両本体の制御やECUに重大な支障を起こす場合があると思われるためだと思います。
上記画像の指定されたカプラーから各信号を接続するようにしてください。
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17レンジャー | 日記
Posted at
2023/01/24 22:36:13