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銀プリのブログ一覧

2013年06月23日 イイね!

御報告

一昨日の出来事になりますが、2008年2月23日に遭った交通事故の賠償について、足掛け約5年半もの時間がかかりましたが、地裁にて和解で21日金曜日に終了致しました。


何かと書きたい事は沢山あるのですが・・・とにかく疲れました。

それと共に、いつ終わるか知れない事柄から解放され、少しずつ気が楽になってきてもいます。

この長い時間の間に交通事故に遭わなければ、感じられなかったであろう他人の気持ちを感じ取る能力や、多くの経験等、これらは、失った身体の自由に得られた、神様から与えられた今後の自分の人生の大きな財産だろうと前向きにとらえています。



金額を見ると大きい数字なのかもしれませんが、後遺症が残り人生が大きく変わってもこの程度なのかと、悔しい気持ちではあります。


それでも、弁護士からの視点、私が損保代理店に勤めていて、その損保会社の人身担当の責任者から見ても、一応は勝訴的和解でありました。

三権分立・・・その一つの司法の担い手である裁判官が、判決よりも大きな数字を持ってくるよう保険会社を説得した以上、その額が自分の思う数字よりも低いからと言って、蹴る事など出来なかったのですが・・・人の命に値段を付ける事の重みを、ちょっと言葉には出来ませんが、感じてきました。(人身担当者の苦悩がよくわかりました。サラリーマンだからこそ低い数字しかもってこられない事を)
賠償金は、当事者間の話し合いであって、当事者同士でまとまらない場合に決めてもらうのが裁判所の役割なので当たり前なのですが。


被害者側に立証責任があるのは周知の事実ですが、それは立証さえ出来れば、被害者側の思いのままに裁判は進むのでしょうが、実務では「被害を被害者が立証」する事の難しさを思い知らされました。





私は、私が経験した交通事故の民事訴訟しか知りませんが、TVドラマの様な裁判は刑事訴訟か国が絡むような大きな訴訟でしかありえず、民事訴訟の進行の9割は紙面でのやりとりであり、本人尋問や証人尋問が行われなければ、自分の気持ちや意思を直接言葉で、裁判官に伝える機会は皆無であり、当事者でありながら、でも、何か他人事の様に裁判に関わっていた気持ちがぬぐえません。


みんカラのお友達の多くにはお会いした事があり、また、お会いした際にはいつも皆様からは暖かい声に加えて身体に気をかけて頂き、感謝のしようがないくらい、感謝しておりますm(__)mm(__)mm(__)m
 
                    ありがとうございますm(__)m

交通事故は、起こされても起こしても、何にも得はありません。
どうか、私のお友達の中に、今後この様な辛い思いをされる方が出てこない事を心の底から切に願っております。交通事故のない、楽しいカーライフが送れる社会が来る事を切望します。




最後に、このブログを読まれた方にお願いがあります。どうぞ、「イイね」は付けないで下さい。
遡って少し過去のブログを読まれた揚句、ネタで書いていた事から、5年半の辛かった時代を知らない人に私という人間像が一人歩きされるのは望む所ではありません。人はくぐもった見かたをしますので。と同時に、障害者の認定について詳しくないであろう者が、駐車スペースがどうとか等々・・・散見されるのを、実情を知らない人間が鬼の首を取った如く書いているのを見ていて、私は非常に気分が悪いです。人は、見かけに因らないという事です。。。






今は、とにかく報告と言う事でこのブログはアップしますので、これから少しずつここに整理して加筆していきます。
Posted at 2013/06/23 00:46:23 | コメント(12) | トラックバック(0) | 事故後の経過・裁判 | 日記
2013年04月15日 イイね!

9割5分

本日、地裁に陳述書を提出しました。

早いもので事故に遭ってから、既に5年と2カ月が経過してしまいました。


訴状を提出してから1年弱になります。大体、一月に一度のペースで審理が進み、途中、お盆やお正月
に異動の時期を挟みましたから、通常、民事訴訟の結審まで1年一寸を要しますので、概ね予定通りでしょうか。


やり取りをするに当たって、3年に及ぶ通院記録を調べ、手術でお世話になりました先生にも意見を頂戴し漸く、今日を迎える事が出来ました。
患者を診る事が仕事の先生に手間をかけさせ、その間に他の患者さんの時間を頂いた事に、とても感謝をし、そして、民法で決まっている事とはいえ、被害者が被害を立証する事の大変さと、また、保険会社が賠償をするにあたっての支払いを額を決める立場の難しさを、身を持って知る事が出来たのは、その仕事に携わった者として、これからの自分の人生に大いに役立つ経験になりそうです。
これも、昔から・・・そして、今も交通事故を口実に犯罪に結びつける連中の多さからですから、殆ど国といっても差し支えない自賠責の基準を元に支払うのは、理にかなっているのかな?と、複雑な気持ちになった事が何度もありました。ありがたい事に、私は相手保険会社がどう出るか、元の仕事の人身担当者に問えましたので、幾分、気持ちを楽にさせてもらう事が出来たのは、幸運でした。

担当の裁判官は、口頭弁論・証人尋問をしない旨を弁護士から聞いておりますので、自分の意見を裁判官に伝える機会は(裁判官と言えども公務員、ひと月に裁定を下す数が決まってますので)今日の陳述書だけですから、これが提出した証拠と共に、裁判官にどの様な印象を与える事が出来たのか、これは和解提案あるいは、判決として、次回若しくは、次次回に判断されます。





多くの方に、何故そこまで時間がかかるの?と言われますが、これがお国の仕事なんです。
決められた手順に従い、自分と相手の主張のどちらが正しいかを裁判官に判断してもらうのが裁判です。
不幸にも後遺症が残ってしまったのならば、それを、自賠責事務所に、自分の後遺症がこの程度であると書類だけで伝えなければなりません。しかしながら、人間の身体はロボットではありませんから、明確にここが悪いと書類だけで伝えるのは骨の折れる事であり、また、裁定を下すのがロボットではなく人間でありますから、これも受け手の人間の気持ち一つで、後遺症が認められない事も、ときには、等級が大きく変わる事もありますので、後遺症の等級を決める。これだけでも、やっぱり時間がかかってしまうんですね。


陳述書を書いていて、「事故に遭っていなければ今頃は・・・」と考える時間が多く、利き手の右腕が言う事を利かなくなる事もあり、左手で箸を使うのにどれだけ練習したか等・・・健康を失った悔しい気持ちが溢れ出て来ました。
不思議なもので、失った代わりに、また得られるものがあった事を考えもしました。




一時期は本当に気持ちが沈み、自分が自分で無いと感じる時期もありましたが、本当に沢山の激励と、時に厳しいお言葉を頂戴出来たのは・・・・ちょっと言葉で言い表せないですね。

今日より明日、、明後日は今日より!素晴らしい一日になるよう、日々を大切に過ごさなければなりませんね。
Posted at 2013/04/15 23:06:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 事故後の経過・裁判 | 日記
2013年02月23日 イイね!

5年になりました

今日で、あの忌々しい交通事故から5年目を迎えました。



何故、解決までそんなに時間がかかるの?と、よく聞かれますが後遺症の認定は自賠責(国)ですし、手術まで受けたとなると書類の量は膨大になりますので、それらをチェックし、後遺障害認定を受け、なおかつ訴訟までとなると時間がかかるのという事を、前職だったとはいえ、実務になると大変だと言う事を身を持って知らされています。


被害の立証は被害者側に立証責任がある以上、被害の立証を証明するのはそれだけ難しく、被害者とはいえ十分な賠償を得られず、多くの人が泣き寝入りしているのが実情だというのは、本当ですね。




交通事故は、起こしても、起こされても得な事は一銭もありません。

賠償金や慰謝料を「貰う」という表現を多々見かけますが、正確には取り返しているに過ぎず、貰うという表現をなされている方は、意識が低い様に感じます。


僕は5年棒に振ってます。時に厳しい言葉を貰いながらも、沢山の方に支えられ、漸く気力が戻ってきました。



せめて、お友達には不幸な目に遭って欲しくないと、切に願っております。
Posted at 2013/02/23 23:12:53 | コメント(6) | トラックバック(0) | 事故後の経過・裁判 | 日記
2011年09月07日 イイね!

やっと出港

やっと出港障害等級確定してから半年が過ぎようとしていますが、漸く請求書が出来上がりました

後は、これを相手が飲めば一件落着ですがどうなるのか。。。

思いの外既払い金が多くて、差っ引くと請求額をいくら膨らませても案外手取りが少なくなるんですね。
過失割合が事故時点で100:0確定。治療費が相手持ちなら第三者行為を使って、国保で治療して立て替えていた方が賢いかもしれません。後に国保が保険会社に7割請求するとして、3割負担分を既払金に出来るのか、今一つ理解も出てきないのは勉強です。



弁護士事務所のHPに「後遺障害・・級で、・・万から・・万へ慰謝料アップ」なんて書いてますが、そう簡単に行かない世界だと身をもって知らされてます。

地裁も交通部があるか否かで、また、証拠、証言や結局の所裁判官の心証如何で判決が変わる様なので、赤本・青本に書いてあるからといって、杓子定規に実現出来るわけではないようです。


今思うと、研修でこんな事は教えて貰わなかったし、教える必要もないのかもしれませんが損保の世界は深いです。医師の診断書の重みを感じました・・・
Posted at 2011/09/07 18:01:07 | コメント(8) | トラックバック(0) | 事故後の経過・裁判 | 日記
2011年05月05日 イイね!

やっと出ました

3月に、自賠責に異議申し立てをしていた後遺障害等級の結果が来ていました。

結果は、当然の如く繰り上がりました。

ある意味当たり前の結果なのですが嬉しいやら悔しいやら、それだけ重い後遺障が残ったんだな、と言った実感やらで、少し複雑な気分です。

でも、何にせよ、等級が上がったという事は、裁判での結果も大きく変わってきます。

妥当なんて言葉は、人間の身体には相応しくないかもしれませんが、この等級以上は望めないか、これで妥当なのか、近々弁護士と打ち合わせしようと思います。

いよいよ、これから訴状の作成、裁判と流れていきます。


僕も、東北の方に負けじと裁判を闘おうと思います!
Posted at 2011/05/05 23:44:25 | コメント(13) | トラックバック(0) | 事故後の経過・裁判 | 日記

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V35に4年半乗りました。買い替えを決めてからFUGA・IS、そしてV36と、散々悩み2007年2月6日にV36を契約しました。 3月29日、名古屋に出張...
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